人材紹介会社の介在価値とは?面接アドバイス編
皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
最近、弊社の取引先の企業より応募者の方に魅力づけするために面接アドバイスをさせて欲しいとの相談を頂くことが何回かございました。もちろん、エントリーしている企業の方が直接、面接アドバイスをしてくれるということは求職者にとってもとてもありがたい話だと思いますので快く対応させて頂いております。
一方で企業の方が面接アドバイスをしていただくとなると転職エージェントとして貢献できることは何なのだろうか、と考える機会にもなりました。
そこで今回はこの企業が行う面接アドバイスということから転職エージェントの介在価値について考えていきたいと思います。
企業が面接アドバイスをするということ
まず最初に企業が面接アドバイスをするということについて見ていきます。通常、面接アドバイスと言えば人材業界では転職エージェントが求職者に対して行うことを意味します。具体的には面接を受けるにあたっての志望動機や転職理由、キャリアの強みなど面接で聞かれることが多い内容について、それぞれの求職者の状況に合わせてアドバイスをしていきます。その際には当然、応募する各企業の特徴に合わせてより具体的に行う場合もあります。
その面接アドバイスを転職エージェントに代わって企業が直接行うとなると求職者にとっては以下のようなメリットが出てきます。
以上のように企業の方が面接アドバイスを行うことは、応募者にとってはとても大きなメリットがあると言えます。
それではこの部分における転職エージェントの介在価値は無いのでしょうか?その点について次に見ていきたいと思います。
面接アドバイスの重要性について
以前、私は面接アドバイスの重要性について転職エージェントの立場からまとめたことがございます。詳細は下記をご覧ください。
そこでは、「自覚していない強みを自覚すること」と「強みを表現すること」の二つが重要とし、弊社の面接アドバイスとして以下のようなサービスを提供していることをお伝えさせて頂きました。
今回のケースで言えばこの「情報提供」の部分については企業の方の面接アドバイスによって代替されますが、「キャリアの棚卸し」の部分における強みの整理やアピールの仕方などについては企業の面接アドバイスでは代替されない部分だと言えます。また、模擬面接などを通して実践に近い形でアピールができるようにすることも大事な観点です。
その意味で、これらの部分にこそ転職エージェントが行う面接アドバイスの価値があるのではないかと思います。
弊社、カタリストエージェントでは
多くの人にとって、転職活動における面接は数年に1回のこと、あるいは全く初めてという人もいます。弊社ではその点を考慮し、面接アドバイスでは、求職者自身の「強みの把握と整理」及びその「アピールの仕方」について、特に重視をしております。
一般的に知っている(=自覚している)こととそれを面接の場面で表現できることは全く違い、その間には大きなギャップがあります。
弊社ではその点を踏まえて実際に強みなどを表現ができるようになるまで徹底的に応募者に寄り添ってサポートをさせて頂きます。過去には5回の面接ロープレを実施し、かつ緊張するので面接当日の30分前にもお願いしたい、と言われたケースなどもありました。
このように実際の面接の場面で求職者自身が強みをリアルに表現できるまで寄り添うことで面接を有意義な場にしていくことが転職エージェントの介在価値の一つではないかと思います。
今回は企業が行う面接アドバイスという観点から転職エージェントの介在価値について見てきました。いずれにしても今回ご案内したような取引先があるというのは弊社としてもとてもありがたいことですし、これからもパートナーとして採用の成功に向けて引き続き、尽力していきたいと思います。
転職・採用に関する相談はお気軽に弊社までお問い合わせください。
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