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大人へ絵本memo ~旅立ちよ 見送る自分も 世界が変わる~

お借りした写真は 落ちる前のぎんなんです。
宮沢賢治さんが想うに
この子達は 旅立ち前で ドキドキしているそうですよ。


いくら仕事をしても慣れないことがあります。

それは





😭

入ったときから一緒に働いてきた

社員さんが

店舗を移動します。


この人がいるからお店が楽しい。

いつも一生懸命な方☆彡


お店には 人のオーラで彩られた カラーが出ますね。

うちのお店には社員バイト含め30人ほどが在籍していて
1日の出勤で会うのは10人前後。

それぞれの頭上に輝く色を集めると カラフルな方だと思います。

そこに

彼女がいる日は

ぱっと

優しさカラーが満ちる。


イエローブラウン系が似合う姿

心の中(オーラ)はいつもパステル

みたいな方。


なんとお礼をしよう

飲み会もランチも出来ない今

感謝の時間も短めになるのかな。


それなら たっぷり
お手紙書いちゃおう。

私が入社した日から、色んな事をたくさん教えてくれた人。先輩と言う意識を植え付けないで、困っているといつも飛んできてくれる人。面白いインカムを飛ばして(天然なんですけれど)ククってみんなを笑わせてくれるムードメーカー。大らか。

そして何より

困っても 困らない。

自分にも大らかな人。

それって なかなか出来ない。

私だったら1日落ち込んじゃったり
周りの手前 落ち込んで見せようと頑張るところを

協力してくれてありがとうございます!
って笑顔で言える人。

見習うことがいっぱいある。

手紙の下書きみたいになっちゃった☺


大好きな人。

考えただけで

泣いちゃうな。


こっちのお店は
静かになっちゃうよ。

あ~さみち

絵本を渡して
寂しさを埋めようかな。


こんなのはどうだろう。


飛び立つ人への手紙の代わり

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『ちいさないぬ 』
デサンカ・マキシモヴィッチ (著) ユゼフ・ウィルコン
 1983年 フレーベル館

仔犬は幸せだったのに 何故か自分から旅立ちを告げ
どこから来たのかも知らない自分を 自らどこかへ連れて行く。
仲間の役に立ち 助け そしてまたどこかに行く・・・


※移動していく彼女はこの仔犬さんみたい。
ずっとこのお店にいると思っていました。
可愛い子犬のように愛着のある場所をずっと離れないと思われていた彼女。

彼女の
うちに秘めた
勇気を感じた


飛び立つ勇気に大切なのは仲間の眼差し

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『いちょうの実 』
宮沢 賢治 (著) 及川 賢治 (イラスト)
 2008年 ミキハウス


銀杏の実が旅立つ朝のお話し。
聴き慣れない宮沢賢治の言葉使いを絵本は易しく表現してくれる。
(及川 賢治さんの イラストで 身近になるよ 賢治さん)

「落ちる途中で目めがまわらないだろうか」
「ぼく、水とうに水をつめておくんだった」
「わたしこまってしまうわ、おっかさんにもらった新しい外套が見みえないんですもの」
「はやくおさがしなさいよ。どのえだにおいたの」
「わすれてしまったわ」

それぞれの不安がある。
慰め合いながら、慈しみ合いながら、旅立ちまでの会話を紡ぐ。

※この絵本なら
彼女が新しい場所で始まる希望や不安を代弁するかもしれない。
そして
旅立ちは彼女だけのものじゃないと知らせられる。

お店に残る私達は決して
ここに出てくるお母さん(銀杏の木)ではなくて
銀杏の実の一粒ずつだ

私達もまた
彼女のいない新しい店での冒険を始める。

彼女がしてくれていたことを引き継いで
想いを伝えていくんだ。

彼女がいなくて不安な場面に出会っても
彼女のように笑顔でいよう。

彼女らしさを

引き継いでいこう。



別世界

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『うさぎのくにへ』
 ジビュレ・フォン・オルファース(作)秦 理絵子(訳)
2003年 平凡社

双子ちゃんがうさぎの国へ連れて行かれる?お話しです。

うさぎの子ども達も違う場所から来た生き物に新しい発見をしたようです。


※新しい場所で温かく迎え入れられますように。


美しい旅立ちに

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『ちょうちょのくに』
ジビュレ・フォン・オルファース(作) 秦 理絵子(訳)
2004年  平凡社

旅立ちは美しく

花から花へ飛び移る チョウチョの
成長から旅立ちまで

あ~

旅立ちって美しい。


うん

これがいい。

彼女にぴったり。


この絵本に決めよう。

手紙と共に。

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