見出し画像

「ママになっても、キャリアの選択肢を狭めたくない」キャスターで実現できた“家庭も仕事も”大切にする働き方

家庭の時間は大切にしつつ、仕事だって頑張りたい。

けれども、家事や育児を優先して一時的にキャリアをゆるめる選択をした人、頑張って両立しようと常に時間に追われてしまっている人は少なくないのではないでしょうか。

クライアントの人事労務業務をサポートする「CASTER BIZ HR」でリーダーとして窓口業務を担当する小関さんも、そんな悩みを抱えたことがある一人です。2人の子どもを持つ小関さんは今後のキャリアに悩みながらも、キャスター入社3ヶ月後にはリーダーを任されるまでに。

そんな小関さんに、どのようにキャスターで働いているのか聞きました。


ブライダルの現場で感じた、「仕事のやりがい」と「働き続ける難しさ」

——キャスターに入社する前の経歴を教えてください。

新卒でブライダル会社に入社し、ウェディングプランナーとして働いていました。お客様との打ち合わせをはじめ、当日のエスコートや結婚式の運営業務全般を行っていました。

この業界に入るのは中学生の頃からの夢だったんです。今まで出会った、新郎新婦の人生のキーパーソンとも言える大切な人たちが一つの場所に集まり、お祝いされながら新郎新婦の二人が感謝という"思い"を伝える「結婚式」という場にとにかく感動しまして。

人生の三大行事は「誕生・結婚・葬儀」と言われていますが、その中で本人の記憶に唯一残るのが結婚式。そんな大切な場面をサポートしたいと、ブライダル業界一本に絞って就職活動をしたほどです。

画像3

▲ウェディングプランナーとして働いていた頃

入社後は念願だったプランナー業務を3年間経験しました。その後は社内異動で人事部門に移り、6年ほど人事労務の仕事をしておりました。

——結婚式の場に思い入れがあった中、人事部門への異動は想定外だったのではないでしょうか?

結婚式という特別な日に携われる仕事がすごく好きだったので、当時は本当にショックでしたね。最初は「どうにか異動の話を白紙にしてもらえないか」と上司に掛け合いました。

ただ、上司は職場内での私のふとした言葉から「小関は人事の仕事が向いているのでは」と思ってくれていたそうなんです。

——その経緯が気になります。どんな言葉だったのでしょうか?

ブライダルの現場はやりがいが大きく、熱い想いを持って働く人がたくさんいます。ただ一方で、休みが取りづらかったり体力が持たなかったりと、会社に求められる働き方ができずに辞めてしまう人も多くて。

一緒に志を持って働く大好きな仲間がいなくなるのは悲しくて「どうにかならないか」と疑問を口にしたことがあったんです。

——仕事のやりがいを感じる反面、業界特有の働き方に問題意識を持っていたんですね。

人事のポジションなら、一人ひとりの勤務状況を見て、負荷がかかっていそうな社員のケアや支援ができる。そのように上司から聞き「現場で働く仲間が少しでも働きやすい環境を作れたら」と思い、また、人事の経験は今後の自分のキャリアにもつながるだろうと、異動を受け入れることにしたんです。

最初は覚えることがたくさんあって大変でしたが、「もっと知識を身につけたい」「来年はもっとスムーズにこなせるようになりたい」と夢中で取り組むうちに、気づけば6年も経っていました。

人事として働く中で、私なりに貢献できたと感じた部分もあります。異動当初、部署内は中途入社であまり現場と関わりがない社員の方ばかりでした。そこで「人事と現場の橋渡し役になれたら」と思い、私が現場に顔を出すようにして、お休みが取れていない人や残業が多い人に直接声かけなどを行ってきました。社員の話を聞きながら、現場の問題を明確にして改善できるように心がけました。


柔軟な働き方とイキイキと働く社員に惹かれ、キャスターへ入社

——人事の仕事にもやりがいを見出していた中、転職を考えた経緯は?

自分から会社を離れたいとは思っていませんでしたが、2人目の妊娠中にコロナの影響で会社が業績不振に陥り、退職する運びとなってしまったんです。

ただ、それが直接のきっかけではあるものの、今後の働き方に悩んでいて環境を変えたいとも思っていました。というのも、1人目を出産してママとして職場に復帰したときに「キャリアの選択肢が少ない」と感じたからです。

前職では、ワーキングマザーは時短でできる範囲の限られた仕事をこなすか、子どもを遅い時間まで預けて残業するかの二択しか選べませんでした。家庭はもちろん大切にしたいですが、一方で自分のキャリアも広げていきたいと考えていたので、私がここで働き続けるのは難しいかもしれないと思っていたんです。

——家庭も仕事もどちらも大切にしたいと考えていたんですね。

そうですね。そこで、当時は3つの軸で転職先を探していました。1つ目は、今までの人事経験を活かせること。2つ目は、自己成長にもつながるキャリアを積める環境であることです。

そして3つ目は、フルリモートの働き方ができること。コロナ禍で在宅勤務が普及しはじめたのを目にして「私も通勤時間がなくなれば、もっと時間を有効に使えるのではないか」と思いました。転職サイトでキャスターを見かけたのはちょうどその頃でしたね。

——キャスターに入社した決め手を教えてください。

やはり「フルリモートで働ける環境」であることが大きかったです。人事労務関係の求人だと在宅可能な案件は少なかったので、本当に出会えて良かったですね。

また、キャスターで働く社員の方々にも惹かれました。会社に興味を持ち、社員の方のSNSやnoteでの発信もチェックするようになったのですが、皆さん理想の働き方を叶えつつ前向きに仕事に取り組んでいらっしゃって、とにかくキラキラして見えたんです。

「誰と一緒に働くか」も、仕事をする上でとても大切ですよね。こんな人たちと一緒に働きたいと入社を決意しました。

「フルリモート」でも、人との関わりを密に感じながら働ける

——小関さんが現在担当されている業務内容を教えてください。

「CASTER BIZ HR」のユニットリーダーとして、主にクライアントとの窓口や実務を担当するチームメンバーの取りまとめを行っています。

入退社手続きから、給与計算、勤怠管理に至るまで労務業務の一連をサポートするのが主な役割です。また、クライアントのDX化に向けて、新しいシステムの導入などのプロセスを組み立てる場面もあります。

——入社前に不安に感じていたことはありましたか?

フルリモートゆえに「リアルで人と会えないさみしさを感じないか」という点は懸念していました。今までお客様や一緒に働くメンバーとの関わりを大事に仕事をしてきたので、そういったつながりが持てないのではないだろうかと。

でも、入社してみたら、リアルで会えないことに全く不満を覚えないくらい、密なコミュニケーションが取れていると感じます。Web会議では顔を見て話せたり、チャットの中でふと冗談を言い合ったり、オフラインと同じぐらい親しみのある関係性を築けていますね。

スクリーンショット (177)

▲クライアントの給与計算が終了した連絡が来たときの社内のやり取り

ただ、全てをオンラインで完結させるため、最新のツールやシステムに慣れる必要がある点は大変でした。今までは、年末調整も紙で処理することが多かったんです。

けれども、業務上のサポートは非常に手厚く、その不安も早々に解消できました。定期ミーティングの場で都度質問できますし、他のクライアントの運用方法を見せてもらって勉強することもあります。困ったときは、周りの方がいつも的確にアドバイスをくれるので助かっています。

——入社後、時間の使い方や生活に変化はありましたか?

通勤時間がなくなり、出勤前と退勤後の時間を有効に使えるようになりました。クライアントの一歩先を進んで寄り添えるよう、導入を進めている労務管理システムの使い方を勉強したり、疲れたときにはコーヒーを淹れてリフレッシュしたり。また退勤後も、明日のタスク整理や家事に充てる時間ができたんです。

夫は仕事が忙しく、以前は夫婦ふたりとも時間に追われて日常の最低限のことをするので精一杯。それが余裕を持てる生活になったことで、家事にも手が回るようになりましたし、仕事にも落ち着いて向き合えるようになったと思います。

保育園の送り迎えの際などに、子どもたちに「遅れちゃうよ!早くして!」と準備を急かす場面もかなり減りました(笑)。平日もしっかりと家族と向き合える時間が増えたのがうれしいですね。

自分自身のキャリアを広げ、クライアントにも一緒に働くメンバーにも貢献したい

画像2

——転職活動の際には、「家庭も仕事も大切にしたい」とお話しされていました。ご自身のキャリアの観点から、キャスターで働くことに対してどう感じていますか?

「キャスターなら、しっかりとキャリアを積める」と感じています。手を挙げれば新しい仕事をどんどん任せてもらえますし、自分が成長するためにどうすれば良いかと相談にも親身になって答えてもらえます。今は毎日がすごく充実していますね。

もちろん、仕事そのもののやりがいも大きいです。企業によって就業規則が異なり、労務管理上の課題もさまざま。また、クライアントの中には労務の経験がない担当者もいるので、こちらが先方の現状を把握して積極的に業務を進めていく必要もあります。

難しいですがその分「相談して良かったです」と言っていただけるのがうれしいですね。現在、担当しているベンチャー企業でも、新しいシステム導入にあたり、誰よりも先方の就業規則に詳しくなり、今では業務を一任してもらっています。

——最後に、今後の目標を教えてください!

直近では、労務管理に課題を抱えるクライアントのパートナーとして、さらに労務の知識を高めていくことですね。そして将来的には、マネージャーのポジションにも挑戦できればと思っています。

クライアントだけでなく、キャスターで実際に仕事をしている社員にとっても、より働きがいのある場所を作っていきたいんです。

そう思うのも、キャスターで一緒に働く人たちが本当に好きだから。毎日の業務でも、チームとして一つの目標に向かって頑張っていく楽しさがあります。良い出会いに恵まれたなと感謝しているので、私自身も会社全体により貢献していきたい気持ちが強まりました。

引き続きクライアントに貢献しつつ、キャスターで働く仲間がもっと幸せになれるように私自身も成長していきたいと思います!



CASTER BIZ HRでは、クライアントの人事労務サポートを担う人事労務スタッフを募集しています。また、そのほかのポジションでも一緒に働くメンバーを募集中です。

キャスターでのお仕事に興味のある方は、こちらへ!

また、職種を限定せずにキャスターに応募したい方、どの職種が自分に合っているか迷われる方はキャリア登録をぜひご利用ください。ご関心にあった募集ポジションの新着情報や、採用イベントの案内をお送りします。


「Caster Magazine これからの働き方を考えよう」では、メンバーの働き方やキャリアをはじめとしたコンテンツを発信しています。
皆さんがこれからの働き方を立ち止まって考えるきっかけとなるような、様々なコンテンツを順次公開していく予定です。ぜひフォローいただけるとうれしいです。


この記事が参加している募集

社員紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?