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カウンセリングは心の深呼吸

昨日残業についての記事を書いてみたのだが、なんと今日さっそく2時間も残業をしてしまった。かなり疲れ果ててしまい、空腹なのに食事をする気力もない。これは大変におそろしいことである。

そうして私は、どうしようもなくなって、会社で配られた「カウンセリング電話相談」とかいう紙に書いてあった番号に電話をした。「慣れてる人には大したことはないかもしれないけれど、残業がすごくつらかった。仕事でミスもした。急に仕事が増えて、しんどいんです。」私は言った。やりたいことと違う職種であることも言った。カウンセラーの人は、「ぼちぼち、焦らず、ということを忘れないで。自分の夢は心に灯したままでいて」といった。他にもいろいろ言われたがあまり覚えていない。


実はこのカウンセリング相談をしたのは働き出してから初めてではない。

GW明けに絶望的に仕事に行きたくなかったときもかけてしまった。そして、実は大学生のときも、大学院生のときも、大学の学生用のカウンセリングルームによく行っていた。なんとなく気持ちを整理するため、自分の立ち位置をたしかめるために行く、というのが自分にとって負担ではなかったのだと思う。

問題そのものは解決しないけど、心のもちかた、からまった糸のような感情のほどきかたを少し知れるのが、私にとってのカウンセリングという場である。

友人や家族には気を使って話せないことも話せることがあったし、何より自分の心や自分が歩いてきた、過ごしてきた時間にフォーカスできることがよかった。少し歩くのをやめて、地図を見て、空を見て、深呼吸をする、景色を眺めてみたり、これからどんなルートでまた進むか考えられる時間。

今日も何も解決してないけど、なんとか明日も生きられそうだと思う。そして、とりあえず、明日は絶対定時で帰るぞ、と心に決めた。


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