Q264:不動産投資と出口戦略 王道の売却タイミング 5年目
毎週火・金曜日は「ひとくちQ&A」の日です。
不動産投資を進める上で基本的な事柄をショートでお伝えしています
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A:色々ととりとめのない話が多い出口戦略。ここでは新築の物件を建てたケースを想定して王道の売却タイミングをお伝えしていきます。
◆5年目 できるだけ税金を小さくして売却する
個人で不動産を持っている場合に限りますが、譲渡所得税率の変わり目が5年目というタイミングで変わります。ざっと言うと5年以内に売るか、5年以上で売るかで売却益に対する税率が倍近く変わるため影響が大きくなると言えます。
5年以内の場合は短期譲渡所得税となり税率が39.63%
5年以上だと長期譲渡所得税とねり税率は20.315%
つまり5年以内に売ると税金が高くなるというわけです。
ちなみにここで言う5年というのは
購入してから1月1日を何回超えたか
(元旦起算)となるので注意が必要です
譲渡所得
= 売却金額 - (取得費+譲渡費用)
取得費とは不動産の購入にかかった費用
不動産購入価格
登録免許税
不動産取得税
収入印紙
仲介手数料
設備費など
譲渡費用は不動産の売るのにかかった費用
仲介手数料・登記費用・収入印紙など
税額
= 譲渡所得 × 譲渡所得税率
で決まります
不動産の単金の売買はバブルの元
だから基本は長期保有が優遇されがち
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