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やる気が出ない....そして介護の問題

日常生活に於いて避けて通れないことは多々ある。
大きな問題はまた違ったモチベーションが出るだろうが、
日常の何気ない、ルーチンワークともいっていい事柄は
「あぁ面倒くさい」と後回しにしてしまう。
些少な例で申し訳ないが、僕の場合だと、猫、犬の
おしっこ、うんちの片付け(ペットシートを交換)とか
月に何回かの洗車とか、出勤前のあれこれとかだが、
僕は心の中でこう言うようにしている。

“粛々とやる”

その行為に対して、思いとか感情とか一切交えない。
ただ粛々とやっていれば、ちゃんと出来るのだ。
ぜひ皆さんも「粛々とやる」を励行してみてください。

入院中の88歳の母が今月末にも退院する運びとなった。
これまでは胆石(というか胆管)の処置等で
何度か入院したが、その入院中に転んで腰を痛め、
それで入院が3ヶ月となり、その間に、かなり体が
弱ってしまった。
介護認定してもらったら、要支援2とのことだった。
で、退院に向けて、今日もケアマネさんや介護用品の
担当者の方たちとカンファレンスを行ったのだが、
家に手すりをつけたり、段差をなくしたり、
夜中用に、部屋にポータブルトイレを設置したりと
あれこれとやることがある。

僕は3兄弟の末っ子で姉が2人いて、これまでは種々のことを
姉たちに頼ってきたが、姉は共に、こども園の園長を
やっており、毎日が本当に多忙なので、「これからはあんた(僕)が
中心になってやりなさい」と姉たちに諌められた。
という訳で、こういうことも粛々とやっていこうと思っているが、
ポータブルトイレの中身を便器に捨てることだけは
出来ないと姉にお願いした。
僕の知り合いには看護師もいれば、介護職の人もいるが、
「シモの世話」は慣れればなんてことないと、皆がいう。
僕ら素人からすれば、下の世話が一番大変なのではと
考えてしまうが、意外にそうでもないらしい。

上記した犬猫のうんちの世話も、考えてみれば、以前は
イヤだったもんな。今でもなんともないが。

という訳で、これまで見て見ぬふりをしてきた「介護」ということに
これから対峙してゆくことになる。
果たして、どこまで「粛々と」やれるだろうか。

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