【Carstay創業メンバー取材Vol.5】顧問 野瀬勇一郎が人生を賭けてキャンピングカー市場に挑戦する理由
Carstay公式マガジン第5弾は、顧問の野瀬(@yuichironose)のインタビューです。
キャンピングカー業界に長年携わってきた野瀬が、スタートアップの世界へ飛び込んだ理由や、Carstayに参画した経緯を語りますので、ご興味ある方はぜひお読みください*
顧問 野瀬の経歴
現在のCarstayでの業務内容について教えて下さい!
私は顧問として、Salesチームに所属し、CarstayのMaaSプラットフォーム拡大に向けた、営業活動全般を支援しています。
キャンピングカーや車中泊スポットをご利用いただくお客様、キャンピングカーを保有するオーナー様、車中泊スポットを管理する施設管理者様にCarstayの魅力を伝える活動を行っています。
また、Carstayにご協力頂ける大企業や自治体様への営業活動を通じて、信頼関係を構築し、パートナーシップを締結することを進めています。
さらに、私自身もキャンピングカーオーナーなので、Carstayのホルダーとして、愛車の「Sunliving」をシェアリングしています。実際に、ユーザーと接する機会を作ることで学ぶことは多いですね。
また、CEO宮下からの相談を受け、Carstay株式会社の株主にもなっています。キャンピングカーと株式の購入を通じて、身銭を切ることでリスクを取っているので、その分真剣に事業に取り組める環境を自らつくりました。
Carstayとの出会いは何がキッカケでしたか?
私が2020年2月に起業したタイミングで、CEO宮下より、「バンシェルター(VAN SHELTER)」というキャンピングカーを通じた医療支援プロジェクトを一緒に立ち上げないか?と相談をもらったのがキッカケです。
30年前、私は南米で猿の研究をしていました。アマゾンの森林地帯をフィールドワークのキャンプ地にして学生時代の半分を過ごしていた時、コロンビアで土砂崩れが発生し、避難所で過ごし、現地の人に助けてもらった経験があります。その出来事以降、逆に誰かが困っていたら、私が力になりたいという気持ちで、被災地支援の活動に参加するようになったんです。
そして、前職でプロデューサーをしていた時、2011年から7年間、国内最大のキャンピングカー展示会「ジャパンキャンピングカーショー」のイベント責任者を務めていました。そこで、キャンピングカーが娯楽のみならず、防災にも役に立つはずだと業界全体が考えている中で、一昨年コロナの危機に。私も何か出来ることはないか?と考えたいた時に、声をかけてもらい、すぐにプロジェクトに賛同、一緒に立ち上げることとなりました。
実際にCarstayと仕事をしてみてどうでしたか?
率直に、CarstayのMaaSプラットフォームには無限大の可能性があるということを感じました。これまで、災害時にキャンピングカー会社が個社支援することはあっても、まとまった台数を確保して貸し出す仕組みがなかったので、なかなか社会貢献のインパクトを出せなかった業界課題がありました。
そのため、レンタカー会社のみならず、個人オーナーが参画できるシェアリングの仕組みでこの課題を解決できるのは凄いことだと思いましたね。それも、スタートアップという小さな会社が、業界を背負って1番最初に動くという姿勢も素晴らしかった。お陰さまで、数多くのご支援もいただき、約半年間で60台の車両を医療機関さまへを貸し出すことが出来ました。
また、広報力が強い会社だと感じました。バンシェルターの取り組みも、数多くのテレビ・新聞・メディアに大々的に掲載されました。特に「ガイアの夜明け」で取り上げていただいたことで、医療従事者さまのリアルな声を聞くことができ、役に立てたことを実感できたのはとても嬉しかったですね。
その後、どのような経緯でCarstayに参画を?
バンシェルターを通じて、この価値あるMaaSプラットフォームを大きくしていきたいという想いが強くなりました。正直、もともと私が起業した際のビジネスプランの1つが、このプラットフォームビジネスだったのですが、Carstayのスピードには追いつけないなと。
そこで、一緒に同士として業界の最前線に立ちたいと考えていたところ、同じタイミングでCEO宮下から依頼をもらい、2021年3月に正式に参画することになりました。ちょうど1年前ですね。
また、Carstayのリピート利用者として、実際にキャンピングカーをカーシェアしていたことが大きかったです。もともと私は2014年からキャンピングカーを所有して買い替えてきたのですが、毎年そんなに乗らないにも関わらず維持費がかかるので、これはもう使いたい時に借りた方が良いなと思い。
そこで、Carstayは無数の種類の車両に乗ることができることや、実際にホルダーと交流できるのが楽しくて、個人的にも大変気に入ってたのが大きかったですね。もっと、このサービスを大きくしたいと思い参画しました。
スタートアップに飛び込まれていかがでしたか?
"ここまで自分でやるんだ"という気持ちが大きかったです。52歳から0からの挑戦です。適宜、アンラーニングしながら、新しいことを積極的に学び、取り入れ、逆に私がこの場でどのように経験をもとにバリューを発揮できるか?を考えるようになりましたね。
また、もう部長になって10年経つ世代なので(笑)、若い20代メンバーと一緒に仕事できるのはとても新鮮でした。若返ったような感覚ですね。
あとは、Carstayのミッション"Stay Anywhere, Anytime."を体現するリモートワーク制度も充実しているのも良いと思いました。特に、私は全国各地へ足を動かしながら、現場を大事にしながら営業活動をしたいと考えているので、まさに自由な働き方を実践しているのはマッチしていると感じます。
一方で、挑戦し成果を出し続けられないと潰れてしまうのがスタートアップの世界。大企業のように制度や仕組みが整っておらず、個人の裁量が大きい分、自分が動かないとワークしなくなるリスクと緊張感はありますね。
今後、Carstayをどんな会社にしていきたいですか?
モビリティの可能性を最大化する会社にしていきたいですね。理想としては、日本人の10人に1人がCarstayを利用したことがあるような規模にまで、プラットフォームを大きくしていきたいと思います。
そのためには、まずはキャンピングカー・バンライフ・車中泊を文化に、そして市場創出をすることで、まちづくりや地域貢献し、人々の人生がより豊かになるように、QOLを上げていきたいです。
私の人生はキャンピングカーによって変えられたと言っても過言ではありません。家族・ペット・仲間など、大切な存在と一緒に、好きな時に、好きな場所で過ごせる、という夢のようなスタイルが、今の私の日々を彩ってくれています。そんな魅力を誰でも味わえる機会を提供する会社にしたいです。
会社メンバーを募集中とのことですが、どんな人と働きたいですか?
Carstayで働く自分なりの意味を言語化できる人がマッチすると思います。豊かなライフスタイルをつくる、新たな文化と市場を創造する、地域に資する事業をつくる、と言えば聞こえは良いですが、大変なことも多いです。ここで自分が頑張らないと...!と思う瞬間が多々あります。そこで、自分なりに頑張れる理由を見つけられる人が、やっぱり強いなと感じますね。
あとは、知的好奇心が旺盛で、会社や事業に興味を持てる人ですね。キャンピングカーなんて乗ったことがない人の方が圧倒的に多い世界。では、少しでも興味があればまずはアプリを見てみる、車に乗ってみる、滞在してみる、運転してみる、火を起こしてみるなど、未知の世界へ飛び込んだ時にも、自分の世界を広げ、興味を持てるように努力できる人が合うと思います。
最後に、Carstayに興味を持っていただいた方へメッセージをお願いします!
大企業からスタートアップに転身して、主体性・俊敏性という特性や、考える・実践する・確認するという業務の質がより養われると思います。勿論、自己成長の速度は人それぞれですが、やればやるだけ自分に返ってくるような環境や舞台は揃っています。それがCarstayです。
これからの時代、私たちはどう遊び、働き、暮らすべきか?
そんな答えを、旅するようにCarstayで一緒に見つけませんか。きっと皆様のこれまでの経験も活かせると思います。働けるのを楽しみにしています!
以上、顧問 野瀬のインタビューでした。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました*
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2022.03.21
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