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家族のはなし

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2021年3月の記事一覧

ありがたや放課後デイサービス

ありがたや放課後デイサービス

この記事↓で書いた療育の先生から

あなたのちょっととわたしのちょっと

保育園の年長さんになる時
生まれて初めて

放課後デイサービス

という言葉を聞いた。

デイサービス=老人

という思い込みがあったから
一瞬アタマが混乱したが

よくよく話を聞くと、

”障害児のための学童”

とのことで、

その支援サービスを受けるためには
ます、支援事業者さんに計画を作ってもらわないと
利用できない

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日本が好きです

日本が好きです

わたしの息子は
24週・563gで生まれ
半年間、入院しました。

死ぬかもしれない、障害が残るかもしれないと
散々言われていたので、
息子の命や体のことが1番心配だったことは
言うまでもないですが

それに加えてわたしがガクブルだったのは
24時間の完全看護、立派な医療機器、

治療費っていくらかかるん?

ということ。
払えるのかな?息子の命を守ってあげられるのかな?
お金で命が救えないなんて

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あなたの”ちょっと”とわたしの”ちょっと”

あなたの”ちょっと”とわたしの”ちょっと”

24週・563gの超未熟児として
生まれたわたしの息子は
発達が遅く、6ヶ月間の入院後、
療育(運動や言語のリハビリ)に通っていた。

最初に行った病院で
おもちゃで遊んだり、
運動したりしてたけど

これが一体何につながるのか
説明があまりなかったから
よくわからなくて

お医者さんに言われるがまま
通っていたけど
わたしはなんだか無意味な気がしてた。

が、息子が3歳の時に
引っ越しをして、新

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担当看護師Tさんの愛

担当看護師Tさんの愛

わたしの息子は24週563gで生まれ
半年間入院しました。

生死の境を何度も彷徨い
泣いたり笑ったりの入院生活でしたが
無事に退院でき、体が元気で過ごせているのは

日本の医療技術や先生方の治療も
さることながら担当看護師Tさんの
息子への愛が大きかったのではと思っています。

Tさんは当時25歳。
超未熟児の主担当になるのは
はじめてだったとのことですが

とてもしっかりしていて
笑顔の可愛い

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ママは傲慢だ

ママは傲慢だ

”離婚して寂しい思いをさせてごめん”
”何回も苗字が変わってごめん”

”小さく生んでしまってごめん”
”生死の境をさまよわせてしまってごめん”

上の娘の時は離婚と再婚をし
下の息子を24週で出産したわたしは
(息子は563gという小ささで生まれ
6か月間入院)

ずっと子供たちに対して

つらい思いをさせて申し訳ない

という思いを持っていた。
(正確には今も少しは持ってる)

@春日大社

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メシ、カネ、ババア

メシ、カネ、ババア

わたしの息子は563gで生まれ
生死の境を彷徨い、半年間入院しました。

 

生まれて3日目くらい↓

おかげさまで現在は
体はいたって健康で
元気に大きくなっていますが
”知的な遅れ”があり、特別支援学校に通っています。

入院期間中は、死ぬかもしれない、
生きれても脳に障害が残って寝たきりかもしれない、
目が見えないかもしれない、
歩けないかもしれない、と

たくさんの”かもしれない”を

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