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2021年2月の記事一覧
単数扱いのThey ~ジェンダーとニューヨークの今
ニューヨークではとてもよくLGBTQカップルを見かける。男女のカップル同様、路上でチュッチュしているのを見ることもある。ニューヨークはLGBTQに寛容、というか、他人のことを気にしない人たちの集まりなので特段取り立てない、というか、そんな雰囲気がある。もちろん、快く歓迎していない人たちもいる。私のクリスチャンの友人は、教義に従って、LGBTQを歓迎しない(具体的にどのような教義を根拠にしているのか
もっとみる注意深く見回さないと危険!~ニューヨークの交通慣習
マンハッタンは南北に長く、歩いて移動できる距離ではない。その分、様々な移動手段のオプションがある。…地下鉄、タクシー、ウーバー/リフトなどのライドシェア(NYに来る前まではライドシェアは他の乗客との相乗りサービスだと思っていたが、専用で利用するのが一般的だ。ドライバーに対するユーザーの5段階評価がついているので誘拐の恐怖感はない)、バス、レンタサイクル。道路はなかなか危ない。
まず第一に、歩行者
アメリカのバレンタインデー
日本のバレンタインの習慣は、日本独特なのだろうと日本にいるときから思っていた。…告白、義理チョコ、3月のホワイトデーのお返し。アメリカ人に日本のバレンタインデーの様子を説明したら、やはり「びっくり」というリアクションだった。今回はアメリカのバレンタインデーを紹介したい。
アメリカでもバレンタインデーは認知されている。愛を表現する日だ。ただし、女の子からだけ、とか、男の子からだけ、というのではなく
Housing works ~ニューヨークのおしゃれリサイクルショップ
ニューヨークでは何を買うにも物価が高い。しかし、ひっそりと、安くて素敵なものが売っている店もある。今回はHousing works というリサイクルショップを紹介したい。
Housing works には様々なものが売っている。服、バッグ、靴といったファッション関連をメインとしつつ、椅子などのインテリア、本、食器・花器もある。外からぱっとお店を見るとおしゃれセレクトショップのように見える。それら
ニューヨークとタバコ、お酒
アメリカは禁煙社会で、どこもかしこも喫煙ができない、と聞いていた。夫がスモーカーなので、アメリカに来たら苦労するんだろうな、と思っていた。しかし、そんなことはなかった。
確かに屋内、公共交通機関、公園の敷地内、ビーチ、遊歩道などが禁煙とされている。自分の私空間である、アパートの部屋内もダメだ(電子タバコでさえ)。タバコの箱にも「Smoking Kills」という単刀直入なフレーズが、でかでかと書
キッシュ作りで気づいたアメリカ人の時短の工夫
知人・友人から頂き物をすると、思わぬ発見や自分の幅を広げるきっかけも頂けることがある。自分では選ぶことのない色柄のスカート、キッチン用品。海外生活をしていると、帰国される方々から譲り受けることも多い。
先日頂いたパイシートもその一つだ。私は料理を作るのは好きだが、こねたり包んだりという「ひと手間」を面倒と感じてしまう人間で、おのずとハンバーグやギョウザ、揚げ物はあまり作りたがらない傾向にある。キ
ニューヨーク、今日は大雪
ニューヨーク市内は昨日の夕方から雪が降り始めた。「ウインターストーム」と言われていながら夜半にかけてはやさしい感じの降り方だったので大したことなかったのかな、と思っていたが、一夜明けて昼頃には横なぐりの吹雪になっていた。
朝早くに市長が緊急事態宣言を出し、不要不急の外出は禁止された。(なお、こういった警告は、日本の地震警報のように携帯電話に通知されるのでニュースを見ていなくても人々に伝わるように