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アメリカのバレンタインデー
日本のバレンタインの習慣は、日本独特なのだろうと日本にいるときから思っていた。…告白、義理チョコ、3月のホワイトデーのお返し。アメリカ人に日本のバレンタインデーの様子を説明したら、やはり「びっくり」というリアクションだった。今回はアメリカのバレンタインデーを紹介したい。
アメリカでもバレンタインデーは認知されている。愛を表現する日だ。ただし、女の子からだけ、とか、男の子からだけ、というのではなく、両方がするもの、という感じだ。親から息子・娘へ、やその逆もある。
上の写真は地下鉄ホームの広告スクリーン。マスク着用を呼びかける広告がバレンタインバージョンになっていた。アメリカの万人が受け入れているイベントであることの証しでもあるだろう。
アメリカでもプレゼントを贈る、という慣習はある。しかし、チョコレートに限られていない。(チョコレートは万人が好きなのでチョコレートも選択肢の一つではある。スーパーマーケットでは、チョコレート売り場が大きくなっていてピンク色の箱、イチゴ味などのカワイイ系のバレンタイン限定商品が売ってたりもする。この前見つけた、おもしろ系のチョコレート↓
こういうのを、子供たちが親にプレゼントするのかな?)また、ケーキ屋さんなどのチョコレートではないスイーツ系もバレンタイン商戦に参戦している。お店にはハートマーク、ピンクや赤の飾りつけが目立つ。
贈り物としてこのシーズン、大々的に売られているのはお花だ。上の写真はWhole Foods Market。普段はこの場所にはフルーツが置かれている。2階に上がるエスカレーターの前のコーナーで、誰の目にも止まる場所だ。通常のお花売り場は入り口にあり、この日も通常サイズで展開していたが、さらに奥にも、こうして特設されていた。
そしてバレンタインディナーであろう。通常ならどこのレストランも予約でいっぱいなのだろうが、コロナ禍のため室内営業が2月13日まで禁止されていた。感染者数等の数値が落ち着いてきたこともあり、2月14日から室内ダイニングが収容率25%で再開された。かなり前から解禁日のアナウンスがあったし、きっとバレンタイン需要を考慮しての再開日だと思った。
私は日本ではないので、夫にチョコレートを用意することはしなかったが、かといって夫がアメリカの慣習に従ってお花を買ってきてくれることもなかった。まして、感染リスクを取ってまでレストランの室内ダイニングを予約するわけもなく(夜のアウトドアダイニングは寒すぎて私には無理)。…囚人のジレンマみたいだ。ちょっと反省。
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