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#005 31歳からの留学あれこれ

おはようございます。5日目です!

今日はこれから4日ぶりにハナの診察。術後5日経ち、まぶたの腫れは引いてきました。体力と食欲も少しづつ戻ってきました。診察結果がよいものでありますよう。

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さて、昨日のつづきです。

2012年。僕は、新たな「くるたのしさ」を求めて31歳でSMBC日興証券を辞めました。でも、留学の準備は「くるしさ」しかなかったです (苦笑) TOFELのスコアを取るのにとにかく苦労したのです。。僕は、単純なテスト勉強がとにかく苦手。。おそらく30回ぐらい受験したと思います。Speaking とListening は合格点なのですが、Reading とWritingがとにかく点が上がらない、そんな、日本人としては不思議な状況でした。

結局、ビジネススクールに入学する4か月前に米国へ行き、スクールが提供する語学プログラムに参加してTOFELのスコアを達成しました。現地で英語を使わなければいけない状況に放り込まれて勉強すれば「なんだ、どうってことないじゃん、、」というのが学びでした。僕は、学生時代にヨーロッパとシンガポールに英語が話せる先輩と旅行に行った程度。さらに旅行中の英語はその先輩におんぶにだっこで。だから、海外で生活する物理的イメージができない僕にとって、テストから入る英語学習はとにかく苦痛だったんですね。。

もう1つのテストにGMATというものがあります。これはビジネススクールを出願する人向けの学力テスト。数学、分析、類推など論理的思考を問うもの。このテストは、思考力と数的処理能力で何とかカバーできるので、ギリギリ最低点650点を採れました。得手不得手って本当にありますね、特に、僕の場合はテストでそれがはっきり出ます。ちなみに、エッセイやインタビュー(電話でやります)は全く問題ないです。楽しくできちゃう。

ビジネススクールは、 Hult International Business School へ行くこと決めました。Hultは、5つの理由で僕にはリーズナブルな学校でした。まず、1年制で学費が安い(2年制の約6割の費用で済む)次に、授業が超過密(1日に最大3コマ=6時間+グループワーク3時間、頭フル回転)3点目は、日本人が完全マイノリティ(日本人6名/全学生280名)あとは、とにかくダイバーシティ(280名 from 60か国!世界各国に卒業生)です。

(以下にも詳しくまとめています。僕らが当時、新入生のオリエン向けに作った資料です。)

これら4つの理由から、Hultなら英語が話せるようになるだけでなく、日本だろうとそれ以外の国であろうと世界で生き抜くための普遍的なタフさとダイバーシティある思考が身に付くだろうと。これは「くるたのしい」理論です。

5つ目の理由は、学校にベンチャースピリットを感じたからです。僕はTOFELのスコアメイクがぎりぎりでしたし、GMATもトップスクールのスコアには届いていません。ただ、幸い日本の場合、トップスクール以外のMBAに対する評価に大差はありません(実力さえあれば) 。その点、Hultは他校と差別化するための多くの挑戦をしていていましたから、これから知名度は上がるだろうと。学校の成長可能性に僕は賭けました。

Hultは、2003年、スウェーデンの教育機関であるEF Education Firstが世界最初の経営戦略コンサルティング・ファーム Arthur D. Little(ADL) のビジネススクールを買収してできたユニーク特徴を持つ学校です。キャンパスは6つ:ボストン・ニューヨーク・サンフランシスコ・ロンドン・ドバイ・上海。ADLの現役コンサルタントが授業を行う。とにかくグループワークが多い(キャンパスはスタートアップのオフィスみたいでチームでディスカッションをする部屋が多数あります)など。

つい先日、EconomistのMBAランキングが発表されました。

その中で、HultのMBAはなんと世界で第15位にランクイン。大きく躍進しました。

2016年 60位
2017年 54位
2018年 43位
2019年 38位
2021年 15位

特に以下が1位であることは、先述した僕のHultを選んだ理由「ダイバーシティ」が高評価いただいていてとても嬉しいです。

1位 生徒と教授のダイバーシティ
1位 海外の卒業生ネットワーク

以下に日本人の同窓会のサイトがありますので、興味をお持ちになった方はぜひご覧ください。私への直接のお問い合わせも勿論ウェルカムです!

あと、ちょうど良いので調べたところ、最近のものだと、以下卒業生が書かれた記事にもHultの特徴がそのままに分かりやすく書かれていて素敵です。ご本人にはお伝えしていませんが紹介しちゃいます(笑)

というわけで、今日は、留学前の出来事と僕が愛する母校の1つHultのご紹介でした。ではまた明日に~。

>次回はこちら

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