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poniponiponisan
やくわりを求めない場所
癒しの空間
安らぎの場所
落ち着けるところ
ありがたいことに、たま屋を訪れる方はそんなふうに言ってくださる。
とっても嬉しい。
だけど、そういった文言をたま屋として掲げることには少し違和感があった。
それらはあくまで訪れてくださる方が感じること。
たま屋として掲げることでもない。
では、たま屋はどういった場所で在りたいのだろう。
なんとなくイメージはあるけれど言葉に出来ない。
そんな時間が割と長く、常に考えているわけではないけれど、頭の上のほうでぽわんと浮かんだ状態になっていた。
そして先日、ワークショップの内容を決めているときにふわっと浮かんだイメージ。そのイメージにぱしっとはまった言葉。
『やくわりを求めない場所』
日々、人には様々な役割がある。
お父さん、お母さん、こども、兄弟、姉妹。
上司に部下、先輩に後輩、店員さんとお客さん。
役割はたぶん、ごまんとあるはずだ。
そしてその役割はその時々に合わせて変化し、生きがいを感じたり、助けられたりする。
だけどそれがなんとなく負担に感じる場面もあるだろう。
と、いっても本気で捨てたり外したりしたい役割は意外と少ないと思っている。
だってそれらはがんばってきた証のひとつだから。
それでもただ、役割を求めないでほしい日はあるだろう。
そう感じたときに思い出してもらえる場所として、在れるように。
たま屋はやくわりを求めない場所として在ろうと思います。
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