あなたの市場価値の測りかた
こんにちは!
キャリアデザインや個人のブランディングを支援している山本(@pariporin)です。
ビジネス経験が豊富な方の場合、転職をするかしないか別にしても気になるのが
自分の市場価値 です。
今日は自分の転職市場価値を測る方法(正確性、手軽さ 付き)についてお伝えしたいと思います。
市場価値を知るには 友人、媒体、エージェント、自分 を活用する4つの方法があります。
自分の市場価値を知る方法
自分の市場価値がなにでどの様に決まるか、皆さんご存知でしょうか?
市場価値といっても抽象的なので測り方は人それぞれですが、今日は解りやすく年収を測ると言う観点でお話したいと思います。
私は普段、40歳以上のビジネスパーソンとキャリアについてお話する機会が多いのですが、
そのクラスの方になると「すぐに転職!」というよりも、
自分の市場価値を知りたいと言われる方も多いです。
市場価値を知りたいという思いは「自分は転職できるのだろうか?」と言う不安から来る場合もありますし
「これだけ大きいプロジェクトをやってきたから」と言う自信や
「同期の◯◯が転職して年収を上げたから」と言った他人との比較の場合もあります。
今の職場で活躍している人も、ちょっと苦戦している人も自分の市場価値を知っておくことは、選択肢を拡げたり、ストレス耐性を獲得する上で非常によいことだと思います。
「いつ辞めても大丈夫」と思っていれば、自社の中でもっと積極的に言いたいことを言えたり、失敗を恐れず挑戦できたりしますよね。
今日は市場価値を測る方法を正確性と手軽さを5段階評価して行きたいと思います。是非最後までご覧ください!
表記例)★★★☆☆ レベル3
市場価値調査法1 友人の実例を参考にする
手軽さ ★★★☆☆
正確性 ★☆☆☆☆
みなさんの周りにも転職して行った同期や仲間は多いと思います。
そんな人達がどこでどんな仕事をしているのか、どのポジションでどのくらいの収入を得ているのか、本人から直接聞いたり噂話で効くこともありますよね。
そんな情報も一つの参考になります。
ただし、この情報は正確性に欠けます。
転職後の会社での評価は、前職の経験や成果で決まるものではありません。
会社で評価されるかどうかには、スキルや経験のほか、マインドや運に左右される部分もあります。
「自分よりできない◯◯が転職してうまくいくなら自分も」
という方も多いですが、その情報だけで市場価値を測るのは危険です。もう少し客観的に評価できる指標を合わせて設定したほうがよいでしょう。
市場調査方法2 転職情報サイトを活用する
手軽さ ★★★★☆
正確性 ★★☆☆☆
転職情報サイトに登録すると、企業からスカウトメールが届きます。スカウトメールを送ってくる企業の情報や職種、年収帯である程度の市場価値を想定する事はできます。
またサイトによっては、自分の適正年収を測るアンケートを用意している事もあります。
こちらも20〜30問の質問に回答することで、
「あなたの適正年収は●●万円です」
とお知らせしてくれるので便利です。
しかし、これらの情報を鵜呑みにしてはいけません。
スカウトメールはある程度の指定条件(年齢、年収、現住所、現職の業種・職種など)に該当する人達へ一斉送信するケースもあります。
また、適正年収アンケートはサイトにより基準がバラバラで、適切な質問項目になっているのかどうかわかりません。
手軽にしらべられるという点では有効ですが、この情報のみを信じて行動すると痛い目をみる可能性が高いです。
市場調査方法3 転職エージェントに聞きに行く
手軽さ ★★★☆☆
正確性 ★★★☆☆
転職エージェントは日々たくさんの方と面談し、たくさんの方の転職を支援しています。
間に人が介して居ることもあり、単純な項目(所属企業や職種)のみで市場価値を測らずに、経験則に基づいた情報を提供できます。
また、市場の変化をリアルタイムに把握し、面談者に提供できるよいエージェントも居ます。
そういう意味では転職サイトのスカウトやアンケートよりも正確性の高い情報を提供できます。
面談は無料の場合が多いですし、手軽さと正確性をある程度兼ね備えていると思います。
ただし、ここでの話も完全に鵜呑みにしてはいけません。
前述の通り、市場価値はスキルや経験のみで判断されるものではありません。仕事に対するマインドや会社のカルチャーとのマッチ度合いなど、様々な要素に左右されます。
エージェントに「◯◯さんの経験ならいけます」と言われたとしても100%の保証が無いように、市場価値の調査にもばらつきが生じる前提で望まなければいけません。
市場調査方法4 自分で動いてみる
手軽さ ★☆☆☆☆
正確性 ★★★★★
手軽さには欠けるが最も正確性が高い調査方法は、
転職活動をしてみる
ことになります。
これまでの方法は全て、他人の情報や他人からのアプローチやアンケートを元にした市場価値調査方法でした。
最も正確に市場価値を知るためには、自分で転職活動を行ってみることになります。
どの様な企業で何を評価され、どの程度の条件提示を貰えるのか実際に動くことでリアルな情報を獲得できます。
欠点は、とにかく時間と労力がかかります。
また、内定を獲得し「今ではない」と断った場合、企業によっては半年から1年程度、再度応募することができません。
数カ月後に本気で転職活動を行った際の選択肢を減らす可能性があります。
以上いかがでしたでしょうか。
今日は年収を軸に市場価値を知る方法を4つ紹介しました。
本来は、市場価値を知る前に自分のキャリアをどの様な方向に持っていきたいかプランニング(キャリアデザイン)しておく事がおすすめです。
方向性が異なれば評価されるポイントも、その市場での価値も異なってくるからです。下記におすすめのキャリアデザイン方法についてご紹介しておりますので、是非そちらもご覧ください。
キャリアデザイン方法はこちらをご覧ください!
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