ニューノーマルの社会で生き抜く方法

こんにちは😁

個人のキャリアデザインや組織開発を支援している山本(@pariporin)です。

緊急事態宣言が解除され、Withコロナの生活が始まって１ヶ月程度が経過しました。

まだ混乱と変化の真っ只中ではありますがニューノーマルへの対応は様々な環境で始まっています。

個人がニューノーマルの世界の中で生き抜くために必要な準備について書いてみたいと思います。

変化する世界の中で個人が生き抜くために必要な対応は、以下の3つです。

１．自分を知る
２．世の中の流れを知る
３．学び、行動し続ける

1．自分を知る

「自分の事は自分が一番良く解っている」

そんな風に思う人もいると思います。

しかし、自分のことを正しく評価できている人がほとんど居ない事は、多くの研究で明らかにされています。

ある研究では「仕事やプライベートの問題を理解して対策していますか？」と言う問いに対し95％の人がYesと答えました。

しかし、回答者の家族や同僚にインタビューを行ったところ、Yesと答えた人の問題の理解度は10〜15％程度にとどまりました。

「自分のことは自分が一番良く解っている」と95％の人が思っても、実際には10〜15％程度の人しか理解できていないと言うことになります。

自分の問題や状況を把握するためには、客観的に自分を見る力が必要になります。

客観力を得る方法の一つには自分の価値観を知っておくことです。

自分という人間が、

何をしている時に気持ちよく継続できるのか
どんな事を考えている時に熱くなれるのか
どんな人と思われたいのか

を知っておくことが、客観的に自分を見つめる力になり、自分を知る事になるのです。

変化する世の中の中で、自分という人間がどんな価値観を持っているのかを知ることは重要です。

翌日が晴れて暑い日ならハンドタオルを用意する様に、少し先の未来の変化に合わせて準備ができる人になるために、自分がどの程度の暑さなら耐えられるのか知っておく必要があります。

価値観整理の方法が知りたい方はこちらをご覧ください

２．世の中の流れを知る

世の中の流れを知ると言うと「未来を予測する」様に難しいことのと感じるかも知れません。

過去10年を振り返ってみると、これほどまでにスマートフォンが普及し、パソコンを使えない若者が増える事や、昔は「出会い系」と言われて怪しい存在だったマッチングサービスが市民権を得るなんて事は考えられませんでした。

しかし、流れを理解するというのはそれほど難しいものではありません。

「人は楽をしたがる生き物」

と言われる通り、より楽に（生産性高く）より速く（スピーディーに）なる方向へ世の中は流れていきます。

30年前に流行ったOA（オフィスオートメーション）と言う言葉は、コンピュータの登場によりホワイトカラーの職場では電子化が進み、ほとんどの書類がペーパーレス化されると言われてきました。

現在でも完全ペーパーレス化とまでは行きませんが、私の周りでも経営会議の資料を毎回紙で配っていた企業がPDF閲覧に切り替えたり、プロジェクターを使った投影に変えるなどの変化が起きていました。

働く場所の自由が広がるニューノーマルの世界ではWeb会議が当たり前になった企業も少しずつ増えています。

今は抵抗勢力が強く、在宅勤務が認められていない企業でも、より楽により速くなる方向への変化に抗うことはできません。

仮に変化へ強硬に対抗しようとすれば、時代の流れに押しつぶされて会社ごと生き残れない可能性も高くなります。

もちろん、変化のスピードは業界や地域により異なりますが、変化の流れ（より楽により速く）を知っておくことは、新しい世界で生き残るために必要な要素になります。

３．学び、行動し続ける

世の中がより楽により速い方向へ変化していく中で、個人が立ち止まっているとどうなるでしょうか？

高速道路のパーキングエリアに入った時のように、同じスピードで走っていた車に置いていかれるだけでなく、途中抜かしたり後から高速道路に乗ってきた車にもあっという間に置いていかれます。

もちろん人生は人それぞれで、目的地が定まっている旅行や出張の異動とは異なりますが。「ただ何もしない」という事が大きなリスクになるということは理解しておくべきです。

世の中の流れを理解し、その流れに沿った知識を学び、行動による検証を続けることこそがニューノーマルの社会を生き抜くために必要な対応になります。

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