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ハイパフォーマーの条件


こんにちは!

個人のキャリアデザインや組織開発を支援している山本(@pariporin)です。


みなさんの周りにも周囲の人よりも高い成果を上げ続け、成長続けるハイパフォーマーがいると思います。

私は20代の頃よく考えていました。

「脳の持っている可能性や能力には100倍も差が無いはずなのに、
 とんでもない成果を生む天才と自分との間の差はなぜ生まれるのか?」

その一つの答えが

時間

に対する捉え方でした。


「今日が最後の日なら」と問いかける

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アップルコンピュータを創業した伝説の経営者スティーブ・ジョブズ。

彼は1977年に発売した「アップルⅡ」と言うコンピュータで大成功を収めました。しかしその後、IBMがPC市場に参入しシェアを大きく奪われてしまいます。

こだわりが強すぎて社内で微妙な立ち位置に追いやられていたスティーブ・ジョブズは鏡に写った自分にこう問いかけました。


「もし今日が自分の人生最後の日なら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」


この問いかけから自分の絶対に譲りたくない領域「シンプルで美しい見た目」にこだわる強さを得たスティーブ・ジョブズは、一度は会社をさりますが1996年にアップルに復帰。

洗練されたデザインの「iMac」を大ヒットさせた後、「iPod」「iPhone」「iPad」などのデザインの美しさと直感的な操作にこだわった商品で世界を席巻しました。


死を意識することで人生の優先順位を明確化したことが、スティーブ・ジョブズのハイパフォーマンスを生む源泉でした。


この様な例は私の周りにもあふれています。


プログラマー育成に命を捧げる

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スティーブ・ジョブズとまではもちろん行きませんが私の周りにも、人と異なる思考で高いパフォーマンスを上げている人は多くいました。


リクルート時代の同僚に野呂さんという男性がいました。野呂さんは当時27歳。リクルートで営業の仕事をやる前はレンタルビデオショップでアルバイトをしていたと聞いています。

そんな野呂さんのすごいところは、全ての時間をストップウォッチで計測し続けていたことでした。


テレアポの時間、訪問の時間、食事の時間。一日の行動のほぼ全てをストップウォッチで計測し、エクセルファイルで管理していました。

「なぜそんな事をしているの?」と聞いたら、

「人生の有限な時間を有効活用できる人間になりたいから」

と答えました。


ストップウォッチの計測はリクルートにいた3年間続けていたようです(今はやっていないみたいですけど)。


そんな野呂さんは今、DIVE INTO CODE という会社を立ち上げWebアプリケーションやAIのエンジニアを目指す社会人向け学校を運営しています。

この学校は日本国内だけでなく遠く、アフリカにも拠点を設けアフリカ人のエンジニア育成にも力を入れています。

なぜ野呂さんは人生の途中で「人生は有限である」と言うことに気づけたのかというと、野呂さんが20代の頃にお父様をなくされた事がきっかけでした。

私はそんな彼の活躍をいつも見ていますし、応援しています。


人とは違う経験が強さの源泉

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もう一人、私の周りのハイパフォーマーを紹介します。バイオ系企業での営業経験が豊富な金澤さんです。


彼のお父様も彼が小学生の頃に病気で亡くなられました。


亡くなられたときのお父様の年齢は40歳前後。

彼はよく、

「オレがもし親父と同じ年齢で死ぬならあと◯年しかない」

と言っていました。


「時間がない」と言う意識が彼の行動力の源です。

20代で自転車で南米大陸縦断を成し遂げました。サボテンの針でパンクする自転車やメキシコでサルサを教わった話、旅行中命を奪われそうになった話など、どの話もリアルで他の人にはできないものばかりです。


30代でも急に仕事をやめてニュージーランドとカナダに1年間留学してみたり、40代になった今も、他の人では年齢や収入を理由にあきらめてしまうような挑戦をくり返し行っています。


「こんな風に自由に生きられたらどんなに楽しいだろう」

と思わせてくれる。憧れの存在です。


ハイパフォーマーの条件

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スティーブ・ジョブズ、野呂さん、金澤さんの3人に共通しているのは、「時間が有限である」と言うことを真に理解している事だと思います。

「今日が人生最後の日だったら」という意識を持つことで「当たり前に明日がある」と言う前提を疑い、人生の優先順位を明確化する事ができます。


あなたもぜひ今から鏡の前に立ち自分に聞いてみてください。

「もし今日が自分の人生最後の日なら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」


本当にやりたいことが見つけたいときはこちら!




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