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年に1度はキャリアカウンセラーと話をする3つの理由

なぜ、年に1度キャリアカウンセラーと話をするのか?

人生100年時代といわれるようになり、労働寿命が40年から50年、生涯現役へと変化をしつつある、風の時代。

常に不安を抱えながらも前へすすむことが当たり前になりつつあり、正解がなくなってきた時代でもある。

いろいろなことがボーダレス化して境界線が曖昧になってきたこともあり、価値観も大きく変わってきた時代です。

会社員であれば年に一度健康診断を受けるように、キャリアについても年に一度はキャリアカウンセラーとお話をすることをオススメしています。

なぜなら、不安というボールを持ったまま進んだのはいいけれど、このままでいいのか、新しいことにチャレンジをするのか、やりたいことにチャレンジをしたらいいのかなど迷ってしまうことがよくあります。

そんなときにキャリアの壁打ち相手として、キャリアカウンセラーと話をすることで、キャリアに対するモヤモヤがなくなったり、ここまでやったらこちらへいこうなどと整理することができるようになり、背中を推してくれることもよくあります。

最近では人材紹介会社のキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントを相手に自分の市場調査を兼ねて、いいところがあれば転職をしようとする相談が増えていると言われています。

師匠からは「老後破産しないようにするには年金だけでなく自分で稼げる力がないといかん。そのためには時代の流れに上手くのって新しいことに挑戦していくのか、自分のスキルだけで勝負するのか。正解はないぞ!食い扶持だけあれば十分という人もいるからなぁ。また投資をしようとしてもハイリスク・ハイリターンだからなかなか手が出ないんだよ。若いうちからお金についてはいろいろ勉強しておかないと、お前が俺の年令になることはもっと経済格差が開くことになるぞ。」と耳にタコができるぐらいいわれている。

先行きが不安になると、相談する人が多くなっているのは事実です。

副業の解禁、複業の解禁ともいわれていますが、会社に所属していると平日は目の前にある仕事に集中して、土日にやりたいことをやるというのが理想的ですが、何から始めたらいいのやらわからずに過ごしてしまっているうちに、リストラの対象になってしまうこともあるので注意が必要です。

格好悪くてもいい!キャリアの棚卸しをやってみよう!

言語化できる能力とか、言葉を紡ぐ力があるキャリアカウンセラーやキャリアアドバイザーと出会うことができたら、その人の能力をフルに活用して見てください。

その前段階として、簡単にキャリアの棚卸しと自己分析をしておくことを忘れないでください。

ここからは見開きのノートを使うとわかりやすいと思います。
イチバン左側から罫線を5つぐらいのところに縦線を引いて、その場所には小学生時代、中学生時代、高校時代、大学時代、25、28、30、33、35、38、40、50、60、70歳と間隔を開けながら書いてください。

見開きの左側に実績や印象に残っていることを書き出してみましょう。

見開きの右側を縦線で2等分にしたら、左側に心理的なことを中心に書いてください。

右側には実績とその実績を出すことができた背景などをまとめてみてください。

キャリアの棚卸しをしていると見えてくるのが、共通点だったり、当時の心境や覚えていることを書き出す事によって、ストーリーが生まれてきます。

ストーリー性ができてくると、強みがわかる

職務経歴書を作成する上で大切にしてほしいのが、求人票に合わせたストーリーをつくることが求められます。

今まで経験してきたことを列挙する人もいらっしゃいますが、実はそうではありません。

職務経歴書のサンプルなどを見ているといろいろとスキルを列挙するのがストロングスタイルになっていますが、実はそうではありません。

人事として読み手として、この人のスキルはどんなスキルを持っているのか?どんな実績を持っているのか?こういうことを期待できるなどを想像しながら読むことが多くあります。

ひとことで言えば、わかりやすく、端的に、的を得ている職務経歴書は刺さりやすく、書類選考通過率が高いということなんです。

コンプレックスが強みになることもあります。

例えば口下手な営業がトップ営業になること。
口下手というとネガティブなイメージがありますが、人の話をよく聞く傾聴力があり、整理する、調整する能力があったら、顧客のクライアントに対して的確な提案をすることができる。

自分の商品を惚れ込んで立て板に水のようにしゃべる営業より、比較検討をしてもらった上で背中を押すタイプが営業としては強い場合が多い。

自分の都合よりも相手の都合を最優先させることができ、モヤモヤしているクライアントへ的確な提案をできることによって、信用と信頼がうまれてくることになります。

場合によっては他の商品を奨めることもありますし、決してゴリゴリと購入させようとするトークもするわけでもない。

今回は他の商品を選んでもその助言が正確で的確であったとしたら、信用と信頼はアップしていくことになる。

それが口コミで広がっていくことになり、トップ営業になることもよくある話です。

転職活動は1人でやる?チームをつくる?

転職活動については正解がありません。
なぜなら、人それぞれの判断基準があり、その判断基準で転職をするのか、現職に残るのかを判断することになります。

ここで判断する基準は他人ではなく、自分自身の判断基準であるということ。

他人の判断基準では幸福度が低くなることは間違いありません。
よくあるのが、「入社後に面接ではいいことをいわれていたけど、実態は全く違った」とか、「○○さんがいい会社っていうから入社したけど、ブラック企業じゃないの?」などと他責思考になってしまうからです。

人のせいにすることで自分は悪くありません。というスタンスになるのですが、自分自身で判断をすることをしなかった結果として、そういう事になってしまいます。

我慢して仕事をすることによって、心身が疲弊していくことになり、取り返しがつかない状況まで追い込まれてしまうことになるので、注意が必要です。

転職活動について他人に話をすることはあまりないかもしれませんが、一人でやるより、チームを組んでやったほうがうまくいく場合があります。

チームを作る上で必要なのは自分の事を理解してくれている人、痛いことでもズバズバ言ってくれる人、利害関係がない人など、自分の基準で人材紹介会社の人、友人、知人を巻き込むことをオススメします。

最近ではキャリアコーチングが流行りつつありますが、大枚をはたかなくても、あなたの周りにいる弱いつながりをうまく活用することができれば、幸福度も上がりますし、ブランディングもできるようになるでしょう。

giveばかりを求めるのではなく、常にtakeを意識しておいて、ここぞというところで、いつもtakeしているからgiveを求めたときに威力を発揮することになるでしょう。

人に話をすることによって自分の一丁目一番地がわかるのと、強み、弱み、コンプレックス、原動力、これから目指す場所などが整理されることになり、これからここを目指そう!ということで邁進することができるようになります。

あなたの周りにいる弱いつながりの中から、腹を割って話せる人を探して、自分の判断基準にあう人達とチームを組んで、転職活動に備えた準備をしながら、自分が転職をするときに一気にダッシュを決めて、自分の判断基準で新しい転職先を探すことも一つの方法です。

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