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採用はスピード勝負!?長期戦!?ポジションとミッションによって使い分ける3つのポイント

新卒採用は通年採用に変化をしている

毎年4月になると新入社員が入社をしてくる。
毎年10月になると内定式がおこなわれる。
最近では留学生を対象とした秋採用する企業も増えてきている。
入社前研修や内定者フォローなどでバタバタ忙しないのが人事。

10月の内定式が終わる頃には、次年度の採用計画の策定が入り、経団連の会員でない企業にとっては、内定式が終わると同時に新たな採用活動がスタートする。
中途採用が入れば計画的に人員の策定をすることはなかなか難しい。

今回は採用活動について、新卒、中途採用を合わせて、毎年あなたの会社がどれぐらいの採用費用がかかっているかご存知でしょうか。
上場企業や大手企業の場合は資金が潤沢なため、中小企業やベンチャー企業と比べて、桁が1つ以上変わることになるのは間違いありません。

大手企業の場合は営業利益の5%ぐらいが目安といわれている。
中小企業にとっては営業利益の5%というとかなりの痛手である。
売上100億〜200億円の企業の採用費用は1000万円〜2000万円が相場である。
売上の1%が採用費用に当てられているということが現実。

人材紹介会社を使えば、1人採用で100万円単位になる。
新卒専門の人材紹介サービスも一時期流行っていたが、廃れてしまった。
理由は手間がかかるわりに、採用費用が安いということに気づいてしまったからだ。

中途採用の人材紹介については、スピード化と競合他社が多くなっているのが現状。

また同じ紹介会社から複数のキャリアコンサルタントが同時に推薦をしており、内定を獲得した場合には、自分の数字にするため、社内の争奪戦が始まる。

そこを突破したとしても、次は嫁ブロックという関門をクリアしないといけない。

年収が下がること、試用期間で解雇される可能性があること、住宅ローンの返済について、子供の教育資金についてなど、いろいろな問題が山積み。

ネガティブな部分に目がいってしまうため、根回しをしていないと難しいのが現状。

そうすると採用活動は振り出しに戻り、タイムリーに採用をすることが出来ず、チームメンバーに負担がかかってしまうことになり、退職者が増えていくという負のスパイラルに突入してしまう。

また、広告を出しすぎてしまうと、ブラック企業というレッテルを貼られてしまう。

採用とは慎重かつ大胆にやらなければいけないのと、採用担当者の手腕によって疲弊するスパイラルへと入りこむ。

余計な期待が裏切りに変わる

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