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優れたリーダーが無意識にやっている8つのこと

戦略的リーダーが無意識にやっていること

いろいろな経営者、役員、チームリーダーなどを人材ビジネスの時代から約2000人ほど見てきました。

そこである種の共通点があることに気づきました。

昔とは違いビジネスのスピードも上がっており、変化も激しくなっています。

日本国内、またはターゲットにしている企業に追いつけ、追い越せということでやってきましたが、それでは手遅れになることも実際にあります。

それだげ今日の変化が激しい世界において、リーダーは日々の業務を順調にこなしつつ、先を見越して将来に向けた計画を立てられなければなりません。

ただ日常の任務に対応するだけでは十分とは言えないのです。

速い変化の先を行き、ニーズを予測し、画期的な戦略を立てられる人だけが、未来のリーダーとして成功できるのです。

そのために必要となるのはリーダーとしての新たな姿勢や斬新なアプローチですが、こうした資質を伸ばして、あなたの現状のリーダーシップのスタイルに融合することが可能です。

企業のあらゆるレベルのリーダーたちと直接仕事をしてきた経験から、他者とは一線を画す、真に戦略的なリーダーには以下の7つの特徴的な資質があると考えます。

1:当事者意識

優れた戦略的リーダーは強い当事者意識を持っています。
事業主のように考えて行動し、会社のミッションと長期的成功を強く意識しています。

現在だけでなく将来においても、利益が生まれるしくみと顧客のニーズを把握しています。

彼らは自律を促すエンパワーメント(権限付与)の風土をつくり、行動を起こし、社員が責任をもって結果を出せるようにします。

2:粘り強さ

戦略的リーダーはその内面に、決意や意欲を超える何か特別なものを秘めています。

その違いの要因は粘り強さだと考えます。リーダーには当然ながら「勝つための戦略」が必要ですが、その戦略を実行し長期にわたり先を見越して行動するには、精神力、高い集中力、強い意気込みが求められます。

3:リスク

好むと好まざるとにかかわらず、我々は不確かな世界に暮らしています。
戦略的リーダーのリスクに対する考え方は、企業に独自の貢献を果たすということでは他に抜きんでています。

このためには勇気を持ち、新しい大胆で斬新なアイディアによってリスクを覚悟のうえで行動しなければなりません。

本当に優れた戦略的リーダーは、リスクを取らなければならないという信念で活動します。

4:機敏性

機敏なリーダーは頭の回転が速く、長期計画がどう展開するかがわかっているため、問題やチャンスが生じても素早く対応できます。

問題を後回しにしたり、必要な決断を先延ばしにしたりしません。
時間を無駄にせず、賢明で考え抜かれた策を講じます。

5:気づき

高い気づきのある戦略的リーダーは、自分の将来に影響を及ぼす道路標識や指標に注意を向けています。

あらゆるサインを敏感に察知することで、将来を形作る様々な影響力、つまり自分にとって不利にも有利にもなり得る力をうまくコントロールできると認識しているのです。

有益な情報の収集は、自分が活動する世界の全体像をつかむために不可欠です。

6:変化を起こす

変化を起こすリーダーたちは、チャンスが訪れた時に新しいアイディアを行動に移します。

新しい画期的なアイディアを思いつき、それを実行するのです。いつも通りの仕事を続けるだけでは生き残れません。

今よりも確固たる良いものを築き上げるには、積極的に現状を打破しなければならないのです。

7:ビジョン

先見性のあるリーダーは、将来の成功を明確に説得力のある形で伝えることができます。

相手にまるで今その瞬間にいるような錯覚さえ抱かせます。

ここで描かれる「より良い場所」は根拠に基づき、実際的で達成可能でありながら、同時に意欲的で大胆な内容です。

言語化することの大切さ

この7つの行動について基本となっているのが、言語化できることが求められます。
言葉にして伝えることは極論をいうと思想や理想を伝えるための手段として必要なことです。

コミュニケーション力、アウトプット力、わかりやすさを駆使して言語化をすることによって、伝えることができるようになります。
ただ、あいつがいい、こいついらないということを言語化するのではありません。

いろいろな経験をしてきているからこそ、整理ダンスの中に入れ込むように伝えることがこれからのリーダーとして求められるスキルだといえるでしょう。

自分ができることをやるだけなんですが、できることとやることを間違えてしまうと、チーム内の信用と信頼を失ってしまうことになるので注意が必要です。

率先垂範という言葉があるように、チームリーダ−がやってみて、チーム内の信用と信頼を獲得していくことがうまく、人を巻き込みながら、時には人に巻き込まれながらバランスよく立ち回っていくことができる。
そうすると徐々に発言力もましていくことになり、社内でも一目置かれる存在に変化をしていきます。

逆に口だけ番長になったり、ごますり上司だったりする限り、チーム内の信用と信頼は得ることができない。
いうだけは簡単なことだけど、実際にやってみないとわからないことも多いし、成功は自分の手柄、失敗は部下のせいにしていると、リーダーシップが欠如しており、チーム内でハレーションが起きてしまうのは確実です。

経験と年齢を重ねていることで、いろいろな経験をしてきたからこそ、年代ごとに考え方が変わってくるのが当たり前であり、自分たちの時代と今の時代は違うものだから話が通じないこともよくあるはなし。

その当時より考えが深くなってくること、考え抜く力が備わってくると、いろいろな経験を言語化することができるようになる。
現実を語るのではなく、極論をいうと思想や理想を言葉にして伝わらなければ意味がない。

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