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知っている人がコッソリ実践している⁉ゴールデンウイーク中に自分自身と対話をする4つのポイント


4つの知るから始まる自己分析

モヤキャリ相談室やキャリアの雑談では、事前にやっていただく4つのワークがあります。

・4つの知るを言語化すること、

・動詞で言語化すること、

・自分自身を表現するキーワード

・1年後、3年後、5年後、7年後、10年後のキャリアのイメージ を言語化すること。

この4つのワークは実は関係ないかも知れませんが、自分自身を理解するという上ではすごく重要なことです。

自分自身のことをしっかり理解していることはもちろん必要ですし、自己分析をする方法はいろいろありますが、友人、知人に聞くことだけでなく、自分自身で言語化をしておくことによって、客観的に見ることができるようになります。

一見関係ないことが実はつながっていたことがあったり、実はできないと思っていたことが実はできるんだと確信したりと、自分ひとりではあまり気づかないことも俯瞰をしてみることができた時にいろいろと気づいたりする。

ストーリーが見えてくるのもあるのですが、自分ができないと思っていたことができたり、食わず嫌いで選択肢として上がってこなかったものが上がってきたりするものです。

4つの知るとは⁉

感情を知ること、性格性質を知ること、できることを知ること、生活を知ることで、自分を客観視することができるようになります。

感情を知る

感情を知るということは自分が好きなことや嫌いなこと、モチベーションが上がることやモチベーションが下がることなど、自分の感情が上がること、下がることを細かく書き出してもらいます。

やりたいことをやろうという雰囲気になっていますが、実際にはやりたいことが見つからない人って9割います。

たまたまそこに行きついた人がいたり、自分がこれをやりたい!って宣言をして周りの人を巻き込んだりしてやっている人もいらっしゃいます。

長く続けることを考えると、好きなことや熱中をすることができるようになった方がいい。

一発屋のように、一瞬の最大瞬間風速でビジネスが成功したとしても、人生100年時代ですから、何度もヒットを連発していかなきゃいけません。 一発屋で終わってしまうということは忘れ去られてしまう悲しい時の人になってしまいます。

性格や性質を知る

性格や性質を知ることで、性に合っているとか性に合っていないとか、飽き性だとか、熱中する力があるのか、突破力があるのか、せっかちなのか、おおらかなのかなど、言語化をしていきます。

できることを知る

できることを書き出すのは、細かくスキルをチェックすることができるようになるのはもちろんですが、当たり前のようにできることまで上げてもらうため、あっ!実はこういうこともできたんだっていう気づきがあります。

例えば、約束を守るとか、靴ひもを結ぶことができるようになったとか、すごく当たり前のことだけど、誰でもできるから関係なしといって書かない人が多いのですが、こういうところから細かくいろいろなできることを表現していただきます。

生活を知る

生活を知ることで優先事項が決まってくることになることが多い。 給与がいくらで、家賃がいくら、光熱費がいくらで、接待交際費がいくらでというようにお金の流れもそうですが、時間の流れも生活を知るうえで必要になります。

時間がなくて…忙しくて…というのであれば、時間の使い方を気にしてみると意外にも無駄な時間が多かったということに気づくことがあります。

動詞で考えると見えてくるもの

〇〇をしながら〇〇をするのが好きというように、動詞で考えてみると好きなことだったり、得意なことが見えてくることがよくあります。

スポーツ中継を見ながら戦況の分析をするのが好きとか、マーケティング、コミュニケーション、リーダーシップに分けていくと、自分がどの分野が一番強いのかというのが可視化できる。

箇条書きでつたない文章でもいいんです。

自分自身があっ!あるある!そーゆーときー!っていうレベルで十分です。

発表するものではありませんし、自分自身がマーケティングのような分析が得意なのか、コミュニケーションをとりながら、他人と話して解決していくのが得意なのか、グループをまとめるのがうまいのかなど、自分が認識している部分とそうでない部分が混在しているので、書き出してみるとわかることが多くある。

自分のキーワードをあげてみる

点が線になり、線が面になるにはどうするのかというと、100個のキーワードをドンドン思いつくままに上げてもらいます。

究極のワーカーホーリックなのか、リーダー気質のある人なのか、楽しく面白く仕事や趣味に没頭できるのかなどでてきます。

100個のキーワードを付箋紙に書き出してみると、共通するグループに分けることができます。

共通する言葉をグループ化していくときに、タイトルをつけていくことにします。

そこからキーワードの連想ゲームが始まっていくことになります。

グルーピングすることができるようになったら、ブランドピラミッドをつくっていくこともできますし、自分の取り扱い説明書をつくることもできるようになります。

1行ポップのようにわかりやすくインパクトのあるキャッチコピーのようなものが出来上がっていくことになります。

ストーリー性を持たせる

1年後、3年後、5年後、7年後、10年後と節目になるときに、どういう景色を見ていたいのか、どうなっていたいのかを想像しながら、ストーリー性を持たせるようにします。

ライフステージも変わりますし、転職をして違う仕事をしているかも知れませんが、現時点で考えられるストーリーを作ってみてください。

そのストーリーが出来上がったら、現在から未来に向けて、どういう経験が足りないのか、何が足りないのか、資格を取らなきゃいけないのか、目的地から逆算をしていくことが求められます。

見ている景色が変わってくるので、できるだけ長期休暇の際にはしっかりと自分自身の内面と対話をしてほしい。

あなたの人生については、ベンチにいる交代要員はいません。

これからの時代については、定期昇給もボーナスも期待しない時代になりますし、自分のスキルで会社に貢献できないとなると、戦力外通告がいきなり来る時代です。

人手不足なのにと思っている方もいますが、AIにとって変わったり、機械にとって変わられてしまう可能性もあります。

リスキリングということ言われていますが、いつ代謝されてもいいように準備をしておくことは必要です。

1日6分しか勉強をしない日本人については、どんどん代謝させられてしまいますし、理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームの論理で、人事や経営陣が書いたシナリオでところてんのように突き出されてしまうかも知れません。

投資をする、副業・複業をする時代になっているからこそ、自分自身と対話をしていつでも胸に退職届を持っていく時代です。

アップデートはもちろんですが、深掘りをして真相を究明することができるようにしておかないと、生き残れない時代です。

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