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面接での伝え方(基本)

フリー面接トレーナーのnoriさんです。

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

自分の考えをうまく伝えることは得意ですか?

このような質問を投げかけると、面トレ(面接トレーニング)を受ける人は黙ってしまいます。

何で苦手なのか、苦手なポイントはいくつもあると思いますが、大前提は、”経験の差”だと思います。
こんなことを言うと元も子もないのですが、特に学生で言えば、アルバイトなどを通して社会人と対話経験がある人とない人では大きな差があると感じます。

しかし、経験があるだけで伝え方上手というわけでもありません。
伝え方上手のポイントは何なのでしょうか?

今日の【めんたいこ76】

今回は、面接で上手に伝えるための下準備について考えておきましょう。

自分では手応えがあったとしても、せっかく話したい内容を作りこんでも、相手には伝わらないケースは多々あります。

言わずもがな、最高の自己PRを考え文章化したものを、面接で「棒読み」したところで、相手の気持ちには届きません。

それどころか、話下手のレッテルさえ張られてしまいます。

面接にしても何でもそうですが、伝える際は

話したい内容【言語情報】 × 話し方【非言語情報】

これらを満たすことが大切です。

話したい内容【言語情報】

話したい内容は、志望動機や自己PRと言ったように、相手に伝えたい内容を論理的に整理しておくことが大切です。

そのためにまずは、自己分析企業・自治体研究を行い、やりたいことや自分の考えを言語化しておくことが第一歩です。

闇雲に考えれば良いわけではありませんが、初期段階では、話したいことの候補をたくさん挙げることがコツです。

最初からいきなり絞りこむことは、思い込みによる決めつけですので、本当に相手が求めていることか定かではありません。

いくつか候補を挙げて、第三者に評価してもらいましょう。

話し方【非言語情報】

そして、なんと言っても伝え方が大切です。

先ほど例でも挙げましたが、「棒読み」のような感情なき伝え方は、相手の心に刺さりません。
それどころか、コミュニケーションが苦手だと認識されてしまいます。

そこで、上手に伝えるためには、
・表情(笑顔だけとは限らない、表情豊かに)
・声の高さ(明るさ前向きさ)
・声の大きさ(自信の表れ)
・ジェスチャー(微動だにしないのは逆に不安)

これらの要素を適切に入れられるかがポイントです。
特に面トレ時のトレーニングポイントと言っても良いと思います。

人は、話を聞く際に、内容そのものよりも、非言語情報を頼りに、相手の印象を決めがちです。

最後に

私の面トレでは、まず志望動機や自己PRをあらかた固めていきます。
それは、棒読みをさせるためではなく、余裕をもって伝えるための下準備です。
そして、伝えたい内容も伝え方も、両方ブラッシュアップすることができます。
つまり、考えることや練習で成長することができます。

自分自身が苦手なポイントを把握しておくだけでも、これからの面トレポイントは変わりますので、まずは自分の話し方を動画に収めて見返すことから始めてみましょう!

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