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【インタビュー】大手人材→シーシャカフェ起業。働かずに30万稼ぐを実現するキャリアに迫る

「等身大のロールモデル」となる若手トップの社員にキャリア論を聞く、大学生向けインタビューサイト”Career Anchor

今回は、琉球大学を卒業後、入社した大手人材会社を1年で辞職し、現在はシーシャカフェを経営する川上 達輝さんにお話を伺った。


川上さんが大手企業を1年で辞職し、シーシャカフェの起業に至るまでの経緯と背景にある価値観を明かしてくれた。

■ 現在と大手人材時代の仕事内容

僕は現在、沖縄でシーシャカフェを経営しています。

現場での接客は4人のメンバーに任せて、僕は経営サイドに立ってお金の動きや人材を管理をするのが主な業務内容となります。

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・大手人材会社時代の仕事内容

新卒で入社した大手人材会社での業務内容は、主に採用ホームページの営業でした。

既存リストの中から電話営業を行い、アポが取れたら青森から鹿児島までの日本各地を飛び回ってお客さんの元に足を運びます。

その中でも新卒の主な仕事は、過去に先輩方が営業をかけて失敗した会社へのテレアポが中心でした。

月に何件も受注できるような仕事内容ではなかったので、月に1件の受注を目標として取り組んでいましたね。

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■ キャリア選択の考え方

僕のキャリアをざっくり言うと、まずは新卒で入社した大手人材会社を1年足らずで辞職。

その後、アルバイトでの1年間のシーシャ修行を経て、現在はシーシャカフェの経営者となっています。

経歴としては、少し変わっていると思います。

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・修行への道は怖くなかった?

正直に言うと、会社を辞める時には、
「一刻でも早くシーシャ修行に行きたい」と思っていたんです。

だから怖いどころか、迷いなども一切ありませんでしたね。

そもそも会社を辞めた理由としては、時間と行動を制限される「会社員」という働き方が自分に合わないと感じたからです。

例えば、今では広く普及したリモートワークですが、僕は新卒時代から既にオフィスに出社して働く体制に疑問を抱いていました。

「ぶっちゃけ家でもできるじゃん」と。(笑)

そのため下半期(6ヶ月)の営業目標を3ヶ月で達成して、実績を用いて会社とリモートワークの交渉を何度もしました。

しかし、「まだ新入社員だから」という理由で最後まで希望が通ることはありませんでした。

こうした
「自由が認められないことに対する不満」
「この会社で今やるべきことはやりきった」

という気持ちが重なって、会社を辞めるという決断に至りました。

会社を辞めようと決めた瞬間から、「もう早く修行に行きたくてしょうがない」と思って、次の行動を考え始めていました。

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・お金より大事なもの

僕はとにかく「自由」を求めるタイプです。

何かに拘束されたりして、自由が制限されるのが大嫌いなんです。

お金よりも「自由」を求めたからこそ、会社員を辞めて、シーシャカフェを起業するというキャリアを歩んでいます。

「時間に縛られずに自由に生きる」というのは僕の人生のテーマです。

正直、会社員時代は沖縄の同級生と比べると倍の給料を貰っていましたが、僕はお金に価値を感じませんでした。

だったらもっと「自由な環境と自由な場所で働きたい」という気持ちの方が大きかったので、迷わずに起業の決断が出来ました。

余談ですが、これまでの「人と違うことをする性格」や「自由を求めようとする」は完全に母譲りのものです。

母親の口癖は、「同じ人とつるむな」「人と同じことを選ぶな」でしたから。

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■ 学生時代の過ごし方

大学時代は、「チームを組んで新たな挑戦をする事」に熱中していました。

大学1年の時から学生団体を立ち上げ、学生が浴衣を着て大学に行く「浴衣日和」というイベントを開催しました。

また、貧困や片親問題で苦しむ子供達と大学の教育学部生をマッチングして、「勉強会」を開催しました。

昔から「人と違うことをしたい」という想いがあったので、サークルやアルバイトには力を入れませんでしたね。

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・我流の学生時代の過ごし方

僕は学生時代に「挑戦」をテーマに掲げた上で、「我流の過ごし方」を意識してきました。

今回はその中でも、個人的に特に重要だと感じる2点をピックアップしてお伝えしようと思います。

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・大学3年生まで「就活を意識した行動」をしない

1点目は、「大学3年生までは就活を意識した行動をしない事」です。

「え、どういうこと?」と思いますよね。

もちろん、就活を意識して行動することも悪くないと思います。

しかし、それ以上に学生期間の時間をフル活用して「好きなこと」や「挑戦したいこと」を夢中でやる経験を沢山積みましょう。

就活の時も、逆に周りの就活生とエピソード面で差別化できて、面接官の印象に残るかもしれませんよ?(笑)

少なくとも僕が面接官の場合に採用したいのは、就活に活きるかどうか関係なく「何かに夢中になった経験を持つ」就活生ですね。

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・「自分の楽しませ方」を知っておく

2点目は、「自分の楽しませ方を知っておく事」です。

僕の周りでも、とても優秀だけど、自分自身の「楽しませ方」を知らない人が沢山いるなと感じています。

自分が楽しくないと、周囲の人を楽しませることもできません。

大学生のみなさんは、趣味も遊びも勉強も全力で取り組みましょう。

遊びさえもクリエイティブに出来たら最高にカッコいいですよ!

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■ 将来のキャリアビジョン

僕の目標は、今経営しているシーシャカフェを通じて、「28歳までに1日も働かずに月収30万円を得ること」です。

「働かずに」とは本当に仕事をしないわけではありません。

自分が現場に出て働くのではなく、現場はスタッフに任せて自分は経営サイドに専念している状態を指します。

この目標は会社を辞める時に決めた目標で、今もこの目標を軸に人生を設計しています。

そしてこの目標が達成できた時、僕は多くの時間を手にすることになります。

この時間を使って、昔から好きな児童文学の本も書いてみたいし、ラジオやYoutubeにも力を入れていきたいなと思っています。

これからもどんどん新たなことにチャレンジしていきたいですね!


■ 学生時代に読むべき本

1. 手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
働くとは何か?「人生」とは何か?仕事とは何かを再確認できる本。就活生には特に読んで欲しい本の一冊です。

2. お金のいらない国
この世から「通貨」という概念がなくなった世界線の中で、「仕事」の本質を突き詰めることのできる一冊。

3. 不思議を売る男
モノを売ることの本質を学べるイギリスの児童文学。毎年必ず一回は読み返すほど大好きな一冊です。

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