3.恋愛×子育て×仕事へ応用可能 (副題: 誰もが抗えない本能について)
今回はみんな大好き心理学の分野
(マインドコントロール)です。
専門書と論文何本か目を通したので
まとめます。
今回のマインドコントロールは
3つのステップから読み解いていきます。
1.欲求を生み出す
相手に求めさせる状態
2.欲求を増幅させて
欲しくてたまらない状態
3.必要となる、依存する
人間の脳は
報酬を求め罰をさける
が基本的なメカニズムになっています。
快楽を求め、不快をさける
まず、前提として脳科学から読み解いた脳の機能について示していきます。
あるある!という一例。
ダイエット中に食べてはいけないチョコレートを食べてしまうこと。
言い換えると、チョコレートを食べて獲得できる快楽に食べてはいけないという理性が支配される状態をさします。
つまり、理性ではダメだとわかっているのに、本能的には快楽を求めてしまうこと。
これは本能に近い部分の欲求ほどはっきりしており、【快を求め、不快を避ける】という指令が強く働くことを意味します。
『理性ではわかっている』にもかかわらず、です。
だめだとわかっているのにやめられない
不倫も当てはまります。(大人)
だめだとわかっていても、2人の関係性が"快"になっており、関係を終わらせるのが"不快"の状態になっているのです。
だからやめられない。
こういったことが、
人間の脳では無意識に起こっています。
さて、
本題のマインドコントロールについて
進めていきましょう。
第一歩は条件付です。
相手に望ましい行動を取ってもらうためには【飴と鞭】を用いることが有効です。
このアメとムチにより、行動を制限することを条件付といいます。
犬におすわりを覚えさせるイメージするとわかりやすいかなと思います。できたときにエサを与え、できなかったときにはエサを与えない。犬は報酬を求め、罰をさける行動をとるようになります。
※ムチな大きさを間違えると、条件付自体が破綻します。
(何故なら、行動による罰と捉えるのではなく、あなたという人に条件付が移行してしまうからです。)
間違えるのが怖い → あの人が怖い
ではいけません。
では、どういった手法が一番効果的でしょうか。
それは【飴と無視】です。(韻を踏みました)
犬が求めていた行動をしたときにはアメを与え、できなかったとかには罰を与えるのではなく、ただムシヲスル。
これが条件付の基本原理になります。
ここからさらに一歩踏み込みます。
行動だけでなく、
〔マインド〕をコントロールする
条件付について。
なにもない状態からあなたを
求めやすくなる状態を作り出します。
ちなみに、さきほどの犬の例であげた手法は〈連続強化〉といいます。望ましい効果が出たときにはアメを必ず与えるというもの。
では、実践的なアメとはなんなんでしょうか?あなたにとってアメとは?一度スマホを閉じて考えてみてください、、、、、
それはズバリ
【承認欲求を満たす】ということです。
これがあなたへの報酬となります。
なぜ承認欲求なのか。
(チョコレートだよ!って人もいたのかな?)
なぜなら、手軽で強烈だからです。
人は周囲に認めてもらえることは何よりにも変えがたい喜び、僥倖であると言われています。
承認欲求をみたされると快
承認欲求をみたされないと不快
ということです。
念押ししますが、
ステップ1で行うことは
承認欲求を満たすということです。
(君のおかげ)、(君だけ) といった言葉が
キーワードになってきます。
もっと簡素化すると
単純に話を聞いてあげる、共感してあげる といったことだけでも承認欲求は満たされると実証されています。
あなた=承認欲求を満たしてくれる人 となり、だんだんあなたと話しをすることが"快"になってくるのです。
すると、脳レベルであなたを求め出すようになります。
要約しますね。
ステップ1ですることは
承認欲求を満たすという連続強化。
会うたびに承認欲求を満たすという
"快"を与え、条件付をすることです。
長くなってしまったので、ステップ2については、また後日説明します。
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まだまだ始めたばかりですが、ご期待頂けますと幸いです。