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介護の仕事をしていて感じること

介護の仕事は実に奥が深い。

私自身、介護の仕事を始めて2年が経ちますが、いまだ分からないことだらけであると感じる日々です。

毎日利用者さんの状態は変わってくるし、それに伴って対応も変えなければいけない。

毎日が変化の連続なんですよ。

そんな中で個人的に感じることはたくさんありますね。

その中でも、介護の仕事をしていて感じることを1つに書いていこうと思ます。

介護の仕事をしていて感じること

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介護の仕事をしていて感じることは、「将来自分も介護施設のお世話になるかもしれない」ということを切に感じますね。

例えば、病気で身体が不自由になってしまったりとか、認知症で日常生活が営めなくなったりとか、そんな感じで。

施設のお世話になるときのためにも、毎日の自分の仕事を全うしていきたいなと感じる部分でもあります。

ただ、施設に入るってものすごいお金がかかるんです。

安い老人ホームでも毎月10万円以上はかかりますし、それこそ経済的な負担がかかるわけですね。

「じゃあ誰が負担するの?」

ってなった時に、肉親(自分の妻や兄弟など)しかいないんですよね。その時の肉親の負担が相当大きいだろうなと思うと、老人ホームの入居も後ろめたいと感じることがあります。

介護現場で働いていると、このように将来の自分自身について考えさせられるんですよ。

様々な職種がありますが、このように自分の老後のことまで考えさせられる仕事って、なかなかないと思います。

介護現場で得られたもの

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介護の仕事をしていていると、将来自分も老人ホームに入居するかもしれないことを感じるお話しさせていただきました。

日々感じることを通して、得られたものがあるんです。

介護保険に対しての知識や、施設に入居するまでの流れといった、行政手続的な部分が特に身につきましたね。

現場で働く介護士ですが、会社の研修や外部研修で介護保険に関して、散々勉強してきた部分があります。

そうした部分を通じて、ある意味行政的な部分に詳しくなってしまった経緯がありますね。

ただ、すべてを把握しているわけではないので、まだまだ勉強が必要だなと感じています。

介護現場は、身の回りのお世話がメインと思われがちですが、このように法律に知識や施設との契約方法についても把握しておく必要があるんですよ。

介護の仕事で特に気を付けていること

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良くいろんな人から質問されますし、私の両親からも質問されることがあるのが「仕事で気を付けているところってどんなところ?」ということを質問されます。

個人的に一番気を付けているところが「お世話をしているときに利用者さんを危ない目に合わせないこと」です。

例えば、利用者さんを持ち上げているときに誤って床に落としたりしないようにしたりとか。

介護の仕事は、命を預かる仕事だけあって、常に緊張感が走っていますし、その分ストレスが溜まりやすい仕事でもあります。

下手したら利用者さんが亡くなってしまいますからね。

お世話をするときは、一人ひとりが注意を払いながら仕事を行っているんです。

私の場合は、仕事中はこのことを意識して仕事を行うようにしています。

まとめ

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介護の仕事をしていて感じることについてお話しさせていただきました。

将来自分も老人ホームに入居するかもしれないということ考えると、利用者さんが他人事だとは思えなくなります。

むしろ、自分の老後について真剣に考えなくてはいけない、と思って常に仕事しています。

仕事をして感じることに伴って、身についたことや仕事中に気を付けているもあり、毎日が勉強の日々です。

この仕事は、奥が深い。人間て一筋縄ではいかないなと改めて感じました。

というわけで今回はここまで。

また、お会いしましょう。

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