ハガレン作者の読み切りが単行本化したのでご紹介
記事に興味を持っていただき
ありがとうございます。
今回は月刊サンデージェネックスにて
読み切り掲載されていた
荒川弘先生のRAIDEN-18をご紹介します。
実は私この漫画を知らなかったのですが、
偶然書店で見かけて
「荒川先生の新作!?」と
心の中で叫びながら
驚きと興奮のなか購入しました。
作者・荒川弘先生
荒川先生といえばやはり
代表作の鋼の錬金術師が有名です。
世界的な人気を誇る大ヒット漫画ですね。
また、荒川先生のご実家は
北海道で農業を営んでいるそうで
銀の匙 Silver Spoonや百姓家族では
浮世離れした農家エピソードが
描かれています。
ちなみに荒川先生が女性ということは
今では周知の事実ですが
かつて「ハガレンの作者は女性らしい」と
都市伝説のように語られていました。
あらすじ
みどころ
RAIDEN-18のジャンルは
アナーキー・コメディと言われています。
初耳だったので調べましたが
この漫画でしか使われていないようでした。
無法者コメディという意味でしょうか?
そのキャッチコピー通り作中では
タチバナ博士をはじめとする
マッドサイエンティストたちが
闇ルートから死体を入手して
主人公の雷電18号のような
怪物(クリーチャー)を生み出しています。
出てくる科学者はみんな
フランケンシュタインの怪物に魅了され、
死体のことばっかり考えています。
遂には自身の死後も
研究の材料にしてほしいと
遺言を遺す人まで現れました。
そんな中、怪物のはずのライデンは
誰よりもまともで作中唯一の良心です。
数々の死体がきっかけで
トラブルに巻き込まれ、
倫理観が欠如した科学者たちに
戸惑いながらも自身の自由のために戦います。
そんなライデンに対する
タチバナ博士の距離感が面白く、
今までにない
不思議なコンビになっていきます。
15年かけて描かれた読切の集大成として
待望の単行本化したRAIDEN-18は
下ネタあり、ブラックジョークありの
まさしくアナーキーコメディでした。
おそらく1巻完結なのでお求めやすいです。
是非ご一読ください!