カジノ依存症を防ぐ勉強には徹底的に攻略方法を考えることが必要な理由

これはカジノで稼ぐためのものではありません。

まったく逆の話で、とことん考え抜くことでカジノで稼ぐことには大きな壁があることを認識してもらうのが目的です。

その結果、ギャンブル依存症を防ぐというアプローチになります。

中途半端に「カジノで勝つ方法」なるものをかじり、夢を見るようなことがないようにしたいからです。

そこで現実というものを徹底的に認識するため、カジノ攻略の学習というものをカジノリテラシーのプログラムに組み込むべきだと思います。

具体的にルーレットやバカラで、攻略法を考えるように課題を与えます。

そのアプローチの一部は、こちらで紹介しています。

そしてその攻略法を使い、オンラインカジノのデモプレイで20〜30時間をかけて検証します。

効果的な攻略法を編み出し、それがうまく運用できるとしましょう。

そして20〜30時間かけて資金を増やした末に、そのすべてを失うことになったとします。

すると次のようなことを感じることでしょう。

・これまでの数十時間の取り組みが無になったことの虚脱感

・カジノで勝つことの難しさ

・実際にお金を賭けていたら、という恐怖感

そして人によっては次のステージに進むかもしれません。

更なる攻略法を考え出したい、と。

それはそれで構わないと思います。

おそらくお金を失う恐怖感を味わっているため、当面はデモプレイでの検証に終始することになると思います。

そこまで到達しない人は、カジノで稼ぐことの難しさを実感し、無闇にお金や時間を注ぎ込むことはなくなるのではないかと考えられます。

カジノ開業の前にギャンブル依存症の対策としてカジノスクールを作るとすれば、このように攻略法を作り検証するプログラムも必要だと思います。

カジノ反対を唱えるのは簡単ですが、であればカジノ開業によるメリットの代替案を提示する必要があるでしょう。

カジノ開業を阻止できないとなれば、いかにギャンブル依存症を防ぐのか、現実的なアイデアを出すしかないと思います。

そしてそれはカジノをさせないというよりも、より深くカジノへの理解を深めることだと考えます。