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2023年3月11日 ②離婚事由 モラハラ夫のハネムーン期

私と主人の離婚の話し合いは平行線のままだった。
私はあの日以降、主人が帰ってくる時間やラインで
連絡を貰うと胸のザワザワ感と動悸が消えず仕事から
帰ってきても自宅にいるのにも関わらず毎日が緊張の
連続だった。どうしてそうなるかも分かっておらず
主人の事をひたすら怖いと意識して怯えている事に気付いた。

息子にもそれは伝わっていて
「主人といると精神的に追い込まれてしまう事
 接する中で動悸がするくらい恐怖を感じてしまう事」
をたくさんの言葉を使って正直に伝えた。

少しでも自分の辛さを理解して欲しくて必死だった。
だけど、話していて自分自身が我慢を知らない
駄々っ子の戯言のように思えてきて途中で涙が出た。
息子に素直に謝った。
「お母さんの決断は君を苦しませる事になると思う。
 だけどお母さんたくさん頑張ったけど夫婦でやって
 いく事に限界が来てる、本当に一緒の空間にいるだけで
 しんどくて苦しい」と。

息子は主人に精神的に追い込まれていた
私を見ていたので理解を示してくれた。
示してくれたと感じたのはこっちの勝手な
思い込みで息子はきっと悲しかったに違いない。
そう思うと受験期に私は何を伝えているんだろうと
罪悪感を感じずにいられなかった。そうはいえども、
背に腹は代えられず息子に伝える前から日を追うごとに
眠れなくなっていて睡眠が十分に取れなくなっていた。

ある日主人から「まだ離婚したいの?」と聞いてきた。
私は主人が不機嫌になるのが嫌で複雑な表情を浮かべた。
そしてこう伝えた。
「そう聞かれたら答えとしては否定も肯定も出来ない」

不利な離婚条件で放り出されそうな私は未来について
考えたくなかったし、息子の受験が終わるまでは
現実的では無いとも思っていたからだ。

主人は薄い笑みを浮かべながら「俺は離婚したいとは
思っていないけど、今の俺との暮らしが君を満足させら
れるものではないのなら君との関係は修復の難しいと
思う。君が望むなら離婚してもいいよ。その代わり
息子は俺が育てる、家を売ったと仮定して多少の
財産は夫婦で分けよう」

耳を疑うような話で私は主人の顔をじっと見つめて
いました「ホントに?考えが変わったの…?」
そう問いかけた私に主人は「君を縛り付けても良く
ないし、離婚して生活するにしても再婚するにしても
子供は負担になるだろう、俺は息子とも仲が良いし
離れたくないから俺が育てていく」との事。

冷静に離れてみて分かったのですがモラハラを
する人には一定のサイクルがあります。

①「蓄積期」不平不満をため込む時期
②「爆発期」イライラを放出する時期
③「ハネムーン期」謝罪、譲歩、弱気になったり
してまるで別人、泣いたりする事もある。

主人の今の状態はハネムーン期でした。

酷い罵詈雑言を浴びせた事を悔いていて
もう一度この人を信じてみようと思わせる
ような言動と態度を見せていただけだった。

当時の私は無知だった為に
主人が好条件で離婚を提示してくれる事に
感謝すらしていた。話せば理解が得られると。
モラハラのサイクルは繰り返すので一時的な事
であると知らず、夫婦仲の修復が無理なのなら
息子に再度きちんと説明をして新たな道を
進むのが今後の人生にプラスになるのではと。

息子の事については、
主人の言葉通りに進める気持ちは無く、
息子本人と話し合い、どちらと住むか
決めてもらう形や自由に行き来出来るように
すれば良いのでは無いかと感じていて
どうやったら良いかなんて答えが出せずにいた。

私は大事な決断に踏み切れず
ネットを通じて離婚の情報を調べたり
オープンチャットを覗いていた。
そんな中、相談出来る方を見つける。

離婚への考えを進める中で
アドバイスをくれた「協力者」。
私の命の恩人の一人だ。

【離婚事由③につづく☟

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