【Teacher Canvassador発表🎉】教育現場のすごい先生から学べる3つの力
こんにちは、Canvaの涼夏です。昨年末より日本の教育現場で急速に広がるCanvaの活用!でも外からだと、実際にどんな学びが生まれているのか見えにくいかもしれません。今回は、初のTeacher Canvassador認定を機に、ふだん教育との関わりが薄い人でも、教育現場で革命を起こしている先生方から学べることを紹介します!
本編の前に、本日開催の無料ウェビナーのお知らせです!
日本初Teacher Canvassadorプログラム
Canva for Educationは、Canvaが今年、世界的に力を入れている教育プロジェクトです。その一環として、Teacher Canvassador認定プログラムがあります。これは、教育現場に革命を起こしている先生方を数名選出し、Teacher Canvassador(日:Canva認定教育アンバサダー)として公式に認定するものです。2022年7月、ついに日本でも始めることができました!
"世界的に"と言っても、教育現場でのCanvaの活用が浸透している・あるいは成長の勢いが素晴らしい国から順番に認定プログラムを開始するというのが本国の方針です。ICT活用の遅れや内向きと言われることもある日本ですが、導入数の増加に勢いがあることから、このたび6名の先生方を認定できることになりました!
まずは今回日本で初めて認定となった6名のTeacher Canvassadorを紹介します!
Canva Japanの公式noteに先立ち、先生方が早速発信してくださっているので、意気込みをそれぞれの記事からご覧ください。(順不同)
吉川 牧人先生
野中 潤先生
江藤 由布先生
清水 智先生
安永 ひろえ先生
関口 あさか先生
そもそもCanva for Educationとは?
Canvaではバリューの一つ「ほかの人の力になる」を軸に、Canva for Educationという教育版Canvaを無償提供しています。教育現場に革命を起こそうと日々奮闘されている日本の先生の力を借りながら、日本の子供たちが輝けるよう、今日から未来へと繋がる「主体性」や「創造性」を育むお手伝いをしています。
昨年12月に始動したCanva教育者グループでは日々多くの活用事例が共有されています。先生方がCanvaを使って教室や授業をカラフルに彩り、生徒たちも巻き込んで学校や地域のイベントを盛り上げている様子が全国から集まっています。
先生方のすごいところ3つ紹介
ドイツ・ブラジル・メキシコ・イタリア・インドネシア・フィリピンなど、日本よりも先にこのプログラムが導入された国々があり、日本のTeacher Canvassadorも共通の基準で選定されました。
選ばれた先生方に共通しているスキル・行動力・人柄が、教育に携わる人に留まらず、多く人々にとって刺激になる部分だと思うので、シェアさせてください。
① デザインは初心者から、試行錯誤!
Canvaを教育現場で活用される先生方のほとんどは、デザインの経験をお持ちではありません。Canvaを駆使し、生徒たちそして先生同士で試行錯誤しながらデザイン力をどんどん上げている方々です。
直感的な操作性で使い方マニュアルが無く、日々機能が進化しているCanvaは「とりあえずやってみる」場として教育との相性が良いことも導入の大きな理由のように見受けられます。先生が教室で生徒と作ったデザインを見せてもらうと、生徒のお手本となって、試行錯誤することの大切さを体現されているのが伝わってきます。
このような先生方の授業には、やってみた結果を受容してもらえる安心感と次に繋げる学びがありそうです。ビジネスでも活かせる改善のサイクルです。
正解を教えられ、暗記し答えるという従来の教育から打って変わり、試行錯誤することで養われる「主体性」や「創造性」は、世界と対等にやりとりをする上で必要となる姿勢です。きっと日本の競争力を上げる力になるでしょう。
② 新しいことにチャレンジし続ける
今回Teacher Canvassadorに認定された先生方は、現場でCanvaを試行錯誤するだけに留まらず、業務外の活動を通じて良い教育現場を作ろうと奮闘されています。
自ら、学びの場を企画運営されたり、目標に沿って発信活動を継続されたり、積極的に学び直しや日本国内外での情報交換をされている先生もいます。立ち止まっている印象がありません。
そうやって常に前を向いて動かれていると「Canvaを使ってこんなことをしたい」とどんどんアイディアが湧いてくるようで、そこから次の挑戦につながっているようです。
また、今回惜しくも認定を逃された先生方も、「次の募集に向けてどんなところを成長したら良いか」と前向きな相談をしてくださる方々が多く、心を動かされました。
ただでさえ大変な先生というお仕事。それなのに、業務外でもご自身の成長に前のめりに向き合われている姿に、自分も居心地の良い領域から出て、何か挑戦してみようという気持ちになる人は多いのではないでしょうか。
③ Canvaを広め、本気で日本の教育をより良くしようとしている
今回認定となったTeacher Canvassadorは、現場でCanvaを活用し、ご自身の成長に精力的に動かれているだけでなく、Canvaを使った学びをどうやったら日本全国に広めることができるかと、真剣に考え行動されています。
聞いていて楽しくワクワクするような話し方や人柄、そして他の人が「やってみたい!」と思うような巻き込む力、日本全国に届く様々な「広める力」を持つ先生方に恵まれました。
Canvaは世界190ヶ国で7500万人の月間アクティブユーザーに使われている英語圏(オーストラリア)発のデザインプラットフォームです。世界各国の人材が日々開発に取り組んでいて、機能の拡張のスピードは目まぐるしいですが、日本のユーザーのかゆいところ全てに手が届くようになるまでには少し時間がかかることもあります。
そんな中、多くの人に伝わるプレゼン力を持ち、Canvaを使った学びについて発信をされている先生方は、Canvaにとって強力なパートナーです。今後、どのような学びのカタチをつくり、どのようにして日本全国に発信をしていかれるのか、今から楽しみでなりません!
最後に
Teacher Canvassadorの先生方は、認定発表からの1週間の間に、様々な企画や活動についてアイディアを出し、Canvaに手伝って欲しいことなどを積極的に相談してくださっています。また、すでにアイディアを形にし、実施した様子を報告してくださった先生もいます。
新しい認定プログラムのため、決まりきっていない部分もある中、そこで足を止めずに行動を加速されている姿を見て、Canvassadorになっていただけて本当に良かったと感じました。
みなさん、今の教育現場にはこんな素敵な先生方がいます!直接教育に関わらない人にとってもロールモデルになるのではないかと思い、今回こうしてnote記事で紹介させていただきました。
みなさんも、こんなに素敵なTeacher Canvassadorの、今後の活動や発信内容をぜひ楽しみにしていてください!
先生方の様々な活動内容やデザイン例などは、Canva Japan教育者グループでチェックできます!グループへの参加は下記リンクから(参加無料):
Canva for Education日本の始まり⬇︎