2022 あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。
これほどまでにたくさんの出会いや学びを得られた年は今までありませんでした。
自分のために少しだけ時系列順に振り返ります。
散文にて失礼。

実は私は昨年本厄でした。
会社で年明け早々トラブル(?)に見舞われ、人間関係がぎくしゃくし、3月には「今までのやり方ではダメなんだ!」と突きつけられ……
同時期に自分の病気が双極性障害であると判明し、治療を開始。
有無を言わさず新しく生まれ変わることが求められる、そういう状況でした。(振り返ってみると、であって、当時はそこまで感じなかったけど)

同じ3月にnoteで新しい出会いが2つ。
1つはこのマガジン。

ただの仏教徒だった私が、初期仏教から大乗仏教までざっくりしかしみっちり学ぶことができました。
とてもわかりやすく(いや難しいんだけど、それは仏教が難しいからであって云々)時々読み返しては自分の心や考え方の支えにしています。

もう1つの出会いはおいおい書きます。

次の出会いは5月。上旬に深緑茶房さんのイベントで松阪に行きました。


お茶摘み・工場見学のイベントで、いい香りでいっぱいでした!
そのイベントで出会った方々とは今もお友達で、時々お茶したりランチしたり、その方のお菓子を買いに東別院まで行ったりしています。
年末にmirume(深緑茶房さんの新店舗の名前)さんからラインでフォロワーにご挨拶があったのですが、まさにその時お返事したのと同文、私の人生の転機でした。
本当に行って良かった。

ていうか多分、去年が転機の年だったんだろうな。

次の出会いはそのすぐ後でした。
会社で車に乗る調査に出ることになったのですが(ちなみにうちは調査会社です)、その時の説明~調査当日といろいろあって。
このままではいけないのではないか? という危機感を抱きました。
そこで、いろいろ迷ったのですが、上述で「3月に」「『今までのやり方ではダメなんだ!』と突きつけ」た張本人(社員です)と話し、課長も加わって話し、何となく私も現場に出ることになりました。
今までは事務所内で働いていたのですが、それだけだと業務全体が見えない。
自分の業務は自分で準備して、自分で現場にも出て、自分で集計や後処理もする、それを全部通してやることで、何が重要で何が特に重要でないか見極めることができる。
いずれは仕事を受けて見積もり作ったりもするだろう。
別に社員になりたいわけじゃないんですけど。

それを3人で話したのが確か5月下旬の月曜日。そのすぐ後の木曜日に関西弁になり(これはいずれ話します)、更にそのすぐ後の土曜日にこの本に出会いました。

この本のレビューまだ書いてないな……いずれ必ず書きます。
とにかく、私の目下の目標は、ほんのわずか・ほんの身近だけでいいから、この本の考え方(やり方と言うより考え方)を広めること。
こう、何となく定まりました。

自分が現場に出ることになって、すなわち、能動的に仕事をすると決めたことによって、この本との出会いがもたらされたのだと認識しています。
宇宙に意志や意図があるのかは不明ですが、これが麻雀で言うところの「流れ」なのだなと感じましたし、事実そうなのでしょう。

そして、この本と出会ったことによって、もう1つ重要な考え方が頭をもたげてきました。
それは「お金を稼ぐために働く」ということをやめる、ということでした。
3月の出会いでもこれに似た考え方は得ていたのですが、つまり、
「お金を稼ぐ」のは結果であって目的ではない。
結果を目的とすり替えても得られるものはない。

というものです。

自分が「これをしよう!」「これがしたい!」と感じ、考え、行動に移したことによって、結果的にお金が得られる。
そういう考え方にシフトしよう、と思ったのです。

上述の本にも書かれていますが、これは競争や勝負も同じ。
「勝つ」「負ける」というのは結果であって、目的ではない。
勝ち負けを目的としても得られるものはない。
ただ、走りたいから走る。やりたい仕事があるからやる。他人は関係ない。
結果はただ後からついてくるだけ。

そう考えたとき、音楽との向き合い方も少し変わりました。
やりたいからやればいいんだ。

本に書いてあるのはこれだけではなく、他にも深遠でかつ実践的なことがめちゃめちゃたくさん載っています。
いつか必ずレビュー書きますから。必ず。

ただ、私がこのようにして前に進むにつれて、周りとの乖離も少しずつはっきりしてきて……
何となくいたたまれなくなっているのは確かです。
だから、今は正直なところ、社内に仲間がほしい。そして布教したい。あの本を。
でも、うちの業種だとどうしても大きな壁があるのが事実で……それもいずれ書くと思います。

今は繁忙期で出払っているメンバーも多いため、今年からが(私的に)本格始動なのだと思います。
心がワクワクであふれかえっている。
まあね。双極性障害だから、時期によっては明るくなったり攻撃的になったり、もしくは鬱々としたりおとなしくなったり、いろいろあるでしょうよ。
でもというか、だからこそというか、「自分がやる」「自分がやろうと思う・感じる」ことに最適化していく必要があるのかもしれません。

そういうわけで、素敵な厄年でした。
今年は後厄です。
それでは、本年もよろしくお願いいたします。

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