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#エッセイ

自分の声が好きですか? 大抵の人は、自分の声を録音して聞いてみると こんな声じゃないはず と思うでしょう。 私もそうでした。 俳優を始めた時から 声にコンプレックスがあり こもった声だとよく言われました。 養成所の講師からも 「お前の声は舞台では通用しない」 と言われました。 ヴォイストレーニングを受けましたが 客観的にも、舞台での俳優活動に限界を感じ 裏方に回りました。 最近ご縁あって ラジオの構成作家・ディレクターをやらせてもらいながら 出

金の企画、銀の企画

あなたが泉に落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか? そうですか、錆びた鋼の斧ですか。 では正直ものには全て差し上げましょう。 落としたものを正直に白状することで富を得た木こりの話です。 企て、企む企画の仕事においても正直であることが時に新たな成果に繋がることがあります。 あなたが企画書から落としたのは、この独自性の高い金の情報ですか? それとも競争力の高い銀の情報ですか? え?他社に劣る後ろめたい情報を落としたと言うのですか? なるほど、正直ですね。 そん

体育会系バンドマン(ヤンキーファッション)の話。

Rくんと話すようになって、私は彼の事を色々と知った。 ・原色ヤンキーファッションで光り物を好む。 ・走るのが速くスポーツが得意。 ・楽器ができて音楽が好き。 (・○×ゲームが大好き。笑) 彼は語彙が豊富で、選ぶ言葉に優しさとセンスが溢れていて、私はとても心地がよかった。 会っていない時間も話したくなった私は、連絡先を聞いた。 心を閉ざしていた時期だったから、自分でも驚いた。 友人はもっと驚いていて、今でも当時の話になると、「Rくんと出会ってから徐々に落ち着いたから

ASMRをえっちだと思っている人へ

はじめに 皆さんは「ASMR」をご存知だろうか。  今年(2022年)6月に大手動画投稿サイトYouTubeがASMRの規制をしたことで話題にもなった。  YouTubeやニコニコ動画などで近年盛上がりを見せているASMRだが、音フェチでもない限りあまり詳しく知らない人も多いのではないだろうか?  定義は冒頭に示した引用の通りである。  が、しかし  僕はASMRを6年ほど前から(ASMRと認識せずに聞いていたものも含めればもっと前からかもしれない)嗜んでいる音フェチ

【つれづれ日記】asmr vs note

ここ1年くらい、寝るときにasmrを聴いている。 asmrとは、耳かきの音とかささやき声とかで、本当に自分が耳かきをされていたりささやかれているように感じるアレだ。 なんの略だったかは忘れた。 これがけっこう寝不足解消に良いのだ。 基本的にボクはなにもせずボーッとすることができない。 飽きてしまうし、なにかしらを考えてしまう。 なので、あまり眠気がきていない状態で布団に入ると、いろんな考えがよぎってしまう。 昔の失敗を思い出して、「あのときああすればよかったなぁ」とか

足の爪サンバ

今週は一週間が早く感じた。 体感だとまだ木曜日くらい。 一週間が早く感じる週は、特に思い出が残らない気がする。 最近アニメをよく観ています。 よく観ているので、映画を観る数が少なくなってしまいました。1日は48時間であってほしい。 今期は「水星の魔女」を観ているので、久しぶりにガンダムに関心が湧いてきました。 十数年ぶりにガンプラを作りたいと思い、HPを覗きました。 これからホビーショップに行って見てこようと思います。

声優交代

代わりなんていーっぱい居ますよ。 イケボな声優なんて腐るほど居ます。 実力とかじゃないです。運が良かったんです。良い役が貰えて認知されて次に繋がって行った。 まぁそのチャンスを活かし切ったのは実力ですね。 だけど同等の実力があるのにチャンスに恵まれず燻っている声優がいっぱい居ますから、「彼の代わりは居ない!」なんて心配しなくて大丈夫ですって。 すぐ慣れます。 後任はプレッシャーでしょうが……。 だって、あのドラえもんだって声優交代したじゃないですか。 のぶ代ドラで育った私に

斧を投げる才能

 人には誰でも様々な才能が備わっているのはいいんですけれども、問題はどの才能が備わっているのかがなかなか分からない点であり、更に備わっている才能が分かったとしてもそれが使える環境にあるとは限らない点なんです。つまり、私も皆さんも間違いなく才能の塊ではあるんですけれども、どんな才能があるかは各々が自分で確認するなり誰かに見つけてもらうなりしなければならない。そうやって苦労して見つけた才能も時代に合っていなければ宝の持ち腐れになってしまう。難しいのは才能を持つことではなく、才能を

ソニー・ロリンズ『ロリンズ・プレイズ・フォー・バード』

ソニー・ロリンズの編曲家としての一面と叙情的な演奏の魅力を感じられる一枚です。 1956年10月5日に録音。プレスティッジより発売される。録音メンバーは、リーダーのソニー・ロリンズ(テナーサックス)、ケニー・ドーハム(トランペット)、ウェイド・レグ(ピアノ)、ジョージ・モロー(ベース)、マックス・ローチ(ドラム)、ボブ・ワインストック(プロデューサー)、ルディ・ヴァン・ゲルダー(レコーディングエンジニア)です。 収録曲はレコード基準(PR7533)で3曲。1曲目はロリンズ

ブラック企業トレーニング

「サザエさん症候群」って言葉があるけれど、 かくいう私めもサザエさん症候群にあえいでいた時代が、かなり長かった。なにせ12年もサラリーマンしてたから。 正月明けから、いきなり、鬱に喘いでた。 当時勤めていた会社は、新年早々、社員全員で初詣をするような、ガチモンの糞みたいなブラックだった。 私を執拗にいじめていた上司(でっかい中学生みたいな人…)も、当然そこで顔を合わせる。 だけど、その人がタクシーから降りてきて、「明けましておめでとうございます!」と挨拶しても。 シカ

録音する日課(2022/04/18)

朝、起きると散歩に出かける。今日は晴れていたので気持ちがよかった。 最近は、散歩をしながら昨日あったことや今日やること、あと考えていることなどを声で録音してみている。1ヶ月分ぐらい貯まってきた。まだ、聞き返したりはしていないので、ちゃんと録音出来ているのかはわからない。とはいえ、朝から声を出すと目が覚めて、それなりに楽しいので続けようと思う。 文章を書くのは好きだが、話すのは苦手なので、この朝の録音で苦手を克服しようという目論見もある。が、結局自分のペースでダラダラと話し

もっとメジャーなところで

『文學界』2022年5月号に掲載されている藤田貴大の戯曲「Light house」を読み終えたので、感想というよりかはもっと広い意味で、考えたことを書いていこうと思います。

他者と響き合うということ 音の仕組みから考える

音楽大学のカリキュラムというのは特殊だ。わたしが学んだ学科では、一、二年生の必修に「音楽理論」という科目があった。もっぱら西洋音楽史を志す者も、はじめは幅広く日本音楽史や民族音楽学を学ぶことになっている。卒論のテーマを決めるまでに専門を大きく変える者もいたから、学生たちの視野を広げるためにも必要な仕組みだったのだろう。音楽理論もそういった科目のひとつだった。 音楽理論の授業で大きなウエイトを占めていたテーマが音律だった。音律というのは、音の相対関係のルールのようなもの。作曲

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共感の三段活用

リーダーは常に強気で前向きにあれ。 着いてくるメンバーを不安にさせてはならない。 そんなリーダーシップ論もあるかと思いますが、徐々に先導型から共感型にリーダーシップも変わってきているのではないでしょうか。 リーダーとして周りをまとめ上げなければいけない立場にあるけど、自分にそんな能力があるとは思えないし自信もない。 そんな心境でリーダーになっている方はいませんでしょうか。 多くの場合、リーダーとはなるべくしてなるものではなく、立場がリーダーを作り上げていくものなのです。