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ブラック企業トレーニング

「サザエさん症候群」って言葉があるけれど、

日曜日の夕方から深夜、「翌日(月曜日)からまた通学や仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になること

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%A8%E3%81%95%E3%82%93%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

かくいう私めもサザエさん症候群にあえいでいた時代が、かなり長かった。なにせ12年もサラリーマンしてたから。

正月明けから、いきなり、鬱に喘いでた。

当時勤めていた会社は、新年早々、社員全員で初詣をするような、ガチモンの糞みたいなブラックだった。
私を執拗にいじめていた上司(でっかい中学生みたいな人…)も、当然そこで顔を合わせる。
だけど、その人がタクシーから降りてきて、「明けましておめでとうございます!」と挨拶しても。

シカト

だけど~んんだけど~明るい私は~明るい私は~サザエさん症候群 (;´Д`)

あと通勤ルートが京浜東北ー埼京線だったのも超タルかった。激込みじゃないですか…2週間に1回は人身事故があるし。下手したら、電車遅延で遅刻しただけなのに、キレられたことすらあった。

とにかく「お前が悪い」と。もう、とにかく、コイツはなんでもディスればいいや!って感じだった。日曜の夜どころか、日曜の朝から胃が痛くなってた。

ただ、いま振り返ると、あの決して短くない地獄の季節は、悪いばかりではなかった…。
だってあれ以上のメンタルトレーニングって、なかったと思うから。

「ああ~行きたくねぇ」「もう~やりたくねぇ」っていっつも思ってたけど、そんなサザエさん症候群に陥っている自分を奮い起こして、行動していたのだ。それも、10年以上。

(すでに下記の記事で話をしたので恐縮だけど)そんなバッド・テイストな日々を耐え続けるだけでも、脳の「視床下部」が鍛えられるのである。

ブラック企業に毎日通勤する。たったそれだけで、人は変われる。頑張る価値は、ある。

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