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2022年9月の記事一覧
「手の倫理」を読んで
感覚のヒエラルキーとは
視覚、聴覚……精神的、上位
嗅覚、味覚、触覚……動物的、下位
ということらしい。確かに人は視覚に大きく頼っているし、失った場合の重大さを考えても視力>聴力>嗅覚・味覚、というのはわかる。
触覚に至っては失うことも持ってることも意識にのぼることは少ないのでは。
そんな「触覚」の大切さについて、とくに人に対して「さわる」「ふれる」ことについて深く考えてみる本。
日本人は体に触
死んでから花をほしがる奴なんているもんか問題
ありてなければ 「無常」の日本精神史/竹内整一
読了。
はかなさとは何か。
花火のはかなさを愛でる日本人の精神性はどこから来るのか。
万葉から近現代まで思考されてきた「はかなさ」の正体に迫る。
付箋が山盛りになってしまった。
それもそのはず、巻末の解説にある通り、この本は「竹内流の引用の万華鏡で諭す言葉の小宇宙」「言葉の玉手箱のような珠玉の一冊」なのだ(彦摩呂?)
はかなさを知るのはいつだろ