The Stay-Home Superstar

コロナが終わった感がある。
僕はもうマスクもしてない。
普段の暮らしが戻ってきた気がする。


でも、こんなこと言うとヒンシュク物かもしれないが、実はあのコロナ初期の雰囲気は結構好きだった。
街から人が消えたことで喧騒から解き放たれた気がしたし、人と人の関係が希薄になったのもいいなと思っていた。何より会社の飲み会がないのも良かった。


コロナ初期は会社の業績が一気に落ち込み、抱えていた仕事が消滅して残業が減ったのも良かった。この会社に入って初めて「暇だぁ〜」という気分を味わえた。
給料が減ったのには困ったが。


そして僕自身、ステイホームが全く苦にならない性格だったのもデカかった。おうち時間バッチコ〜イ Fuu~だった。

僕にとってはいい時間だったのかもしれない。


〜ここからは番外編〜

ここでふと思い出したのが、今回タイトルにした「The Stay-Home Superstar」という楽曲である。この楽曲は、キバオブアキバというメタルバンド(彼らはヲタイリッシュデスポップバンドを自称している)が2014年にリリースしたものである。なんとコロナ禍よりも6年も前にステイホームを謳っている。

そもそもこの楽曲は「YENIOL」というアルバムに収録されているが、「家におる」を英語っぽく言っているだけである。

このアルバム、楽曲はゴリゴリのメタルソング揃いであるが、歌詞の内容は「家に居たい」が滲み出すぎている。
各楽曲の歌詞を僕の独断と偏見で紹介する。

1.Animation With You
→割と大画面なうちのテレビで君とアニメが見たい歌。

2.はかせをめざせ
→図鑑を開いて博士を目指す、いわば「めざせポケモンマスター」的な歌。

3.The Power And The Museum
→集めすぎたフィギュアを置くところがないので、飾るための権力と博物館がほしい歌。

4.Internet In Da House
→珍しく外出したら近所のおばさんから舌打ちされた。家でインターネットしてたらこんなことにはならなかったのに〜な歌。

5.Party @The BBS
ネット掲示板での盛り上がり(炎上?)を楽しむ歌。

6.Oh,My Parsonal Computer Is Dead!!!
愛しのパソコンにブルースクリーンが出て死んだ歌。

7..Firewall
(ネット上で)君のことが知りたいのにブロックされた歌。

8.全部宇宙が悪い
→あれもこれも全部宇宙のせいにしてしまう歌

9.The Stay-Home Superstar
→家最強。外出するわけないんだから天気予報とか見るわけ無いじゃんな歌。

10.ゾンビ奴
→人との繋がりとかすげぇめんでぇし、ゾンビ映画なら真っ先にゾンビになるようなキョロ充は逝っとけな歌。

11.ファイナル☆クエスト
→早く家に帰ってRPGやりたい歌。

アルバムジャケット

‥‥‥‥‥なんだ?このアルバム?
途中まで書いてナニやってるのか訳分からんくなった(褒め言葉)。いいぞもっとやれ。


このアルバムがリリースされて約9年が経つが、未だにドライブ中に爆音で聞いている。

歴史に名を残すかと言われれば、知名度が低すぎてなんとも言えないが、隠れたメタルの名盤としてぜひ聞いて見てほしい。

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