構想何年越しに発売された普遍的自己啓発本「物語思考」を読んで
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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(やる気のないレンタル業はじめました)
それでは本編へGO
著者けんすうさんが、この本で言いたいことは
今日は僕の推し著名人の1人けんすうさんが満を持して出版した「物語思考」という本を読んで思った事などを書いていきます。ちょっと長いです。
この本は
「頑張りたいけど頑張れない普通の人」
にめちゃくちゃおススメです!!
そして、そんな友達や部下や子どもを持つ人にもおススメです!!
大きく3つにまとめると
だそうです。
ご本人の予約特典メッセージより。
僕は
「頑張ることに疲れたちょっとダメダメな疲れた40代視点」
での紹介&感想を書いていきますね(^^)
成功本に成功ナシ!!
著書にはビジネス書は栄養ドリンクのようなものだと書かれてますが、まさにそうで栄養ドリンクを飲んで健康にはならないわけです。
ビジネス書や自己啓発も読み物として楽しむ分には良いけど、ガッツリとこれで栄養(成功)を取り入れるぜ!!ってやりすぎるとかえって不健康(グダグダ)になり、最悪裏返しで、こんなの読んでも何の成果もない!!とアンチになったりしそうです。
それはビジネス書や自己啓発本が悪いのではなく使い方が悪いのです。
そして、書籍に書かれてるように、特に成功ビジネス書の使い勝手は悪い。
使いこなすのはとても難しいんです。
なんと物語思考はハウツー本だと冒頭で書かれてます。
マニュアル本です!
つまんなそう!!(笑)
そして成功を目指すビジネス書の効果というよりは幸せを目指す自己啓発効果寄りらしいではありませんか!!
自己啓発のマニュアル、、
幸せマニュアル、、
あやしそう!!(笑)
でも僕は、元々けんすうさんの発信の大ファンなので、けんすうさんの本は面白い!!という信用があります。
というわけで、けんすうさんの言うこの本を読んで欲しい人にはあまり当てはまってませんでしたがめちゃくちゃ面白く読ませていただきました。
人生はゲームだ!!
僕はそう考えていて、他人の発信は"その人が主人公の漫画"を読むように楽しんで受け取っています。
なのでその人ならそうだろうなー。
ぐらいのもので、意見が違ってたり自分の意見を否定されてもあまりダメージがありません。
その人はその人のゲームで遊んでるからです。
どうやら物語思考もこれに近しい考え方であるとわかりました。
この人生はゲームという物語思考における主人公、、つまり自分のキャラメイクから始めましょう!!というわけで進めていきます。
なりたい自分はどんな自分?
お金が無限にあるとしたら?
どこにでも行けるとしたら?
こうして枷を外していく。
僕は自他共に認める、頑張らない系人間として今を生きてますが、そこに嘘や無理がないから実現できていると言えます。
僕は一億円使えたとしてもほとんど友達にあげてしまうと思います。本当に。
なのでなりたい自分に年収1億円!とかはないんです。年収は生活コストとほんの少しの娯楽コストだけで良い。
そしてイレギュラーに頑張れて収入が上がった分で誰かに支援したり、少し贅沢できたりできればそれが幸せ。
基本裕福になりすぎない、不便気味な方が幸福コスパ半端ないことを色んなことで体験してるからです。
そしてちょっと嫌なヤツでもいたい。
僕は漫画でもちょっと嫌なヤツが好きだったりもするので、そういう自分でいたい。誰からも好かれる人気者や、無双できる超人にはあまり憧れないんです。
つまらない人生と言われるものもむしろ面白い。
そう本気で思ってるので、そもそもめちゃくちゃ頑張ろう!!っていうシフトになる必要がない。
頑張りたいのに頑張れない。
というゾーンにいないので、正確には僕は本書のターゲットではありません。
僕はクリアしたゲームの攻略本を読むのも大好きなのでその感覚で読んでます。
とはいえまだまだ取りこぼしがあるはず。
てなわけで本書の質問に答えてみました。
10年後になりたい自分(僕を知らない人は読み飛ばしてくださいw)
なかなか、なんともいえない、、アレな結果ですが、、まぁ43のほぼ無職のオッさんとしてはこんなもんではないでしょうか(笑)
もっと分析すると、なりたい!よりもなりたくない!がめちゃくちゃ強いので、そこを避けると必然的に欲も小さくなるという現象だと思います。
そしてそこにキチンと満足しています。
僕なんかは本でも書かれてるコンフォートゾーン(居心地の良い場所)を重要視しすぎかもしれないですね。
未来予測は不可能
10年20年先を見越して頑張る、、なんてことはそれこそほぼ無意味なので、とにかくガムシャラに色々やる!が一番良い打ち手で、その上で失敗は失敗と認めて早く切り替える、、
偉い人たちがよくいうトライ&エラーについて書かれてたりして、これってビジネスだけじゃなく人生そのものにも言えるなと僕は思ってます。
どういうことかというと未来なんてどうせわかんないんだから、くだらないことで悩んでないでテキトーに生きよう!って感じです。
このへんのMIXで、もっと今を気持ちよく生きることが何より大切だと。
そう考えると、、例えば子育てなんかもグッと悩みが減りそうな気がします。
何にどう備えようと全てが無に帰す事だってあるんです。
どうでもいいから諦める。
ではなく
どうでもいいから色々やれる。
というマインドで動くと良さそうで、諦めるにしても陰鬱な諦めではなく明瞭な諦めができると思います。
有言不実行を恐れない
諦める=方向転換
ともとれます。
世の中は有言実行の力が強すぎて、言ったことを達成しない事がとにかく許されない傾向があります。
もちろん有言実行が一番最良で正解なのは大前提として、不実行でもいいと僕も思ってます。
こうした歯痒さの経験も他者への想像力の成長となります。
ずっと真摯で誠実な人は他者を許すことができません。
でもいろんな要素が重なり有言不実行な経験も積んできた人は、物事がそんな単純にはできていないことも知っているはずです。
失敗は成功の素だけでなく人生の幸福度をあげる素でもあるんです。
物語思考を読んでいると、改めて幸せの解像度もあがっていきます。
キャラクター作成と分人主義
中盤では、物語思考で生きるために主人公(自分)のキャラクターを作ろう!!
っていう話になります。
僕はこれに似た考え方として、別の人の言葉の「分人主義」を持ってます。
簡単にいうと人間いろんな顔(キャラ)があるよねー。そうやっていろんなキャラを使い分けるのが大事だよねー。みたいな話です。
僕は基本的に根暗で人付き合いが面倒なタイプです。目立ちたくないし熱量もありません。
だけどバンド活動をしたり、なんならマイクを取ってステージで「おまえらー!」とか言っちゃいます。
それはそういうキャラなんです。
他には飲食業を25年もやってきたので基本的な飲食店に対するスタンスはとても厳しいです。
だけどプライベートな自分は嫌なんです。厳しいこと言いたくない。どうでもいい。
お客さんとしてはほとんどのことが気になりません。
商業ベースの店側の人間としてのキャラクターと自分本来のキャラクターは別なんです。
物語思考ではキャラクターの作り方もかなり丁寧に描かれてるのでそのあたりは是非著者で!!
キャラクターの行動を設定する
キャラクターを作成したら、そのキャラクターになりたい自分のやりそうな行動をさせていく。という話になっていくんですが、ここがかなり面白かった、、と同時に多くの人が躓くんだろうなと思いました。
例えば見知らぬ人に親切にしたい!と思ったらこのキャラならそうするよね!と設定して、その設定通りに動けば良いわけですが、、なかなか難しそう。
帯で今井重里さんが
「ほんとに実行する人がいたら、ほんとにうまくいくと思う。」
と書いてます。
なのでやはり誰でも簡単!!とは行かなさそう。
そこで、志はあるんだけど、どうにもうまく行かない人は本書の最初のページ、表紙の裏を見てください。
なりたい自分が遠い人は道のりも遠い。
頑張るしかない!!
環境でもキャラクターが変わる
良い人でいたいけど
良い人で居続けたくない
という捻くれた考え方を僕はしています。
良いことばかりして
良いことばかり発信してると
マジで良い人になっていきます。
優しい人を期待されるので、ますます優しくなっていきます。
これ、僕としてはちょっとヤだなって思ってて定期的に露悪的で、それでいてちゃんと思ってる事を発信してます。
ハードルあがりすぎちゃうんで。
そういう環境を作らないってことです。
逆に優しい自分でありたいならそのまま突き進めば良いはずです。
環境と同時に立場にも著書は触れてます。
リーダーになればリーダーっぽくなっていかざるをえなくてそうなっていくよね。みたいな。
これも超わかりやすい。
僕はリーダーのような人にはなりたくないので、リーダーにはちゃんとならない!を選んでます。
リーダーになることで得られるメリットもちゃんと捨ててます、諦めてます。
リーダーにはなりたくない!
でもリーダーみたいにチヤホヤもされたい!は、ちょっといかがなものかな、、じゃないですか。
コミュニティはできれば複数持て
後半にコミュニティの話がでてきます。
なりたい自分になるためにはなりたい人をベンチマークして、なりたい人のいる環境に飛び込もう!みたいな話で、かなり具体的なアクションが書かれてます。
どうやって理想の人に認知されるのか?
みたいな生々しい話です。
語る人によってはイヤらしい話なのですが、それをスマートに書ける、伝わるのがけんすうさんの魅力。
既に、いろんな著名人に会った事がある僕からは(けんすうさんにも、まさに書かれてる方法で事業相談してもらったことがあり、確実に事業は良くなりました!内容を完全公開してるので興味のある人はこのnoteの最後のリンクを。)
一つのコミュニティに絞るのは危険だよ!という事をお伝えしたいです。
複数のコミュニティとなると当然、時間もお金もかかっちゃうのですが、できれば頑張った方が良い部分です。
情報を得るだけなら、例えばオンラインサロンなんかはお金があまりかからないところもたくさんあります。
っていうのはそのコミュニティにそのような強い意図はなくとも洗脳状態に近くなるからです。
なんとなくうまくいってない感じになって、どこか自分の理想とズレていってても、今が頑張りどきなんだ!もっと時間をかけなきゃ!もっと認めてもらわなきゃ!と分に合わない投資をしてしまったり、、そんな人を何人も見てきました。
その失敗が経験値となり笑い話でおさまるぐらいなら良いのですが、そこしか居場所がない!というのは割と危険です。
僕の運営してるオンラインサロンは挑戦!応援!熱量!みたいな雰囲気は一切ないのですが、挑戦!応援!熱量!みたいなメンバーさんもおられます。違うポジションや生き方を否定するのではなく理解して知っておく事が結構大事なことだと思います。
きっと多くのアナタはこれでもたいした行動をしないのだろう
物語思考も最終盤になるにつれて、どんどん内容も具体的になっていきます。
まず行動!を実行するにはどうすれば良いのか?とか
リスクはなくすものではなく管理するものだ!とか
相当実用性があります。
それでも僕は思うのです。
本を読み終わってもやらない人がほとんどだろうなと。
そんな人は本当はしたい事もなければ
なりたい自分すらさほどない。
でもそんなレベルの低い自分を認めたくない。そんなのは無価値じゃないか。
無能な自分なんて生きる意味がない。
そう思ってしまいまた思い悩むのかもしれません。
この近代現代人類史上屈指のとてつもない良著を読んでも何にも改善しないなら、王道の正の方向はいったん諦めましょう(笑)
欲望なきところにもまたたいした成長はない。
(でも、何もしたくない!というのも立派な欲望だったりしそうです)
願わくば20代、30代の人は是非とも行動してほしいものですが、恵まれすぎた現代ではそれも難しいのかもしれない。
また時代が進み日本が大方の人の予想通りに没落していったらまた揺り戻しがくるはずです。
この物語思考が、今、やりたいこたがなくて悩む人の処方箋であることは間違いないので、そんな友達がいたら物語思考をおススメしてあげてほしいです。
けんすうさんの事がよくわかるポスト
最後に僕の推し著名人の1人である、物語思考の著者けんすうさんの事がめちゃくちゃよくわかるポストも紹介。
けんすうさんとの事業相談全文公開
最後の最後に、僕がけんすうさんと会ったときの相談内容を全文公開したnote。
当時は有料だったものを貼っておきます。(しばらくしたら有料に戻します)
4年前の出来事ですが、今でもクリティカルに通用するアドバイスをいただきました。
今は僕のやってる事もこの頃とは違う形にシフトチェンジしています。
これもまた物語です。
オンラインシェルター入会者募集
https://camp-fire.jp/projects/view/91309
「絶望と共にenjoy」を理念とし、日々を生きやすくする発信を毎日しています。
(こちら僕の信念と理念です)
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