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レンタル事業を始めるにあたりレンタル事業を勉強してみた

どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO


働く事に向いていない


働く事に向いていない事に気づく。
僕はこの一文が大事だと思ってる。
僕は40歳を過ぎてようやく気づいた。
(レンタルさんより5年超遅い)
受験勉強もせず部活を頑張ることもせず、嫌な事を避け、なんとなく入った高校も中退(人生唯一レベルの後悔 中退したことではなく入学したことへの後悔)バイト暮らしから、就職活動も経験することなく気づけば社会人。

社会は完全なる糞ゲーだったが、僕はそこそこには器用でテキトーにどうにかなった。
そこそこ頑張ってもみた。
熱い時もあった。でもどんな職場も1年、2年平均で辞めた。トんだ経験も4回もある。

飽きる。疲れる。もっと良い職場はないのか?
と他にできることもないので飲食業を転々としてるうちに業界20年。
それなりに知識もスキルも身についたので自分で店を運営してみた。

よく、理想の職場がないなら作ればいいって聞く。自分でやれ!ってね。
そういうことか!と思った。
頑張ってみた。

すぐにこりゃダメだ!と思った。

自分の店だからこりゃダメだ!では済まない。
(ちなみにかなり流行ってた。でも飽きる。疲れる。雇われてるのと変わんねぇ。)

色んなやり方を試しまくった、、

そうして頑張ってると凄い経営者さんやクリエイターさん達と繋がる事ができた。
全国いろんなところへ行った。
働く事ってこうなんだな、
頑張るってこうなんだな、
経営ってこうなんだな、
クリエイティブってこうなんだな、、
色々わかった。

うん、、ダメだ!!

向いてねぇ!!俺!働くの向いてねぇ(笑)

やっとわかった。

レンタルさんよりは働く事を頑張ったし、レンタルさんよりはなんかしてる感じもある。
だけどレンタルさんはご結婚をされていて、お子様もおられる。そこで差し引きゼロだ。
(なんのこっちゃ)
そんなノリで僕もレンタル事業をやろうとしてる。

働きたくない。働けない。でも生きていく。
まだまだこっちの世界の明かりが少ない。
もっとテキトーに生きてやらねばならない使命感すら感じる。
(世の中には働く事に向いてない人が山ほどいて、現状そういう人は役立たずとして壊されるか隔離されるか死んでいってる)

やる気のなさにやる気がでる(笑)

なんもしない事で価値を生んだレンタルさんの本は死ぬほど勉強になった。
少し長くなったけど割とええ感じのnoteになったと思うので読んでもらえると嬉しい。


存在給〜生きてるだけで価値がある〜

存在給というのは心屋仁之助さんの言葉らしい。心屋さんの事をどこか胡散臭いなと思いつつ、一部の見解では納得したり、、そして人から奢られて生きているプロ奢ラレヤーを参考に"レンタルなんもしない人"は生まれたと冒頭に書かれている。

心屋仁之助とプロ奢ラレヤーがきっかけとなり
生まれた"レンタルなんもしない人"

僕は資本主義と能力主義にうんざりし、飽き飽きしている。そして多少頑張って逆らってはみたし、今も継続して中指は立て続けているが、社会全体としてはもうしばらく抗えない事もわかってきて絶望もしている。

"生きてるだけで丸儲け"なんてなかなか浸透せず、本心ではみんな「役立たずは死ね!」と言ってる。

世界が変わらないなら僕は勝手に生きよう。
そんな43歳。多分世間的にはヤバい。
いや、ヤヴァい。

期待されるストレスに疲れるという話。
やればやるほど期待値があがる
もっと良く、前より良く、、

わかるなぁ。
なんでみんなそんなにやる気に満ち溢れてるのだろう。正確にはやる気に満ち溢れ続けられるのだろう。

際限なく求められる。
それも前よりも優れたものを。
際限なく競争させられる。
脱落する人、壊れていく人、、
最悪物理的に死ぬ人、、

幽☆遊☆白書のワンシーンと
ドラゴンボールのワンシーンは
僕の中で世の中と僕の気持ちを的確にあらわしてる



何もしないが許されない雰囲気

僕もレンタルさんほど"なんもしない、、"とまではいかないけれど、それに近いなんもしたくない体質だなと認識して、「レンタルなんもやる気ない人」の準備をしている。
(唐揚げ屋があればチキン南蛮専門店があるみたいなところを目指してる)

僕の目指す優しく穏やかな世界の一つにコミュニティというものがある。
これは僕にとってめちゃくちゃ惜しかった。
限りなく答えに近かったが
「飽きっぽさ」✖️「疑い深さ」✖️「嘘のつけなさ」が仇となり同じコミュニティの中心に居続けるということも無理だとわかった。

コミュニティは深さを求められる。
僕は社会に足りないのはもっとドライで広い優しさだと思ってる。
狭く深い情はそれは強力だけれど、恩恵に預かれる人も限られてる。これも椅子取りゲームと変わらなくなってくる。

世界が形成されると"何もしない"ことがダメな事になっていく。(実際にはダメではないが、なんかする人、できる人が椅子に座り恩恵に預かれるので相対的にダメなのだ)

僕はレンタルさんのバーベキューの話が好きだ。「おまえほんとなんにもしないよな」と言われる話。

なんでなんかしなきゃいけないんだよ、、
「働かざるもの食うべからず」
僕の大嫌いな言葉だ。

触媒として存在する無能の効果

レンタルさんは触媒として機能しているという。

書籍に書かれている理科の話になるが、これがめちゃくちゃ勉強になった。
過酸化水素水に二酸化マンガンを加えると酸素が発生する。
実は過酸化水素水はほっておいても酸素を発生させる。
ただ二酸化マンガンを加える事でよりたくさんの酸素を発生させるのだ。

触媒の話はめちゃくちゃ使える!やったぜ!

酸素を作ることじたいに二酸化マンガンは必要ない。だけどただ居ることで効果を倍増させている。

この二酸化マンガンのような存在を触媒という。この話はめちゃくちゃ良い。

まさに社会において「できるヤツ」というのは「できないヤツ」という触媒のおかげで「できるヤツヅラ」ができてるのだ。

できるヤツのヅラを被れるのだ!!


触媒としての無能の価値。
何もしない、何もできないやつの価値は再認識するべきだと思う。

できないヤツを全て排除したら次にできないヤツ(触媒)となるのはアナタかもしれない。
一緒に笑ってたアナタの家族や恋人かもしれない。

似たような触媒効果に
"人といるとサボりにくい"がある。
飲食店でワンオペをしてはいけない最大の理由はワンオペがしんどいからではない。そのしんどさと掛け算されてすぐにサボるようになるからだ。人の目がない。
触媒として他人の存在がただただ重要なのだ。


代替可能の価値〜いてもいなくても変わらない〜

これまたタイムリーな話んよ。

とにかく代替不可な存在になれ!
何者かになれ!
人検索だ!
「人」「人」「人」
とヒューマンゲシュタルトが崩壊しそうになってる昨今。

僕は逆に代替可能な存在の価値を見落としすぎじゃね?と思うようになってきてる。

レンタルさんは
「お前はいてもいなくても変わらないな」と過去に言われてきた。職場でも、プライベートでも、、。

いかに人よりも役に立つかゲーム。
これはいかに高い塔を作るかのゲーム
であって、逆にいかに地面スレスレで生きるか?ゲームがレンタルさんだ。掘り進めるのは良くない。
そうなってくるといかに掘り進めるかゲームになってしまう。不幸競争なんてもってのほかだ。

レンタルさんの話に就職活動の話もあった。
履歴書で自分の強みを書くのが苦痛だという話だった。

これまたタイムリーに僕は今、履歴書というものをよく見る仕事を手伝ってる。
こんなことを書いていいものかどうかわからないがよくもまぁ、こんな嘘ばかり捻りだして書き連ねたものだなという履歴書が多い。

無理やり人とは違う個性、私ならこう役に立つ!というものを強引に書く。その結果コミュニケーションスキルがどうとか、責任感がどうとか、どう考えてもそこまでないだろ?という、とはいえ企業が求めていそうなフレーズがたちならぶ。

僕なら正直に「特に何もありません」と書く人に目がいく。

レンタルさんの理念が僕と被ってた一文をそのまま書く。

「僕はいま、人や社会に対してなにか役に立つことができる人でなくても、つまりなにもできそうにない人であってもストレスなく生きていける世の中になってほしいと、わりと本気で思っている。それは、僕自身が肌で感じている人の価値と、社会のなかでその人が評価される価値のあいだにギャップを感じているからだ」

書籍より原文ママ

2019年の著書なのでここからさらにブラッシュアップされているとは思う。

レンタルさんはお兄さんは鬱病。
お姉さんは自死されている。

世間にとってレンタルさんの兄や姉は価値や生産性がない存在かもしれないがレンタルさんにとってはそうではない。そしてその価値が人と連なっていき本来は社会や経済を形成していくのだ。

お前たち(あえて僕が強い言葉で書きます)は人の価値を何一つわかってないしわかろうとしない。

弱いんだよ!!

「何かができるから価値がある」だと既存の価値に当てはめられてしまう。
だから僕はなんもしない

書籍より原文ママ

せ、、、先輩すぎた、、。

そうなんよ。
僕も素晴らしいスキルや肩書きの友達がたくさんいる。でもそんなのは僕にとってどうでもいいんよ。興味がない。

例え友達から希少価値がなくなろうとスキルが失われようと肩書きがなくなろうと能力として代替可能となろうと僕にとっては友達だ。

そしてそれは友達でもなんでもない代替可能なあなたたちもそうだと思ってる。
いてもいなくてもいいあなたたちだからこそいてほしい。


他にも共通思想で首が折れちぎれそう

・嫌いなことで自分を語る人の方が誠実(ブツクサに通じる)


・選択肢や可能性など狭くても良い
(広くて役に立つのはそれができるやつだけだ)

・深く関係性を築かないからこそ心が楽になる関係性もある

・お金を介在させることの難しさ
(答えは出ないけれどまずはレンタルさんに習って
依頼料は無料からはじめることにした)

・あえて定期的に露悪的なツイートをしている
(めちゃくちゃわかる!好感度はあげたくない。
下げたいわけでもないが上がるのも厄介すぎる。
本音であってわざわざ言わなくてもいい賛否あることを
定期的に僕も言う。バリケードだ。期待しないでくれ!)

などなど僕が書いた本にしたいぐらいだ←

特に多くのレンタルさんの模倣者があらわれては消えている現状とその分析は極めて役に立った。

それを見ても僕はなんとなくイケるかもと思ってる。イケるかも?というのはこれで生活をするとかそういうことではない。
自分の活動全体のシナジーとして
「レンタルなんもやる気ない人」
はやれそうな気がする。

引き続き準備を進めていく。

レンタルさんが依頼料を取るようになってからどうなったのか?
これまたタイムリーに6月20日に新刊が発売されるので予約した。

この流れ、間違いねぇな!


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