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キャンプの記録管理ツール「キャンログ」を立ち上げた理由や経緯、その想いなど

はじめまして、キャンプたけし(@camptakeshi)と申します。変な名前ですみません。
本noteをご覧頂き有難うございますm(_ _)m

このたびキャンログというキャンプの記録を管理できるサイトを公開しましたので、ご報告させて頂きます。

構想2年、開発期間2ヶ月ほどのこのキャンログですが、テスト版を2020年の年末に公開。多くのモニターさんにご利用頂いて機能改善を重ね、
2021年2月16日(火)に正式版をリリースしました。

これは、

 ・今までのキャンプをきちんと記録したい
 ・今年何泊したか瞬時にわかるようにしたい
 ・これから行くキャンプの予定を管理したい
 ・次回のための反省点などメモで残したい
 ・沢山あるSNSのリンクをひとまとめしたい

といったキャンパーさんのお悩みを解決する無料サービスです。

この記事では、開発の経緯や立ち上げた理由、その想いなどを語らせて頂ければと思います。無料登録は以下からどうぞ!

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※上記ボタンをタップで、1分ほどでカンタンに登録できます。使い方の質問、機能改善要望などで使えるユーザー専用コミュニティはこちらですので合わせてどうぞ。

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本記事では下記のような事をお話できればと思います。ちょっと長くなっちゃったので、目次タップでご興味ある部分だけでもお読み頂ければ幸いです!

キャンログとはどんなサービスか?

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まずはじめに、このサービスのざっくりとした説明をしておきます。

キャンログの機能は大きく分けて3つ、

 1、これまでのキャンプの履歴を記録【過去】
 2、これからのキャンプの予定を管理【未来】
 3、各SNSへのリンクをひとまとめ【現在】

です。

iPhone、AndroidのSafariやChromeなどのブラウザのみで動き、アプリをインストールする手間など一切かかりません。利用は無料です。

現状は、いいねやフォローという機能はつけてないので厳密に言うとSNSではないとは思いますが、ご自身のSNSに非常に密接したツールになるかと思います(後述します)

文字で説明してもピンと来ないと思うので、実際のページをご覧ください。
下記が僕のキャンログページです。

 https://camplog.in/takeshi

こういう感じで世界に一つだけのあなただけのページを作成できるサービスです。それでは、それぞれの機能を詳しく解説していきます。


1、これまでのキャンプの履歴を記録【過去】

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まず、メイン機能である
「過去のキャンプ記録の管理」です。

これまでのキャンプした日、訪れたキャンプ場、宿泊数や参加人数、画像やメモなどを記録できます。メモは自由記入できるので例えば、
・今回のキャンプの使用ギア一覧
・今回足りなかったもの
・次回に向けての反省点、改善点
・キャンプ場近くのスーパーや薪販売情報
などなど、ご自由にお使い下さい。

登録されたキャンプの記録をもとにシステムが、
・年間宿泊数
・デイキャンプ数
・訪れたキャンプ場数
・月別のキャンプ数
などを自動集計
します。
「今年何泊してるのかな?」というのが、すぐわかります。


2、これからのキャンプの予定を管理【未来】

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続いて、これからの
「未来のキャンプの予定を管理」ができる機能です。

コロ ナ禍におけるキャンプ場の人数制限や昨今のキャンプブームの影響もあってか、以前よりキャンプ場の予約が取りづらくなってるケースも増えています。となると先を見越して1ヶ月〜2ヶ月先をまとめて予約するようになるのですが、そうなると先々の予定を忘れてしまいがちです…。

こういった際にキャンログで予定を登録しておくと、しっかりと管理できて大変便利です。予定の一覧画面からワンタップで、
 ・キャンプ場HPの表示
 ・GoogleMAPで経路検索
 ・電話発信で問い合わせ
が可能です。

キャンプ場のHP、住所、電話番号など全ての情報は自動で取得されるので、いちいち調べて入力する手間もかかりません。


3、各SNSへのリンクをひとまとめ【現在】

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最後が、
「自分のSNSのリンクをまとめて表示」
する機能です。

キャンパーさんがやっているSNSといえば、Twitterやインスタなどが挙げられます。そして、キャンプ中はリアルタイムで現在の様子を投稿する方も多いかと思います。キャンプの今、つまり【現在】の様子が一番映し出されるのはこういったSNSでしょう。

またYouTubeを始める方も増えていますし、ブログを開設している方も多いです。キャンログでは、こういった沢山のSNSなどのリンクを一元管理できます。

そして、それぞれのSNSのプロフィール欄にあなたのキャンログURLを掲載しておけば、あなたが運営している全てのSNSを見てもらう事が可能です。

複数のSNSをやっているキャンパーさんはもちろん、各SNSにファンが多いYouTuberさんやブロガーさん、アウトドアメーカーさんやキャンプ場の皆さんにも使える機能だと思います。

以上、ざっくりとした説明でしたが
利用は完全無料です。登録は1分程、Twitterアカウント or メールアドレスだけでカンタンに始められますので、是非一度使ってみてください!

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※上記ボタンをタップで、1分ほどでカンタンに登録できます。使い方の質問、機能改善要望などで使えるユーザー専用コミュニティはこちらですので合わせてどうぞ。


なぜキャンプの記録ツールを作ろうと思ったのか?理由と開発経緯

湖

なんといっても一番の理由は、
「単純に自分が使いたいから」です(笑)

開発までの経緯に関してはちょっと長くなってしまいますが、僕がキャンプを始めた頃からお話させてくださいm(_ _)m

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若い時に日本中を旅する”旅人”だった父親に、キャンプに頻繁に連れられていたのは小学生の頃でした。ニ十年後に大人になった今、当時の記憶を思い出すかのようにキャンプをはじめました。2018年の春頃の事です。友達のYouTuberのキャンピングカー企画のお手伝いで、焚き火やBBQをしたことがきっかけでした。


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ゆるキャンの漫画を買い集め、こいしゆうかさんの本「そうだ、キャンプいこう!」や、さくぽんさん&ヤマケンさんのキャンプブログ「ハイパーキャンプクリエイター」を読み漁り、ヒロシさんのYou Tubeなどを見て勉強しました。


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自分で準備した初めてのキャンプは、Amazonで買った3,000円のリュックに、2,980円の格安テント、リサイクルショップで買った1,500円の折り畳みチェア、マットや憧れだったシングルバーナーなど、ワクワクしながら詰め込んだのを覚えています。(当時はなぜか変な青で統一していた黒歴史…いや青歴史…)

キャンプ経験のある友人に教えてもらいながら初めて行った奥多摩でのキャンプ、これでもかってほどに一面緑の森に、新鮮な空気と澄んだ川の水がとても綺麗で、普段東京のど真ん中で仕事をしているバタバタした日々から開放されるようでした。

この大自然の中で自分で焼いたステーキの味は忘れることはないと思います。初めての火起こしは大雨の中で全然つかず、かなり苦戦したのもいい思い出です。

キャンプデビュー1年目はどっぷりとハマり、半年で20泊ほどしました…!


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せっかくの思い出なので記録に残そうと思い、TwitterやInstagramを開設して投稿し始めたのもこの頃でした。合わせて、iPhoneのメモアプリでも日付と場所程度の記録を残すようになりました。その後、年間宿泊数を計算しやすいように、Googleスプレッドシートでの管理に移行しました。

ただ、これだと画像とテキストの記録が連動していないのでなかなか使いづらい…。iPhoneには写真はたくさんあるけど、まとまってないから振り返るのが大変。

また、登山や釣りなどは記録のサービスがあるのにキャンプは目立ったものがないという事にも気づき、この頃から
キャンプ専用の記録ツールがあったらいいなと考えていました。


野原

改めて、このツールが欲しかった理由を整理してみました。

過去ログの記録に関しては、
 ・今までキャンプ行く度に写真は撮ってるけど振り返るのが大変…
 ・初期は失敗ばかりなので、反省点や次回必要なものなど、色々とメモできたら最高
 ・近くのスーパーや薪の販売情報、売店で売ってるものなどなど、ネットに載っていない生の情報を細かくメモしたい
 ・写真とともにログが並んでる画面を眺めているだけでなんか楽しそう
 ・なんかわかんないけど今年何泊してるか知りたいときがある笑

未来の予定管理に関しては、
 ・毎週行ってると、今週はどこなのかわからなくなる…
 ・キャンプが楽しみ過ぎて、日常でもHPを検索して経路を調べて持っていくギアを想定して…となるが、毎回検索するのが面倒
 ・チェックイン/アウト時間が一覧化されていると予定を立てやすい
 ・カーシェアキャンパーなので、経路や所要時間などがわかると借りる時間返す時間などの目処が立てやすい

SNSのまとめ機能に関しては、
 ・たくさんSNSやっていると、わけわからなくなってくる。
 ・海外製リンクまとめサービスはあるけど英語がわからない…
 ・SNSがまとまっていたら、自分で見るときにも便利
 ・各SNSにファンがいるようなブロガーさんやYouTuberさんなどのインフルエンサー、アウトドアメーカーやキャンプ場にピッタリなのでは

と、考えていました。

ですが、何から始めたらいいのかわからなかった当時の僕は特に行動には起こさず、こういった機能があったらいいなーという妄想だけ膨らませながらただ時間が経過していきました…。


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話はちょっと変わって2019年夏、あのメッセージアプリのLINEが新サービスをリリースしました。匿名コミュニティの「オープンチャット」、これは特定の話題に関して友達以外のユーザーと交流できるサービスです。

すぐに「キャンプ大好き!」という勢いだけはいっちょまえな、キャンプ専用チャットを開設しました。はじめは見向きもされませんでしたが、地道に続けていると徐々に集まってくる全国のキャンパーさん達。一年で1000人ものメンバーが集まり、日々新しいギアやおすすめキャンプ場の共有などが行われていて、情報の重要性やコミュニティの強さをここで知りました。


メンバーはどんどん増えて2021年2月現在3400名を突破、LINE内での優秀チャットとして表彰されたり、公式のインタビュー座談会などに呼ばれたりと、とてもいい経験となりました。またオフ会を開催したり、メンバーとのグループキャンプなどを通じて沢山の良い出会いが生まれました。
※NEW 2021年3月18日追記 
約50万ほどあるルームの中から、2020年度 年間最優秀賞受賞 !
https://www.value-press.com/pressrelease/266763

オプチャの中では日々たくさんのキャンプトークが繰り広げられていましたが時折、
「今までのキャンプの記録をどうしているか」という話がされていました。写真を撮っているだけの方、手書きでメモしている方、SNSを活用している方、何もしてない(けど記録をとりたい)方など様々でしたが、沢山の意見から潜在的なニーズを感じていました。

また、せっかくの良い機会なので「メンバーのみんなと何かしたい、何かを作り上げたい」という文化祭的な気持ちがふつふつと…!


個人トップiPhoneはめ込み切り取り

そして2020年10月末頃、意を決して
キャンログ」の開発をスタートさせました。なんとなく思い描いていた自分が使いたいツール、欲しい機能を整理し、画面のデザインイメージをiPadで描きながらエンジニアさんと協力して仕様を詰めていく日々。初めての事ばかりでかなり苦労しました。

優秀なエンジニアさんのおかげで、ある程度の形になってきたのが12月中頃。そこで「キャンプ大好きオプチャ」のメンバーの皆さんにお願いして、テストモニター利用を開始したのが昨年末のクリスマスあたりです。専用のユーザー限定コミュニティを作成し、その中ではキャンログに関しての様々な意見が飛び交っています。皆さんのダイレクトなフィードバックを参考に、日々改善を重ねています。


キャンログという名前の由来やURLについて

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キャンプのログでキャンログ、そのままです笑 
ログは記録、日記、日誌という意味があるそうです。名前に関してはわりと悩んだのですが、わかりやすさと覚えやすさでシンプルにしました。

HPの住所であるドメイン、キャンログの場合はcamplog.inになるのですが、これにはちょっとした意味があります(正確には、意味がありまし、た…) キャンログはユーザーさんが自由にIDを決められて、これがそのまま自分だけのURLになります。TwitterやInstagramなどのSNSと同じで、例えばたけしだったら、

 https://camplog.in/takeshi

といった感じです。

camplog.in/takeshi (キャンプログ イン タケシ)で「たけしのキャンプのログ」というふうに読ませたかったのですが、どうやら文法的には違うようでした笑(英語苦手) また、「キャンプにログインするタケシ」みたいな意味も込めたつもりだったのですが、これも意味が通じないと言われました…。

でもあの天下のGoogle様の始まりも、10の100乗を意味するgoogol(グーゴル)のスペルミスだったようですし、もうすでにこのドメインに愛着もあるのでこのままでいきます。Google並みに人々にたくさん使われて、定着したサービスにできるよう頑張りたいです…!


今後のキャンプ業界について想う事

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昨年、流行語大賞に”ソロキャンプ”がノミネートされるなど、キャンプブームは年々加熱しています。その一方で、問題視されるマナーの問題、高騰する人気ギアの転売&コピー問題、またキャンプ場にとっては人数制限等の影響が多大に及ぶ新型コロ ナウイ ルスの脅威などなど、明るい話題ばかりではありません。

キャンプを始めてたった3年、キャンプ業界への影響力もなく何者にもなれていない僕ですが、生意気にもキャンプを一過性のブームでは終わってほしくない、終わらせたくないと強く考えています。

ただの流行ではなくより広く定着へ、どこの家庭にも一家に一張のテントがあるようなイメージです。テントや寝袋、ランタンなどのキャンプグッズが一通り揃っていると災害時にも役立つので、防災への備えという観点からも有益だと思っています。

キャンプ人口が今よりもっと増えると、キャンプ場の予約が取れなくなったり、人気ギアが買えなくなったりするので嫌だと思う方もいるかもしれません。でも、キャンプが今よりもっと広がって市場が大きくなり、メーカーやキャンプ場にどんどんお金が周れば先進的なギアの開発はもっと進み、素晴らしいキャンプ場がもっと増え、便利な関連サービスも沢山でてくるでしょう。

キャンパー、キャンプ場、アウトドアメーカーやショップ、どれかひとつでも欠けたら”キャンプ”は成り立ちません。全員がマナーを守って互いを尊重しあい、ともに支え合って成長していくことが重要ではないかと思っています。


Ilovecamp1月号-2

今回リリースした「キャンログ」がそれらを直接実現させる状態ではまだないとは思いますが、今後はマナー向上につながるような機能追加を想定しており、さらに利用者を増やしてキャンプ業界全体をもっと盛り上げていけたらいいなと思っています。

将来的には「キャンログ」という名前の通り、キャンプにまつわる全てのログ、例えばギアの管理やキャンプ飯レシピ、お気に入りアウトドアショップやおすすめキャンプ場の口コミなどの集約もできるよう、日々バージョンアップを重ねて進化させていきたいです。またサービスにまつわるクラウドファンディングやPRのためのイベント出店などにも挑戦したいと思っています。


キャンログ協力者募集!

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これまでの2年半で70回以上はキャンプに行ったかと思います。その経験やキャンプ大好きオプチャ3000人の意見を集約すると、キャンログでやるべき事はまだまだ沢山あって今の完成度で言うと20%にも満たないと思っています…!

前述した追加したい機能はもちろん、デザインや使い勝手などもどんどん良くしたいですし、もっともっと広めていきたいです。そのための協力者さんを絶賛募集中です。例えば、

・デザイナーさん(画面デザイン、アイコン、PR用画像など)
・プログラマーさん(システムの開発、アップデート、iPhone/Androidアプリ開発など)
・PR、マーケティング、アドバイザー(レビューして頂けるライターさん、ブロガーさん、インフルエンサーさん、YouTuberさんなど)
・バグを発見するテスター
・サービスの改善点を見つけるモニター
・その他作業(SNS運用担当、ユーザー対応)などなど

「こういうことしたらいいのでは?」、「こんなことできないかな?」などのご提案や、「こういう人がいるよ!」などのご紹介、ブロガーさん、YouTuberさん、キャンプ場の方やアウトドアメーカーさんとのタイアップなど、または「何ができるかわからないけど、なんかしたい」とかでもなんでも結構ですのでお問い合わせ頂けると嬉しいです!

ご連絡は各種SNS、もしくは下記お問合せフォームにて、お待ちしていますm(_ _)m

 https://camplog.in/takeshi
 
https://bit.ly/camplog-contact

長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございます。今後とも温かい目で見守って頂ければ幸いです。

キャンプ大好き!!!!!!!!!!

PS:昨今の社会情勢により、キャンプを控えている方もいるかもしれません。キャンプの過去の記録を全部入れていくのは割と時間がかかるかもなので、この機会にポチポチ登録して頂けたら嬉しいですm(_ _)m

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※上記ボタンをタップで、1分ほどでカンタンに登録できます。使い方の質問、機能改善要望などで使えるユーザー専用コミュニティはこちらですので合わせてどうぞ。

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ご紹介メディア一覧※2021/02/28追記

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