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映画:鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎の感想

ネタバレはありません。
感想だけをそのまま。

鬼太郎誕生以前の話が映像化されたものを娘ちゃんと一緒に鑑賞してきた。
朝一番の上映会だったので、人数もまばらで映画に集中できた。

PG12がついていたので、娘ちゃんの目を隠す場面もちらほら。
テレビシリーズの鬼滅の刃を見ている子たちは、衝撃を受ける場面にマイルドさを感じるかもしれません。鬼滅の刃は、映画版はPG12表記があったが、テレビアニメ版も十分PG12表記があって良いのかもしれません。

PG12とは、12歳未満の方の観覧には適していない部分があります。親又は保護者の助言・指導が必要です。

イオンシネマのアイコン説明より

YouTubeで墓場鬼太郎を見たことがある娘ちゃんは、さらにその前の歴史が気になるようで10月ごろからカレンダーに、『きたろう』と書いて楽しみにしていた。

ワタクシも小学生の頃から大好きだった声優さんが出演するので、久々にヲタ心がくすぐられてすぐに予定に組み込んでいた。

忍たま乱太郎を見て育ったワタクシは、土井先生が大好きになり、その中の人である関俊彦さんの声が大好きで、大好きで。(*´꒳`*)
声優さん好きが必ず一度はする、
“推しの声優さんが学校の先生なら勉強頑張れるのになぁ“という妄想を中高6年間ひたすら苦手な数学と発音が命の英語の授業中に考えていたほど。

夜な夜なCDプレーヤーで関さんの歌声だけをリピート再生して寝落ちした青春の日々。
懐かしい。マジで懐い、なついわ〜( ̄∇ ̄)  

今晩、子こどもたちが寝たらやってみよう。
耳が幸せ状態にするんだ!(*´∀`*)
いい夢見れるかも。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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ネタバレは無しなので、思ったことだけを・・・。

鬼太郎の生みの親である水木しげるさんは、戦争の時代を生きた方なんだと改めて思い出した。NHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』を欠かさず見ていた経験もあって、グッときた。

『墓場鬼太郎』だけでは、伝えきれなかった戦争の実体験を持つ作者:水木しげるさんの言葉を『鬼太郎誕生』では、登場人物たちに語らせていた。

脚本家も監督もアニメシリーズからの関係者らしい。
両者の手掛けた作品は、水木しげるさんが妖怪たちの賑やかで気楽な世界に遊びに行かれてから放送されたものだ。

お会いすることがあったろうか、
直接作品に込めた思いをお聞きしたろうか。

それとも、思いを汲み取って言葉を紡ぎ映像化し完成させたのだろうか。

現代を生きるワタクシは、次の世代を担う娘と手を繋ぎならが映画を観た。

知識として学ぶ現代史だけでなく、情緒と共に学べる映像作品や漫画、音楽などを定期的に学びの一環に取り入れようと思った。

ただ、そこに基本的な知識と自分自身の捉え方の癖を知っておく必要があることも忘れてはならない。

その関連で言えば漫画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』も心揺さぶられた作品だ。

明治維新、日清・日露戦争前後の時代、戦争へ突き進んでいった昭和初期、戦時中、敗戦直後の混乱期から高度経済成長期に教科書や年表の中には記されなかった名もなき人たちの命を繋いだ歴史の先に今がある。

歴史の中では名もなき民であるワタクシが、為せることを成さねば と思うのも、歴史の中に生きる人間だからだと思う。

唯一できる 命の限り生きて生業を成す。

時代に、人に、自分に悲観しすぎず、過去を背負い今と手を繋いで前を向いて進もう。 

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