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妄想。儲からないコーヒー屋さんをやってみたい。でもなんで?

近所に空きオフィスが出たんです。
あまりに疲れてたのでふとそこを借りてコーヒー屋さんをしている自分を妄想しました。

思えば、その近くにある事務所は、私がこの地に越してきた時は、喫茶店でした。
夫と2度ほどランチを食べて、行きつけたいと思ったらなくなり、いくつかのお店が入れ替わり今の事務所になりました。
喫茶店は年配の店主とおかみさんのお店でした。引退の時期になったのかもしれません。

コーヒー屋さんとして使える物件かは分かりませんが、もしコーヒー屋さんにするなら改装費がかかります。それから、機材やら材料やらを仕入れて、電気ガス水道も引いて、営業の許可をもらう必要もあります。

お店の名前も、ロゴなどのデザインもいりますし、メニューも考えないと。
コーヒーについて、どんなコーヒーを提供するのか?
お持ち帰りはするのか?
何席設置するのか?
コーヒーの値段は?
決済システムは?
宣伝は?
素人の私が考えただけでもこのほかにも、山ほどやることがありそうです。
何より、コーヒーを上手にいれないといけません。


そして、いったいどれくらいの稼ぎがあればお店を続けられるのでしょう。

全然儲からなくてもよいとしても、場所代やら日々のコストを払うと月30万円くらい売り上げないといけないんだと思うのですが1日1.5万円?750円のコーヒを売るとして20杯?
売れますかね?!500円なら30杯。

生活しないといけないし、子どもがまだ小さいので全然儲からないのはまずい。

儲からないコーヒー屋さんで暇を持て余していないで、せっせと働いたり子どもを習い事や小児科なんかに連れて行かないといけません。やはり今の生活を投げ打ってコーヒー屋さんを開くのはむりがありそう。

コーヒー屋さんを楽しくやって繁盛させている人はすごいです。

しかしなぜ儲からないコーヒー屋さんに憧れるのでしょう?

人と話したいから?
元気や癒しを提供したいから?
ささやかな誰かの居場所を作りたいから?
街に居場所がほしいから? 
コーヒーが好きだから?
街が好きだから?
誰かにほっとしてもらいたいから?
私の人生コーヒーに恩があるから?

この辺りにヒントがありそうです。
儲かるコーヒー屋さんだと何か違うってところも、気になるポイントです。

コーヒー屋さんをやらなくても、こうした小さな要望をどこかで叶えることができるといいんですよね、きっと。

この空き物件、一体何に化けるのか楽しみです。

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