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子どもの成長記録。自分の子どもに合う「ものさし」を持とうと思った。

成長曲線とか、◯歳でできることリストとか、自分が子どものときはこうだった、小学校受験で問われること、とか。

子どもが産まれてからなんらかのものさしを当てはめられたり、当てたりする機会がある。

小学生になれば、通知表ももらって、体力測定の結果ももらって「何が人よりできて、できてないか」を意識することもある。

遡れば、保育園児でさえ、壁に貼られた絵を見たら◯◯くんは下手だな、とか上手いな、とか感想を言う。

まだできないけどいいのかな。
なんでまだできないんだろう。
いつになったらできるんだろう。

我が子を見ていてそんなふうに思うことも多い。

息子は昨年に小学生になった。
担任の先生から1学期末にいろんな心配事を伝えられて、発達検査したり、区役所や福祉センターへ行ったり1年生の頃はあわただしかった。

2年生になると小児科でお薬の説明を受けたり、療育に通い始めたり、特別支援学校に通級始めたり…まぁ、これもまた忙しく過ぎていく。

2年生が始まった時、1学期の終わりにまた疲れが溜まって授業で問題起こしたり友達とトラブル発生したり先生からの呼び出しがあるんじゃないかと構えていた。

しかし、である。

個人面談でも先生から言われたのは、
授業中の厄介ごとはなし
友達とのトラブルはなし
自力でなんとかしようとしている
朝の準備も間に合っている
がんばってますよ

?!昨年のあの騒ぎはなんだったのか。
拍子抜けして帰って来た。

もちろん、いろんな要因があるだろう。
クラス分けがよかった
先生がよかった
周囲の友達がよかった
特別支援級への通級がよかった
運動療育がよかった

など。

1年生の頃、バタバタしてあれこれと彼の周辺環境を整えてサポート体制を作ったことが今、功を奏しているのもあるのかもしれない。

そして、周囲の働きかけもありつつも、息子自身も成長しているのだろう。

ただ、そのペースが、他の子たちと少し違っているだけで。

息子には彼の成長のペースがある。
毎日、変わっているし、進化している。
見えないところで何かができるようになっている。

2年生になってから、学校の先生や、支援級の先生、塾の先生…いろんな方々が息子の「よかったこと」「できるようになったこと」をたくさん教えてくれた。

そのことにとても励まされたし、良い先生たちに恵まれて私自身も息子におおらかな気持ちで接することができた。親がどんと構えていられたからそれが息子にも良かったかもしれない。

もうすぐ夏休み。

今後のことはどうなるかわからないけど、昨年の今頃からグンと成長した息子をたくさん褒めたい。

(ついつい、目の前の怒れることでかき消されて褒めるのを忘れてしまう)

これからも一般的な小学2年生像に惑わされることなく息子の成長のステップを見失わずにいたいと思う。

成長のものさしは人それぞれ。

息子にも「自分軸」が育ちますように!

✏️ 参考記事
振り返ると大変だった…
息子もよくがんばった!

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