未来志向ゆえの漠然とした不安と向き合う【INTJ】

高校生の時も大学の時も悩みが尽きなかった。進路のことだったり、就職のことだったり…。私の場合、クラスの人間関係とか今日起きたことよりも、目に見えない先の不安に対して悩むことが多かった。意識が「現在」よりも「未来」に向いていてるINTJの特徴の一つかもしれない。

就職した時、これでもう悩みや不安から解放されると思ったけど、そんなことはなかった。どうやら、私には悩みの種を次から次へと見つけ出す才能があるみたい。学生時代いつも不安でいっぱいだったのは、学生だったからでも思春期だったからでもない。私の性格のせいなんだと思う。

今の仕事を続けて良いんだろうか?これからずっとこの仕事を続けて一生を終えるのか?結婚は?貯金は?何にお金を使うべきか?…に始まり、もしこうだったら?とか違う可能性を考えたり、無い物ねだりをしてみたり…。実際に今困っていないことや現実的でないことに対しても、疑い深くなってしまう。考えたからってすぐには結論が出ない漠然とした不安が尽きないし、なかなかこういう話って他人に理解されにくい。

ただ、未来志向には良いところもあって、過去にした選択に対して後悔するってことはあまりないことだと思う。過去を振り返ることってほとんどない。あと、未来に意識が向いているあまり、今起こってる嫌なことへのストレス耐性は強いことかな。(よくメンタルが強いねと言われる。)

その代わり、今この瞬間に満足しているってことが少なくて、何か欠点を見つけては先のことについて不安を抱きやすい。良くいえば理想主義的、悪くいえば青い鳥症候群・夢想家といったところだろうか?

結局、どんな選択をしようと将来の不安が付きまとうのは目に見えてるし、どこで何をしようと私という人間が変わるわけではないから、悩みの種は変わらないんだろうな。

忙しい時は考え事をすることすら忘れているものだから、悩んだり、あれこれ考える余裕があるというのは暇な証拠なのかも…。古代の哲学者って暇人だったのだろうな。


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