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#003【四畳半タイムマシンブルース】

こんにちは!
個人の読書記録用として、私なりに感想を綴ってみようと思います



きっかけ

森見 登美彦さんの名作「夜は短し歩けよ乙女」は
私にとって大好きな作品
森見さんの新作が出たー!とウハウハな気持ちで
「四畳半タイムマシンブルース」を購入

この本の好きなところ(※ネタばれ含む)

〇登場人物たちのキャラクターが個性豊か!

森見さんの作品のキャラクターは
それってどんな奴だよ、、(笑)
と思ってしまうような紹介をしてくれるので
毎回想像力が掻き立てられる、、!
(映像化されたときは面白かった~)

登場人物たちを紹介する文章で
とても好きなものを3人分紹介
 
①「 明石さん 」

クールな佇まいとは裏腹に
全くクールではないポンコツ映画を量産

②「 樋口氏 」

「ボンクラ万年学生」という
古色蒼然たる概念の生ける結晶

③「 小津 」 (人間)

・生まれたてのヌラリヒョン
・病気のガマガエル
・妖怪
・悪の化身
・雑菌のように増殖していくエイリアン

↑ 主人公が小津くんを語るときに出てくるワードたち(笑)
人間をこんな風に表現することがあるのかねと
毎度腹をかかえながら読み進める
ちなみに、ダントツで小津くんは私の推しキャラ

〇タイムトラベルをして地球の危機を救え!!

【悲しい悲しいコーラ事件からのクーラーのお通夜】
第1章ではいろいろな原因が絡んで
わちゃわちゃしてる感じがとにかく楽しい
小津君の踊り・樋口氏のVSへの思いはツボ

【タイムマシン発見!】
第2章で河童伝説、小津複数説、オアシス謎の3人
あとは明石さんを誘った謎の人物が出てくるのだけど
これからなにが起こるのかな~と
わくわくしながら読み進める

【第3章で全てがつながる】
第3章は押し入れですべてを見届ける主人公目線で
展開されていくのが、面白かった!
言わずもがな一気読み

河童伝説のくだりはかなりツボ、、
田村君の正体をじわじわ想像させながら
最終的に来る締めの1行に歓喜した~


最後に基本情報

著者:森見 登美彦
発行日:2022/6/25
出版社:KADOKAWA
原案:上田 誠




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