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「気持ちいい♪」は続く

私の朝は、ヨガで始まる。

きっかけは、約15年前に住んでいたバリ島で朝ヨガ中に出会った、この朝焼け⬇️

ヨガを始めるきっかけになったバリ島の朝焼け

何年経っても忘れられない、強烈な景色❤️

私は今、フランスの片田舎に住んでいるが、リゾートの仕事にこだわるフランス人の夫と共に、約25年間、世界各地のリゾートホテルで暮らして来た。

世界中の人が夢見る場所も、住むとなると現代人には結構ハードルが高い。

何でも揃った生活に慣れきった日本人にとっては、尚のこと。

マックもスタバもない、無いものの方が多い離れ小島。

無いものばかりに目が入ってしまうと、正気を失う危険がすぐそこに。

が、「有る」に意識を向けていたら、些細なことに幸せを感じ、どんな場所でも楽しめる脳になった。

そんなリゾートでの最高のお楽しみが「朝ヨガ」🧘‍♀️

子どもがいない専業主婦だからこその特権に感謝しつつ、5時に起き、とっておきの場所で1時間半から2時間たっぷりヨガ。

モノが無い島だからこそ感じられる、自然が発するエネルギーを堪能する。

ボラボラ島、小高い丘の上。

ボラボラ島のヨガスペース

環礁が作り出す青緑のグラデーションと、高くそびえるオテマヌ山とのコントラストが、絵葉書の何倍もまばゆい美しさ。

この写真左にオテマヌ山/Mount Otemanu
凪で静かな朝
ある日の朝焼け

柔らかく母に抱かれたような、ただただ優しい癒しのエネルギー👩‍🍼


フィジー、外気が感じられ、水辺の見えるテラス。

大好きだった我が家のテラス

ヴィティ・レブ島は、都会はあるものの、まだ電気が通っていない地域も多く、人々は太陽と共に暮らし、夜更けが早い。

人の手が入っていない原生林は、素朴で力強く、頼もしい生命力がある。

灯りやモーター音、人の動きが無くなった夜は、自然も深くたっぷり眠る。

5時。テラスに行くと、深い闇の中、虫の音が響いていた。

目を閉じて呼吸をしていると、虫の音がドームと化し、優しく身体を包み込む。

ヨガを進めるうちに清々しく空が白み、やがて日の出を迎える。

フィジーの朝

しっかり睡眠を取った自然は、揺るぎないエネルギーが漲り、いるだけで元気になれると感じた。

あまりの気持ち良さから、朝ヨガは夜明けヨガへ。

モルディブで夜明けを迎えるのは、海の上の東屋。

やっぱりここが最高だったと思う特別な場所

目の前には、海と遠くに点在するパンケーキのような平な島々だけ。

聞こえるのは、稀に遠くに通るボート音、普通は波の音とクイナの特徴的な声のみ。

他ではあまり聞かない鳴き声だけに、ちょっと宇宙的にさえ感じられる空間。

ボラボラやフィジーのような山が無いモルディブでは、いわゆる獣はいず、生物は鳥、魚、虫と人間だけ。

灯りも最小限に抑えられ、満月の日が最高に明るく感じられる。

闇夜では鳥も鳴かないので、夜明け前の朝は静寂そのもの。

夜たっぷり休んだ島の、活動している人が少ない時間帯は、ピュアで神聖なエネルギーで占められている。

波の音と共にヨガをしていると、日の出と共に、周囲が温まっていくのが体感できる。

人々が動き始め、そのエネルギーは徐々に掻き消されていく。

朝、自然が与えてくれているエネルギーは、私たちが想像するよりも遥かに大きい。

唯一無二の、そのパワーを感じたくて、5時起きを楽しみに床に就く。

フランスの朝は遅く、冬などは8時近くに太陽が登るため、5時起きはほぼ変人扱い😅

それでも、寝ている人の方が多い早朝の静寂は格別で、今でも5時起きヨガを続けている。

フランス Mansac

時々は、歴代の絶景を思い浮かべながら😍

気持ち良く起きれたことに感謝しつつ、ゆったり身体を動かし、呼吸をしていると、良いアイデアが浮かぶことも多く、内なる自分との作戦会議のような時間になっている。

朝活を続けるコツは、なんといっても「気持ちいい」がポイント。

「気持ちいい朝」を見つけ、それが習慣になり、徐々にこの世の見方が変わり、より充実した人生を楽しめるようになった。

あなたも起きるのが楽しみになる「気持ちいい」を見つけてみませんか?











#朝のルーティーン #ヨガ #リゾート

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