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やっとわかった「私らしさ」の話

「私らしく生きる」
とっても格好いい言葉だけど、抽象的でいまいちわからない。
あなたらしく生きてくださいって言われても、あたふたしてしまう。
そんな人は多いのではないでしょうか。私もかつてそうでした。

私らしさとは

自分から「私はこういう人間です!」とアピールしない限り、
「あなたらしさ」は周囲が決めてしまいます。
自分では、そこまで特徴だと思っていなかった部分や、悩んでいる性格が「私らしさ」となり私を苦しめることもあります。

一体、私らしさってなんだろう?

明るくて強気で、自分という人間をまるで生き方で体現しているような人は、はなんの悩みもないように映ります。
でも私はそうすることがそもそも私らしくないと感じてしまう。
そんな、答えがでなさそうな問いを自分に投げかけて考えてみました。

相手から見た「私らしさ」のギャップ

仕事をしている時、友達と会っている時、
家族と過ごす時、恋人と過ごす時、
それぞれ自分らしくいれているのかと聞かれたら、それぞれの状況で自分らしさが少し変わっているようにも思えます。

その時一緒にいる相手が私に感じている「私らしさ」と自分自身で感じている「私らしさ」は異なることが多いかもしれません。
そのギャップはいい時もあれば、誤解を生んでいることもあります。

そうしたらリスクなく私らしさが表現できるのでしょうか。

私らしさを確立させるための3つのポイント

不思議と自分で自分を客観視すると、逆に自分らしさが見えてきます。
ポイントは3つです。

・いつも同じ軸で判断する
・欲に忠実でいい
・自分を説明するワードをまとめてみる

まずは「いつも同じ軸で判断する」についてです。
まず、軸ってなに?って話ですが、私は人と接していて「嫌だ」と感じるポイントから逆算して考えています。たとえば「この人、人を見下すような言い方していて嫌だな」と思ったら逆に「みんなに平等に接する」というのが、自分が大事にしている軸になります。いつも同じ軸で判断していけば、自然と自分が大事にしている軸が周囲にも伝わって自分らしさが確立されていきます。

次に、「欲に忠実になる」ということですが、欲望も人それぞれ違います。
3大欲求の中でも人によって欲望が占める割合は異なりますよね。それ以外にも稼ぎたい欲、人のためになりたいと思う欲など、みんな自分の中で強い欲があるはずです。その欲に忠実になれば、その人が突き動かされる欲がなんなのかがわかります。私も、自分の欲に忠実に行動しています。

そして最後に「自分を説明するワードをまとめてみる」ということについてですが、これは自分らしさを言葉で表現するのに使えます。紙とペンを用意して自分がどういう人間かを説明するとしたらどういうワードが使えるかを考えて書き出します。
その後ににているワードがあればグルーピングしていきます。たとえば、よく笑う、明るい、声が大きいなどのワードはグルーピングして「活発で明るい」とまとめてワードのイメージが湧くような言葉に置き換えていきます。
そうすると自分を説明する言葉が出来上がります。

これらのことを実践していけばだいぶ、私らしさは確立されていくと思います。

変わっていく私らしさ

ただ1つ注意が必要なのは、年齢や状況によって私らしさは変わっていくということです。
私自身も学生の時と会社員とでは私らしさが変わっていますし、今と新卒時代も全然違います。
このように、「何を経験したか」によって人の価値観は常時変わって行きます。これを良い変化と捉えるか、悪い変化と捉えるかは自分次第です。私は常に成長できているなと実感しています。

これからもずーっと変化を続けていくと思いますが、その中で変わらない「私らしさ」もあると思います。
でもどのパーツも、大事な私の「私らしさ」です。


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