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彼の何が凄いって Gift

彼への壮大な愛情を、ここでぶつけられて生き生きした文章。
これだけの人に、この人生で出会えることって本当に幸せ。

ずっと書きたかったパートナーシップのことを書き始めて、親しい人たちにシェアしたら「カレンの彼に対する愛が凄い。本当に好きなんだね。」と思ってもみなかった反応をもらって、嬉しいやら、恥ずかしいやら。改めて、惜しげもなく真実の愛を伝えていこうと心に誓った。

彼の真骨頂

前回の彼は何者か?のエピソードから、彼の凄さについて、書きたくなった。彼と話す中で、もしかしたら彼は、人を焚きつける伝道師なのかもしれないという結論に至った。目の前の人や集団に対して、本当にこのままでいいの?まだやれるんじゃないの?と、人の心に火をつけるのがずば抜けてうまい。「あの時の、あの言葉は痺れた」そんな声をよく聞く。キングダムで後に始皇帝となる嬴政(えいせい)が中華統一を目指して、勝ち目のない戦争でくたくたの兵士を奮い立たせたように、彼は言葉で人を鼓舞する力が秀でている。
もう何年も前のこと、20人くらいの集まりでプロジェクトを任された時、メンバーの中に明らかに態度がわるく、まわりともめていた人がいた。誰もがその人とのやり取りに疲れ切って、もう触れたくない話題だっただろう。プロジェクト開始直後、彼が真っ先にそのことを本人にどうか?と話を振った。その時のまわりのざわつきと言ったら、もちろん本人は怒りだすし、人に責任を押し付けたり言い訳したり、まわりも不穏な空気に耐えきれず泣きだすメンバーもいた。何とも言えない緊張感の中、逃げも隠れもせず、まっすぐに相手と対峙する。この場がどう在るとよいか全体像があって、その軸から今回のメンバーの行いや態度はふさわしいか?明確な線引きがあり、結局不適切だと自分で決断させ、容赦なく即退場となった。やりすぎでは?と思ったかもしれないが、それによって残ったメンバーは、自分たちは自分たちの意思でよりよいものを創り出すためにここにいるんだと一致団結して、一体感が生まれた。

人の心に小さな炎が灯り、魂のエネルギーが輝きだす瞬間が、私は大好きだ。情熱的でいて、どこまでも優しい彼とともに、たくさんの人の心に火をつけていきたい。

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