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PDCA 〜 ぽてと・大好き・チェック・ありがとう 〜

こんにちは。1日1本映画を観るため、定時退社を宣言しているQAZです。

最初から飛ばすと後でばてる、2月から本気を出す。まだまだ寒くてやる気が出ない、3月から本気出す。......と思っていたら、もう3月も半ば。目前に迫る新年度にそなえてオンライントークイベント『上司とセキとぽてとの「これからのクリエイターがおさえておくべき5つの戦略」』を視聴。このnoteではそのレポートをお届けします。

といっても、膨大な情報量なうえ、酩酊しながらのメモと記憶力がソースですので、詳細はアーカイブ動画で確認することをオススメします。

登壇者紹介

フリーランスだけどみんなの上司

経営者とタッグを組むディレクター

「渡し方」からデザインする名刺デザイナー


こちらの3名、『なにわクリエイターズ』メンバーという間柄。『なにクリ』については、こちらをチェックしてみてください。


そんな大阪在住の三人が、大阪から片道6時間の愛媛から配信されていたのには理由がありました。

コダテルでは、地方にもう一つ拠点を持ちたい人向けて、ワーケーションモニター「愛媛でワーケーション!コダテル“企て”体験モニター」を募集します。単なるテレワーク場所ではなく、「企て」をキーワードに、コダテル会員さんとの関わりを通じて、自身の企てをシェアし、地域の企てを一緒に考える、新しいワーケーションスタイルです。

地元の子どもたちや、学生、社会人、大人たちはもちろん八幡浜に訪れる旅行者や、ビジネスマンが集うことができ、思い思いに過ごしながら、なにかを“企てる”場所をつくりました。それが、コダテルです。

コダテル (CODATERU)は普通のコワーキングスペースではなく、「ワクワクする企てが生まれる場所」がコンセプトのコラーニング、コワーキング、宿泊所など、さまざまな使い方ができる「ヒミツキチ」のようです。
こちらの記事でコダテルさんの誕生から現在までのことが、よく分かりました。


前置きはこの辺にしておいて、本題へ。本日のトークテーマは①営業方法 ②インプット方法 ③アウトプット方法 ④パーソナルブランディング ⑤これからの働き方の5つです。

営業方法

上司さん:オンラインとオフラインが半々。SNSも含めて口コミがあったり。対面打ち合わせの回数が減っている分、「これとこれを絶対に決める」みたいな、一回あたりの解像度/密度は上がっている。知り合いからの評判は強い。

セキさん:固定クライアントのため、あまり影響はなく。一緒にこのコロナ禍をどう乗り越えるかを相談したり。オンライン営業は無視できないが、提案しに行くのが営業で「お仕事ください」は営業とは言わない、と思っている。

ぽてと🥔:経営者の団体に所属してリアルな繋がりを重視。コロナ禍はオンラインで継続できているが、オンラインは新規が難しい。すぐ仕事をもらう考えではなく、目の前の人と信頼関係を作ることをオン/オフ問わず重視している。

チャットより)小谷草志さん:営業方法はホントに新しくやるには、こちらから発信するしかないみたいになって来てる感ありますよね。

三人のゆるい雰囲気に反して、納得感しかない話。わたしの場合、解像度向上/提案型営業/信頼構築のすべてに役立ったのが、昨年10数年ぶりに(会社の通例を無視して)作ったポートフォリオでした。現在を説明する資料としてだけでなく、次に向かう棚卸しの意味でも有効だと思います。

インプット方法

上司さん:本は質が高い。TwitterなどSNSでのインプットには疑問がある。いまの時代、情報を取捨選択するスキルが重要。情報があっているのか分からないので、集めている時間や情報に振り回される時間がもったいない。多くの人が「見すぎ、入りすぎ、迷いすぎ」な印象がある。

セキさん:意識的にインプットしようと思うことはあまりなくて、仕事の中で専門的な疑問や必要性が出たときに、一気に調べるスタイル。いまの時代は気軽に情報にアクセスできる分、しっかり入るかというと難しいのかも。

ぽてと🥔:『レバレッジ・リーディング』と出会ってから本が読めるようになった。本を読めるようになるための本。一言一句、読まないといけないと思い込んでいた。逆にこの本は、2割は読めば8割内容が分かるようになる。気になったところはメモしておいて、本を見返すのではなく、ノートを見返す。これで、意識が変わってめっちゃ読めるようになった。

ぽてとさんのもう一つのインプットおすすめ本は、みんな大好き『どうする?デザイン』だそうです。そんなことはどうでもよくて、確かにいろんな意味で「メタボ」が気になるこの頃です。また、自分の体験として情報を得ることなく「知った気になっている」ことも多いかもしれません。

アウトプット方法

上司さん:何かに取り組む時に、ある一定レベルまでは続けるべきだと思っている。先だけ見すぎて「やってないでしょ」っていうケースが多い。結果が出るまでの想定が短すぎると思います。毎日投稿はめちゃめちゃ筋トレになる。永遠には続けられないので、目標設定は大事。

セキさん:失敗したくない意識というか、周りからのネガティブな反応を気にしすぎなんじゃないかな。失敗したら、自分で「お祝い会」したらいいんですよ。「新しい経験ができた!」って。

ぽてと🥔:SNSはやっておいてほうがいいと思うんですよ。投稿をちょいちょいしながら、上司ニシグチさんの金魚のフンになる(笑)。失敗は次に成功するための足掛かりで、その集大成が直感。次に何かを判断するときのスピードが上がるはず。

チャットより)ぱんさん:それ(やり続けること)イチローも言っていました。ハフポストのインタビューで聞きました。心に響いてずっと覚えていました。

やり抜くということがそもそも才能の一部です。19年間メジャーリーグの世界を見てきましたが、それができる人はほとんどいませんでした」

「実は、『これをやった方がいい』と感じることは漠然としている場合が多く、それをするのは難しいんです。だからより明確な、『しない方がいいことをしない』を重ねてきました」(ハフィントンポスト『「勝たなきゃ意味がないなんて詭弁だ」イチローが考える“個”の重要性』より引用)

パーソナルブランディング(強みのつくり方)

上司さん:いつも言うのは「人から言われていることを素直に信じて、一回やってみよう」。あとは、お客さんに依頼してくれた理由をタイミングを見て聞いている。例えば、値段なのかクオリティなのか。人柄なのか、レスの速さなのか。お客さんの声で、『インハウス』も強みになるとを知れた。

セキさん:仕事を依頼する側は要素を複合的に考えている。デザインスキルも大事だけど、実はコミュニケーション力を重視してるとか。クリエイターならデザインスキルを磨くのは大前提で、それ以外にどんなアピールポイントがあるかが重要なんじゃないか。

ぽてと🥔:強みは作るものではないと思っている。いくら後付けしても自分のものじゃないから定着しない。好きなこと、得意なことが繋がってくる。「好き」と「得意」と「ニーズ」の掛け合わさったところが強みになる。好きなだけは趣味、得意なだけは自己満足。

好きだけど、苦手なこと。逆に嫌いだけど、上手くできることもあって。それに気づいてから「好きだけど苦手なこと」は周りの力を借りて一人ではできないクオリティをめざすようになったし、「嫌いで苦手なこと」をやらないために「嫌いだけど得意なこと」に積極的になったりもした。

これからの働き方

上司さん:フリーランス2年目。収入源や所属の一極集中は良くない。デザイン/コミュニティ/プロモーション/書籍など企画、収入源は4つぐらいにしようと頑張っているところ。半分をストック収入にできると、新しいことに挑戦しやすい。

セキさん:フリーランス11年目。働き方は生き方だと思っていて、常にチャレンジすることを考えている。より大きなことにチャレンジする目的でAndyさん、hanaさん、パートナー(しかのまさよ)とチームを組んだ。5年前ぐらいから構想はあったが、誰でもいいわけではもちろんなくて、理想的な人たちと出会えたから今回チャレンジすることにした。その意味では、SNSの存在は大きかった

ぽてと🥔:フリーランス6年目。人は雇わないって決めているし、規模を大きくしたいとも思っていない。自分の楽しいことをできる環境であることが一番大事。法人化する予定はあるが、複数人でするとしても業務委託などユニット化を構想。好き/得意/ニーズを掛け合わせて、分野の違うサービスを複数持てるといい

4月から新しいエリアを新しい職種で担当することになる。会社に所属しながら複数の職種を経験できていることは、まだ恵まれているのかも。会社という太い軸があるうちに、「好きと得意とニーズの重なる場所」を社外に作らねばと、去年も思っていたな。

最後にお知らせ

上司さん:オンラインコミュニティ『オンライン上司』運営中。著書を2冊発行予定。
セキさん:オンラインコミュニテイ『ディレクションラボ』のリニューアル&メンバー募集予定。
ぽてと🥔:お店や会社開業時の「祝い花」に替えて「デザイン」をプレゼントできる新しいサービス『デザケイ』をスタート!

個性も働き方も違う3人が、多くの場面で共通のことを語ってらしたのが印象的。時代の変化に振り回されることなく、常に新しいチャレンジに動いている点も共通していたところ。

何より、大人が仕事について楽しそうに話をする姿って、単純にかっこいいですね。

貴重なお話ありがとうございました(セミナーの質疑応答タイム風に)!

愛媛であることを1mmも感じさせないコテコテな雰囲気が、記事では全く醸せていないので、動画で「ホックホクな」ぽてとさんを、ぜひご堪能ください。

おまけ

3人の愛媛までの道中も楽しみしたい方は、こちらをどうぞ🚘

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