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【詩】はぐれたままの私

発作的に
勾配(こうばい)の色が 差してきた
美化した想い出が 切なく現れ
いたたまれないほどの想像
あなたが好きだという稀な事実を
意識した

どんな月夜でも

いくつかの愛しい季節が

過ぎ去っても

あなたとの恋の夢を見て
出口の扉を開けずに
はぐれたままの私でいるの


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