気まぐれ自転車旅行 その5
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気まぐれ自転車旅行 その5

気まぐれ自転車旅行 3日目

小豆島から高松へとフェリーで渡り四国へ上陸したものの、猛烈に北海道に行きたくなった。

港から少し走ったマクドナルドでビッグマックセットを食べながら、一日も早く北海道行きフェリーが出る京都舞鶴港へ行く方法を調べる。

すると、ついさっき出てきた高松港から、14時00分発ー18時45分着の神戸行きフェリーがあるではないか。

そして、神戸港から舞鶴港までは最短ルートで124km。
どうにか翌日の夜出港の北海道行きフェリーに乗れるだろうと思い、乗船の予約を取ってしまった。

しかし、神戸から舞鶴へ向かうのは容易ではないと思われた。
距離だけで見ると走れない事は無いのだが、坂の町である神戸から六甲山の辺りを抜けて行くのは考えるだけでゾッとする。

それに、天気予報によると今の北海道の最低気温は4度や5度と表示されている。
ほぼ短パンとTシャツしか持ち合わせていない現状の荷物では厳しいので、一度京都の家に帰って支度し直すのが無難であった。

神戸から京都まで約70km。
19時頃に下船して京都に向かえば、たどり着くのは明け方になる。

そこから120km離れた舞鶴港に行くのは非現実的だ。
そんな時に頼るのはやはり友人・知人である。
神戸から京都か、京都から舞鶴までのどこかで車に乗っけてもらえれば、北海道行きが一気に現実のものとなる。

まずは兄に電話をかけるも、やはりいざという時にはいつも頼りにならない男である。
もう一人を挟んで、いざという時にいつも頼りになる高校の同級生に電話をかける。

夜勤明けだったらしく、寝ぼけた返事が返ってくる。
「カクカクシカジカで〜」
と、突然すぎる気まぐれを説明すると、フェリーが神戸に着く頃に車で迎えに来て自転車ごと乗せてもらえる事になった。

やはり持つべきものは友である。
急いでフェリーターミナルへと戻り、14時発神戸行きのフェリーに飛び乗る。

四国滞在時間、ものの2時間。
マクドナルドでビッグマックセットを食べただけで立ち去る事となった。

19時頃、友人の車に自転車を載せてもらい、一度京都に帰った。

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若手職人の絶望日記

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今のがスキ・オブ・ザ・イヤー
京都で漆と木工の仕事をしている脱サラ職人。父は職人歴50年のガンコ者。絶望的な経済状況の中でおもしろおかしく生きていこうとする、希望にあふれた職人の生きざまをご覧あれ。僕はアウトドア漆器ブランド「erakko」を立上げ活動しています。https://erakko.jp/