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#SNSマーケティング

「脱SNS」という企業の選択

vol.41 企業倫理が高まる中、小さいけど、ある1つの傾向を感じます。 それは「脱SNS」です。 2021年、ハイブランドの「ボッテガ・ヴェネタ」がSNSアカウントを閉鎖したことは、世界に衝撃を与えました。 そして今月、同じく2021年に一部SNSの利用を停止したイギリス発のナチュラルコスメブランド「LUSH」について記事があったので、共有させていただきます。 〈HUFFPOST / 2023年10月13日〉 同ブランドは「若者のメンタルヘルスへの悪影響」を危惧

大事なことだからもう一度言っておきます。売上に影響を与えるクチコミは「思い出してもらうまで」と「思い出してもらってから」の2つに分けて考えよう!という大事なお話

ここ、本当によく誤解される、というか誤って理解されてるんですが、とても大事なことなので改めて書いておきます。 クチコミ(Word-of-Mouth)には「思い出してもらうまで」と「思い出して(想起して)もらってから」の2種類があって、それぞれぜんぜん違う効能を持っているんです。 Pre-Evocation(想起前)とPost-Evocation(想起後)ともいえます。 おさらいこの話は基礎知識が必要なので、下記の記事をお読みでない方は恐縮ですがまずはこちらを読んでくださ

経営資源が少ない中小企業は「何をやるか」よりも「何をやらないか」の方がはるかに重要かもよ、というお話

HONE Inc.の桜井(@LOCAMA_AT)さんが、こんなツイートをしてくれまして(本の紹介、ありがとうございます♡)。 「ほんこれ」なので、少し膨らませて書いてみます。 戦略はなぜ必要か「戦略が重要!」なんて言いますが、極稀に戦略なんていらないときがあります。それは、経営資源が無尽蔵にあるとき。 資源が無尽蔵にあれば、すべての施策に全張りすればいい。どれかは当たるでしょう。 でも、99.9%(以上)の会社の経営資源には限りがある。ヒトも、モノも、カネも、すべて有

ブランドやECサイトのInstagram運用に待った!累計94.7万人のフォロワー育成ノウハウを公開【Twitterスペース2本立てアーカイブ配信】

オンライン・オフラインのコマース(商売)領域で、企画や設計を後押しするプロデューサーの川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 みんなが気になるInstagram運用のノウハウが詰まったTwitterスペースのアーカイブ配信を記載しています。有料レベルでとても濃く充実した内容です! ブランド事業者、EC事業者の皆様、Instagramを活用したい方はぜひお聴きください。 今回の配信は無料で聴くことが可能です。ただしお聴きになる前に、今回有益な情報発信をしてくださっ

ブランド価値を高めるSDGs時代のマーケティング|経営とマーケティングを結ぶ設計図

最近P&G APACフォーカスマーケット ヘアケアCMO・シニアディレクターを退職した、大倉佳晃です。本記事で、SDGs時代に企業・ブランド価値を高めるマーケティングの考え方について、私の13年のP&Gキャリアでの多くの成功と失敗から培った経験をベースに語りたいと思います。 本当は、キャリアの一区切りの備忘録として書籍を書き上げるつもりだったのですが、出版となると時間もかかってしまうため、あえて今の時代に合わせてnoteで一冊の本のようにまとめて公開することにしました。その

1日のフォロワー増加数が4倍に!Instagramで17万フォロワー達成のためにやった事

こんにちは!vivit株式会社でSNSマーケティングを担当しているしゅんと申します。 自社で運営しているアウトドア情報メディア「hinata」のInstagramアカウントが17万フォロワーを達成したことを記念して、フォロワー獲得のノウハウをnoteにまとめてみることにしました。 このアカウントではキャンパーさんの素敵な投稿を紹介したり、キャンプで役立つ情報(キャンプ飯の作り方など)を発信したりしています。 本格的に分析施策を開始したのが2020年の7月ごろから。それま

発信力を高めたいならSNS上に「人格」を生み出そう

 最近、WEBでの情報発信を多めにしています。  ツイッターだけでなくnoteでも思ったことや考えていることを伝えるようにしてから、フォロワーさんがよく反応してくれるようになった気がします。「いいね!」をしてくれたり、コメントをくださるようになったのです。  それは、「竹村俊助」という「人格」がフォロワーさんのなかに生まれ始めてきたってことなのかなと想像します。発信すればするほど、ぼくの考え方、性格、世の中の見方などが伝わっていき、「輪郭」がハッキリしてきたのではないかと

D2Cの派生系「P2C」ビジネスは、どうスケールさせるのか?

どうも、マーケターのエルモ(@elmo_marketing)です。 今日は、みんな大好きD2Cの派生系、「P2C(Person to Consumer)ビジネス」について。 2020年は、P2Cビジネス元年と言われています。インフルエンサーが影響力(と資本力)をつけ、個人でプロダクトを作り、直販で売っていくケースがちらほら出てきました。 D2C(Direct to Consumer)と飛び越え、P2C(Person to Consumer)に商売の形が変わってきているわ

なぜ今「ファンコミュニティ」なのか?~「ファンクラブ」では生き残れない理由~

「2020年はファンコミュニティ元年だ」と聞いて、ピンと来る人はどれくらいいるでしょうか。 個人・タレント・クリエイターたちが、まるで一発屋芸人のように消費され続けてきた時代から、個の影響力をもってして活躍の幅を広げ、その先のビジネスにつなげていく時代に移り始めています。それは、個人がただ搾取されて終わるのではなく、一生わくわくしながら新しいトライを続けられる時代です。 しかし、その実現のためにはこれから解説する「ファンコミュニティ」の考え方が欠かせません。そして、それは

マーケティングファネル(ファネル思考)を、できるだけ易しく解説

最近はウメキワークスと新高値マガジンという、スタートアップと株式投資についてしか記事を書いていませんでしたが、たまには違う趣向の話を。 いろいろな人と話していると、マーケティングファネルの概念を全く持たない人がいるなと感じます。 私は一応会社員時代はマーケティング職もやったり、独立後は最初はスタートアップのマーケ系のコンサルをしていたこともあるので、マーケティングは好きな分野です。 今はクライアントワークはゼロで、オンラインサロンとnoteの収益がメイン(弱小YouTu