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私のセンサーに引っかかったもの。ノンジャンル。
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#SNS

「脱SNS」という企業の選択

vol.41 企業倫理が高まる中、小さいけど、ある1つの傾向を感じます。 それは「脱SNS」です。 2021年、ハイブランドの「ボッテガ・ヴェネタ」がSNSアカウントを閉鎖したことは、世界に衝撃を与えました。 そして今月、同じく2021年に一部SNSの利用を停止したイギリス発のナチュラルコスメブランド「LUSH」について記事があったので、共有させていただきます。 〈HUFFPOST / 2023年10月13日〉 同ブランドは「若者のメンタルヘルスへの悪影響」を危惧

「フォロー/フォロワー時代」が終わった後に必要な資質について

(1)アルゴリズムドリブンの世界がついにやってきた今日はここ数年よく言われてきた「フォロワー数多くても意味ない」とか「バズっても仕事に結びつかない」みたいな話の中身を、ざっくばらんに書いてみようかなと思ってます。SNSが主戦場の個人クリエイター、個人事業主向きのお話。前提としてまず以下の点を書いておきます。 現時点ではフォロワー数多い方がクリエイターには有利ではある これからそのウェイトはどんどん低くなるけど、全くその意味がゼロにはなるわけでもない バズっても仕事に結び

フォローフォロワー時代の終焉

先日、起業家のけんすうさんがこんなツイートをしていた。 さすがけんすうさんだな、と唸った。まったく同感である。 実際、私は今TwitterとTikTok(そのショート動画を掲載するためにInstagramとYouTube)にコンテンツを投稿し、それぞれ6万弱と14万弱のフォロワーを獲得しているが、急速にそのフォロワー数の意味を感じなくなっている。TikTokに至っては「まったく意味を感じない」と言っても良い。 先日、こんなことがあった。 私の前職のサッカークラブで、フ

経営者のSNSと真剣に向き合ったら「伸びるアカウントの共通点」がわかってきた

私は経営者さんのことばを編集する「顧問編集者」というお仕事をしています。 取材内容をわかりやすくまとめて、経営者さん本人のアカウントで発信することも、お仕事のひとつ。 この1年間、超真剣に経営者さんのTwitterやnoteと向き合わせていただきました。 なかには、広告なしで6000人ほどフォロワーが伸びたり、noteで2000以上スキがついたお客さんもいます。 私自身はインフルエンサーでもなんでもないのですが、さまざまな経営者さんのお手伝いをするなかで「伸びるアカウ

SNSは次のステージへ

column vol.513 今月16日に大手ユーチューバー事務所のUUUMが専属契約している約300組のユーチューバーの内、約半数の契約形態を専属契約から「ネットワーク契約」に切り替えると発表しましたが、YouTubeは今、過渡期に差し掛かっています。 〈東洋経済オンライン / 2021年12月22日〉 背景には、アドセンス(広告)収入の伸びが「頭打ち」になってきていることが挙げられます。 そこで、マネージャーのような担当者はつかず、「所属」というより、クリエイター

1日のフォロワー増加数が4倍に!Instagramで17万フォロワー達成のためにやった事

こんにちは!vivit株式会社でSNSマーケティングを担当しているしゅんと申します。 自社で運営しているアウトドア情報メディア「hinata」のInstagramアカウントが17万フォロワーを達成したことを記念して、フォロワー獲得のノウハウをnoteにまとめてみることにしました。 このアカウントではキャンパーさんの素敵な投稿を紹介したり、キャンプで役立つ情報(キャンプ飯の作り方など)を発信したりしています。 本格的に分析施策を開始したのが2020年の7月ごろから。それま

D2Cの派生系「P2C」ビジネスは、どうスケールさせるのか?

どうも、マーケターのエルモ(@elmo_marketing)です。 今日は、みんな大好きD2Cの派生系、「P2C(Person to Consumer)ビジネス」について。 2020年は、P2Cビジネス元年と言われています。インフルエンサーが影響力(と資本力)をつけ、個人でプロダクトを作り、直販で売っていくケースがちらほら出てきました。 D2C(Direct to Consumer)と飛び越え、P2C(Person to Consumer)に商売の形が変わってきているわ

なぜ今「ファンコミュニティ」なのか?~「ファンクラブ」では生き残れない理由~

「2020年はファンコミュニティ元年だ」と聞いて、ピンと来る人はどれくらいいるでしょうか。 個人・タレント・クリエイターたちが、まるで一発屋芸人のように消費され続けてきた時代から、個の影響力をもってして活躍の幅を広げ、その先のビジネスにつなげていく時代に移り始めています。それは、個人がただ搾取されて終わるのではなく、一生わくわくしながら新しいトライを続けられる時代です。 しかし、その実現のためにはこれから解説する「ファンコミュニティ」の考え方が欠かせません。そして、それは