根津 釜竹さんの大人気メニューから読み取る理想的なサイドメニューの作り方
このnoteは下記の記事と連動していますので、読んでおくとより理解が深まるかと思います。
行列必至の人気店 根津 釜竹
釜竹さんは、文京区根津にある大人気のうどんやさん うどんが美味しいのはもちろんなのですが、ブログ内で出汁巻き卵とねぎかつおが店舗戦略上秀逸な商品であると書きました。
理由は2つ
1 美味しいうどんを作るのに欠かせない、絶品の出汁をサイドメニューにしていること
2 サイドメニューのために新たに仕入れているものがない
になります。
まずはこちらから
1 美味しいうどんを作るのに欠かせない、絶品の出汁をサイドメニューにしていること
戦略優秀と書いた『出汁巻き卵』と『ねぎかつお』
出汁巻き卵はご存知の通り出汁で溶いた卵で巻いた卵焼きですし
ねぎかつお、とはその名の通り『かつおの削り節』と『刻み葱』を和えただけのものです。
単に見栄えや美味しそうなイメージなら『天麩羅』や『数量限定のゴマ豆腐』もあるわけです。
それを差し置いてもこの2つが大人気なわけは
釜竹さん最大の名物である『うどん』で使われている『最高のツユ』をそのままサイドメニューに活かしているということです。
うどんに使っている『ツユ』を作る上で一番大事な『出汁』うどんやさんの出汁巻き卵なら、その『出汁』をつかって作られているということその美味しさたるや、絶品の一言です。
ねぎかつおも然り。
その出汁をとる時の鰹節の削り節。
あれだけ美味しい出汁を作るには、鰹節の削り節もいいものである必要があります。
その削り節をただネギと和えて、醤油をちょっとだけかけていただく
絶対に美味しいです。
この2つは美味しいと同時に
『うどんの美味しさがそのままメニューブランドイメージの向上に繋がり、お客様に満足してもらえる』
というのが店舗戦略上秀逸な商品と書いた最大の理由になります。
2 サイドメニューのために新たに仕入れているものがない、が秀逸な点については次のnoteで解説します。