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管理業務主任者・マンション管理士受験支援マガジン

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毎年1万人以上が受験するマンション管理に必須な国家資格。求められる知識は広く、中でも設備で点数を稼ぐことが求められます。しかし、参考書だけでは覚えるだけで大変です。そこで覚えやす… もっと読む
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#防水層

#1フィールドを使った暗記

#1フィールドを使った暗記

初回はどんな方法で設備の知識を身につけるかということを理解してもらいます。
皆さんは日々、会社に行きますが街中の建物にどの程度の関心を持って歩いていますか?
マンションに限らずビルの外観を思い出してください。
何を思い出しますか。
ビルの外観はタイルでしたか?吹付塗装でしたか?
どんなタイルでしたか?
吹付塗装を触った感覚はどうでしたか?
この外観の状態を知ることはマンション管理士、管理業務主任者

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#34 鉄部・金物の劣化について覚えよう

#34 鉄部・金物の劣化について覚えよう

マンションは意外に多くの場所で鉄が使われています。
鉄は水と空気があると錆び、脆くなることは皆さんもご存じですよね。
それを防ぐために、防水塗装を行いますが、塗装の劣化は早く長期修繕計画では5~6年に一度行う予定になっています。

主な鉄部・金物使用箇所
防火扉、物置、パイプスペースの扉、室内消火栓ボックス、手すり、外階段(鉄製)、自転車固定用ラック、格子枠、玄関扉、外灯、庭園灯、ベランダに設置さ

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#33 防水層の劣化、目視検査後は数値化と物理的検査

#33 防水層の劣化、目視検査後は数値化と物理的検査

防水層の劣化は#31、#32で目視検査が重要であり、劣化症状を具体的に覚えてもらいました。

防水層の劣化の評価は1次、2次、3次診断があります。

1次診断とは

1次診断は目視による劣化症状の確認です。
住民からの通報で劣化がわかることはよくあります。
法定検査や目視外観検査で確認されることも多くあります。
これは診断ではなく点検になりますが、1次診断とも言えなくもありません。
このように防水

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#32 防水層の劣化を見抜く目を養うための知識(2)基本は目視

#32 防水層の劣化を見抜く目を養うための知識(2)基本は目視

#31で防水層の劣化の代表例の写真を見てもらいました
これには理由があって、防水層の劣化の診断は目視検査から始まります。
これを一次診断と言います。
正常な部分と比較して見た目が変わっている場所を探す方法です。

防水層は外気と接する面に形成するため、マンション全体を目で確認することができます。

*現在、管理会社に在籍している人は、このチャンスが山ほどあります。
巡回、書類の投函、理事会、総会

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